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W杯・アジア杯を見てJリーグ初観戦に興味を持った方へ―ジェフ千葉編―

 2010年の南アフリカW杯に続いて、2011年カタールで行われたアジア杯も盛況のまま終了。
 今回はW杯やアジアカップで日本代表を応援し、生でサッカーを観戦してみたいという方に向けてのエントリーです。
 私はジェフユナイテッド市原・千葉を応援していますので、ジェフのホームゲームについてご紹介させていただきます。


 「でも、ジェフってJ2でしょ?」
 おっしゃる通り、恥ずかしながら昨年J1に降格し現在はJ2で戦っています。
 しかし、スタジアムは変わらず熱気にあふれていますし、例えJ2であっても様々な魅力が待っています。
 ここではそのスタジアムの魅力と観戦初心者の方への準備を、自分なりにご紹介させていただきます。
フクアリの臨場感
 サッカー観戦初心者の方にぜひご紹介したいのが、何よりもジェフのホームスタジアムであるフクダ電子アリーナ(通称フクアリ)の魅力です。
 フットボール専用のスタジアムで、陸上トラックもなく、観客席からピッチまでの距離が非常に近い。
 18000人規模のスタジアムでW杯で使用されるような大型スタジアムではないですが、その分どの客席からでも見やすい設計になっています。
 関東でも…いや、日本でも1,2を争う素晴らしいスタジアムで、他チームのサポーターの方達からも高い評価を受けています。


 応援による雰囲気も素晴らしく私が誘った友人達の多くが「また来たい!」と言ってくれて、とある女性の方は「ゴールシーンや素晴らしいプレーに対して、1万人規模の観戦者が同時に一喜一憂する一体感が素晴らしい」と感動してくれました。
 これはテレビ観戦ではなかなか味わえない生観戦の醍醐味です。
 「サッカーに詳しくない」なんてことは気にせず、まずはその場の雰囲気を楽しんでほしいと思います。


 また、フクアリは05年10月にオープンした新しいスタジアムなので設備も綺麗。
 車いす席なども十分ありバリアフリー化も進んでいます。
 座席割など詳細に関してはフクアリ公式サイトでご覧ください。
フクアリへのアクセス
 フクアリもう1つの魅力はアクセスの良さ。
 最寄り駅のJR蘇我駅には京葉線内房線外房線で乗り入れることができ、駅からは徒歩10分程度。
 西口に出て真っ直ぐ進むと歩道橋があり、それを超えればすぐフクアリが見えてきます。

大きな地図で見る 
 Googleの写真では周りが空き地になっていますが、現在はショッピングボールGLOBO、ガストなどが隣にオープンしています。
 その他、周辺施設として西口にスリーエフ、松屋、東口にはファーストキッチン蘇我駅構内にもBecker'sなど複数の店舗があります。
 また、西口からは大型ショッピングセンターアリオ蘇我行きの無料送迎バスが出ています。
 時間がある場合は、観戦前後に足を運ぶのもいいかもしれませんね。
 スタジアム入場の際の注意点はこちらで詳しく掲載されています。


 なお、フクアリへは電車での来場が推進されており、アリオなどへの車での駐車は禁止となっています。
 ただし、周辺の駐車場もチケットと同様に事前販売されており、GLOBOも試合がある日に限り有料で駐車することができますが、どちらも数には限りがありますのでご注意を。



 また、蘇我駅からフクアリの十字路を左に曲がると、その先に練習場「ユナイテッドパーク」があります。
 自由に練習が見学ができ練習後にはサインもしてもらえます。
 しかし、試合の前日などはそういったファンサービスを行われないこともありますのでご注意を。
 練習日程などはジェフ公式サイトで確認できます。
 グッズショップも併設されており、チケットなども購入できます。
フクアリでの食事
 周辺にも食事処は複数あるのですが、フクアリスタジアムグルメも充実。
 インドスリランカカレーや、タコス、ソーセージ盛りなど様々な料理が楽しめます。
 店舗の一覧はこちらでご確認ください。


 特に最近人気なのはソーセージ盛り。
 Jリーグ公認ファンサイト「J'sGOAL」では09年スタジアムグルメ大賞に入賞
 そちらの記事にもある通りタッパーなど入れ物を持って行くとプラスしてもらえます。
 なお、こちらのソーセージ盛りは場外での販売となっているはずです。


 その他、場内ではビールや飲み物なども販売されています。
 ただし、フクアリでは500mlまでのペットボトルは持ち込み可となっていますので、あらかじめ購入して持ち込んだ方がお安く済むかもしれません。
■おすすめのチケット
 チケットはコンビニ、ぴあ、みどりの窓口などで購入できます。
 当日でもフクアリなどで購入できますが、当日券は割高となっていますのでなるべく前日までに購入しましょう。
 また、人気のある試合のチケットに関しては、早期に売れ切れる場合がありますのでご注意を。


 チケットの詳しい購入方法や座席割に関してはこちらをご覧ください。
 ホーム自由席、SA自由席、Sメイン席…と複数あるので迷ってしまうかもしれませんが、「まずはのんびりと見たい」という方には指定席が良いのではないかと思います。
 特にSバックはスタジアム中央からピッチを見渡せることが出来ます。


