2009年から音響機器メーカー「サウンドハウス」に5年間の契約で命名権を売却していた、千葉県成田市の中台運動公園ですが、契約途中で解除と言うことになる模様です。
毎日新聞や千葉日報によると、昨年11月に開催されたマラソンイベントで誤って旧名称も併記され、契約に反するということで「サウンドハウス」側から解除を申し入れられたそうです。
成田市側は経緯の説明と謝罪を行ったそうですが受け入れられず、このまま命名権は解除となる見込みのようです。
明らかに成田市側のミスが原因ですから、仕方がないというか、言ってしまえば自業自得だとは思います。
2つの記事を読むとどうも契約に関する行き違いもあったような感もありますが、5000人規模の大きなイベントだったようですし(他に大きなイベントを開催しているわけではないと思いますし)、サウンドハウス側の気持ちも分からなくはありません。
ただ…。
同社側は「施設の利便性向上など命名権購入のメリットがない」などとして今年度での契約解除を申し入れたという。
このあたりを読む限り、今回の件に関係なく命名権購入のメリットがあまり得られていなかったと感じる部分もあったのかなぁと。
そんな状況で今回の一件があったために、契約打ち切りとなったのかもしれませんね。
どちらにしても、残念なニュースだと思います。