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2014シーズンのJ2順位を予想

 Jリーグも開幕間近ということで、J2の順位予想をしてみたいと思います。
 もちろん当てる自信はないというか、当たらないこと込みでの順位予想ということで…(笑) 
 去年も徳島の昇格は、まったく予想していなかったですし。
 ただ、順位を考えることで、ジェフ周囲の状況とライバルを考えるという話にもつながるかなと思います。


 ただ、優勝予想、これに関してはある程度自信を持って言えるところがあります。
 ジェフでないのが残念ですが、これに関してだけはデータから導き出せるところがあります。
 以下にJ2に降格したチームの前年の総予算(=降格した年の総支出)を、まとめてみました。
 本来はJ2初年度の予算の方が良いのでしょうが、それをしてしまうとG大阪、神戸などの情報ががまだ出てきていませんので、あくまでも前年のデータとなります。


10年
 FC東京…約33億円(J2優勝で単年復帰)
 京都…約24億円
 湘南…約13億円

11年
 甲府…約14億円(J2優勝で単年復帰)
 山形…約13億円
 福岡…約11億円

12年
 G大阪…約34億円(J2優勝で単年復帰)
 神戸…約24億円(J2・2位で単年復帰)
 札幌…約15億円

 ここからわかるのが、J2に降格したトップの予算のチームは、1年で復帰しているということ。
 しかも、必ずJ2優勝を飾っているということになります。
 まぁ、降格チームトップの予算=J2トップの予算になりがちですし、「予算がものを言う」という身も蓋もない話とも言えますが。
 その上で今年J2に降格してくるチームのデータを見たいところですが、昨年度決算はまだ公表されていませんので、代わりに2012年度の予算を見てみます。

13年
 磐田…32億円
 大分…9億円
 湘南…9億円
 ということで、磐田のJ2優勝は決定かなと。
 磐田はこれまでも毎年30億円程度の予算を計上していますので、たぶん2013年度も同等の予算でしょう。
 FC東京G大阪の戦力を思い出せばわかるように、30億円ともなれば相当の予算と戦力を誇ることになりますし、磐田も日本代表クラスの選手が複数残りましたから、今年の優勝第一候補は磐田で固いでしょう(と遠巻きにプレッシャーをかけてみます…笑)。


 逆に大分、湘南に関してはJ2時代のデータとはいえ、まず良くJ1昇格できたなと改めて感じます。
 2012年はこの2チームと低予算で単年復帰を果たした甲府が昇格したわけですから、やはりその年こそジェフや京都は上がるビックチャンスだったんですよね…。
 他に資金力のあるクラブは落ちてこなかったわけですし。


 ただし、このJ2予想理論には大きなオチが待っていまして…。


9年
 千葉…約30億円
 柏…約29億円(J2優勝で単年復帰)
 大分…約22億円
 トップ予算で降格したジェフですが、1年での昇格には失敗しております。
 こういったこともあるので、磐田が必ず昇格するとは言えないと思います…。
 まぁ、ジェフの場合06-07年オフの主力選手大量流出から穴を埋めきれないばかりか、新米の監督に単年でのJ1復帰を託したというのも大きかったと思いますが。
 その後も応急処置ばかりで、積み重ねが作れなかったですしね。
 強引な話をすれば、例え1年間で10億円の予算でも4年かけてチームを作れば40億円分の投資になるわけですが、ジェフの場合は短期計画ばかりで投資が浪費にしかなっていなかったですから…。



 そのあたりはともかくとして、優勝は磐田を予想。
 2位が難しく京都、ジェフ、松本山雅、札幌、長崎あたりが候補となるのでしょうか。
 ここは期待を込めて、久しぶりの監督継続となったジェフを2位に予想。
 京都は同じ形で昇格を逃した時点で大木監督退任は仕方ないとは思うのですが、2位以下が混戦になることを予想するとすれば、監督交代による遅れが響く可能性もあるのではないでしょうか。
 松本山雅は出ていった選手も多いですが、その分ピンポイントで良い補強をしていた印象があります。
 札幌は昨年も良いチームを作っていた印象があり、補強も話題性が先行したイメージもありましたが、実際には堅実に取り組んでいた印象です。


 逆に湘南、大分は主力選手の退団も多く簡単ではないのかな…とも思いますが、監督が続投しておりやることははっきりしていますね。
 オフシーズン初頭にディエゴ獲得で盛り上がった山形も、それ以降は大きな補強もなく。
 レンタル選手の多かった長崎は意外と戦力を維持した印象ですが、今年はマークがかなり厳しくなるのではないでしょうか。


 ということで、一応順位予想をまとめるとこんな感じに。
 今年もJ2は混戦が予想されるとはいえ、チーム力が3グループくらいに別れ始めているのかなぁという印象もなくはないかなぁと思います。


1位 磐田
2位 ジェフ
3位 京都
4位 松本
5位 札幌
6位 湘南
7位 長崎
8位 大分
9位 岡山
10位 山形
11位 横浜FC
12位 水戸
13位 北九州
14位 栃木
15位 福岡
16位 熊本
17位 東京V
18位 群馬
19位 愛媛
21位 岐阜
22位 讃岐
 うーん、自信がない…(笑)
 その上に比較的無難でつまらない予想な気もします。
 栃木、東京Vは予算で苦しんでいる印象。
 地味に熊本は良い補強をしているイメージで、こんな感じに。


 さて、どれだけ当たりますかどうか…。
 毎年意外なチームが1つは上位をうかがってきますから、そういったサプライズも楽しみにしたいところです。