 いきなり激しく声を出して応援をしたいという方は、ホーム自由席やホームコーナー自由席。
 ただし、ホーム側(こちらの図で言うと北側)ゴール裏最前部は、サポーターの前線基地となっていますので注意が必要です。



 ゆっくり見たいけど指定席だと値段が高い。
 そういった方にはSA自由席やホーム自由席のアウェイ側がおすすめ。
 特にホーム自由席アウェイ側は、個人的に穴場だと思ってます。
(ただし、まれに対戦相手によってはアウェイ側ホーム自由席がなくなりアウェイ自由席になる場合があります。ジェフ公式サイトで発表がありますので、事前にチェックして下さい。)


 ホーム側の自由席だと席取が大変になる場合があり、本当に良い席を確保するにはスタジアム開場となる2時間前よりもさらに前から並んでいなければいけないことがあります。
(ただし、シーズンシートなどを購入された場合は優先入場が可能となります。シーズンシートは割安でホームゲームのチケットを購入できることができます。詳しくはこちらなどで。いきなりシーズンシートを購入するのはハードルが高いかもしれませんが、試合ごとにチケットを購入する手間も省けますし、観戦に慣れてきた方は購入を検討してみてください。)
 スタジアムが開場すれば様々なイベント、食事などが楽しめるのですが、それまでの待ち時間は慣れていないと少し大変かもしれません。
 しかし、ホーム自由席アウェイ側なら比較的楽に好きな座席を選べるはずです。
 ゴールの真後ろは意外と見にくいので、少し角度を付けたところから観戦してみてはいかがでしょうか。
 フクアリでは2階席からでも十分見やすくなっていますが、1階席の方がより迫力あるプレーを見ることができます。


 指定席を購入された場合はそういった席取の心配はありません。
 しかし、それでもキックオフ1時間ほど前にスタジアムにつき、キックオフに向け徐々に盛り上がっていく雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 30分ほど前には事前練習も始まりメンバー発表もありますので、その頃には席に着いておきたいところです。



 なお、スタジアムからお帰りの際は道が込み合う場合があります。
 時間がない場合、試合終了のホイッスルと同時にスタジアムを出るとかなり早く駅に着けます。
 ただし、試合終了後に選手がスタジアムを一周しファンに挨拶をすることになっていますので、出来ることなら最後まで選手を見届けたいところ。
 逆に時間を遅らせフラフラとコンコースを回っていると、1時間ほどで道も空いてきます。
 たまにメイン側のコンコースなどに、ジェフのマスコットジェフィ&ユニティが出現することがあります。
 写真などもとらせてもらえるので、探してみてはいかがでしょうか。
■サッカー観戦の持ち物
 私の普段の持ち物は、ユニフォーム(着ていくこともあります)、タオルマフラー、タオル、デジカメ、(あまり使わないけど)双眼鏡、飲食物、自由席の場合は外で待つためのシート、ゴミ袋…。
 それに加えて、冬の寒い時期はカイロやブランケット。
 逆に暑い時期はうちわ、日中の試合は日焼け止めのクリームなどを持って行きます。


 服装に関しては「ぜひジェフカラーである黄色の物を…」と言いたいところですが、無理をすることはありません。
 もしその場の気に入っていただければスタジアムでユニフォームなども購入できますし、オンラインショップやお店によってはスポーツショップも販売されています。


 基本的に服装は自由ですが、2階席にあがろうという女性の方はスカートでの来場は控えた方がいいようです。
 また、フクアリは一部屋根が設置されていますが、雨が降ると濡れてしまう席もあります。
 傘を開くと後ろの方の迷惑になるので、雨の日はレインコートなどを準備するといいでしょう。
■“マイチーム”を持とう
 一度フクアリに来てフクアリの雰囲気、ジェフのサッカー等々に好感を持てたら、ぜひともジェフを“マイチーム”として追い続けてほしいと思います。
 それがサポーターへの第一歩。
 Jリーグやサッカーの情報が一層楽しく見られると思いますし、延いては日本代表もより深く応援できるかもしれません。


 今回のW杯やアジアカップが盛り上がったのも、日本国民にとっての“マイチーム”である日本代表が活躍した影響が大きかったのではないかと思います。
 もちろんクラブチームを応援していてもドイツW杯の時のような挫折を味わうこともありますが、その分今回のW杯のような大きな喜びを感じることもできるわけです。


 「W杯は4年に1度のお祭り」という表現をされることもありますが、Jリーグでは毎週末お祭りが開催されています。
 日本代表の活動は短期的な物ですが、Jリーグはキャンプなども含めればほぼ1年中活動を行っていることになります。
 日常的にサッカーチームを応援することで、今まで以上にサッカーが面白く見えてくると思いますし、日本代表もより深く応援できるようになってくるのではないかと思います。
 まずは、お気軽にスタジアムに足を運んでみてください。
 きっと多くの驚きと感動が待っているはずです。



 もし何かその他の点でわからないことがあった場合はジェフ公式サイトなどで調べるか、メールや電話などで連絡することもできます。
 また、私の答えられる範囲であればお答えしますので、コメント欄などでお気軽に声をかけてみて下さい。