過去のジェフ内年間得点トップ5と総得点・総失点

 大分戦ではラリベイ、船山がゴールを決めて、2-1で勝利を果たしました。
 ラリベイは相手GKのこぼれ球を、船山は為田のセンタリングを足元で合わせてゴールを決めています。
 前線の2人が決めたことになりますね。



 船山はここまで決定力不足に悩まされ続けていましたが、これで福岡戦に続いて2試合連続のゴール。
 福岡戦はラリベイのヘディングシュートを相手GKが弾いたところを決めたものでしたが、大分戦では為田からのセンタリングをピンポイントで決めています。
 決して簡単ではないシュートだったと思いますし、やはり調子が上がっているのか、それともトップ下起用が良い流れを生んでいるのでしょうか。


 大分戦でのラリベイはラッキーなゴールだったと言えるでしょうが、そこまでの貢献が大きかったと思います。
 特に前半はラリベイが竹内に競り勝って起点になる展開が多く、そこを中心に攻撃が作れていた印象です。
 福岡戦ではラリベイが苦戦してチームの攻撃がうまく回らなかった印象でしたし、やはり今の攻撃はラリベイ次第なところが大きいのかなと思います。



 これでラリベイは、今季17ゴールとなりJ2で5位タイ。
 なお、現在のJ2トップスコアラーはイバの23ゴールなので、ここから追い抜くのは簡単ではないかもしれません。
 また、船山は6ゴールで、ジェフ内でのゴール数で単独3位となりました。


 ここでジェフにとってJ2降格1年目となった、2010年からのジェフ内得点ランキングトップ5をまとめてみました。

 今季はまずラリベイの成績が目立っています。
 J2降格後に15点以上を上げたジェフの選手は、2012年の藤田と2013年のケンペスのみ。
 ご存知の通り、ケンペスはその年の得点王に輝いています。


 それに加えて、今季11ゴールを上げている清武の存在も大きいでしょう。
 ただし、清武は8月11日の山口戦以降、長らく得点から遠ざかっています。
 大分戦でのシュートの外し方を見てもゴールまでの形をイメージできていない印象を受けましたし、本人は「調子は悪くない」と語っているそうですが、自信を失っているのかなとも感じます。



 それでも現在は船山、為田が好調ということで、誰かの出来が悪くても他の誰かの活躍が期待できるというのが、今年のジェフの強みでもあるのではないでしょうか。
 それだけ今季は、攻撃陣の選手層が厚いように思います。
 ただ、一時期は活躍し可能性も感じた高橋、指宿、サリーナスなどのアタッカー陣が、現在は消えつつあるのが気になるところですが。


 ともかく、ラリベイや清武が引っ張ってきたこともあって、今季は総得点数も増えています。
 現在の総得点63で、ジェフが60点以上の得点をあげたシーズンは、2013年まで遡ります。
 ただし、今年は失点数も56と多くなっており、J2降格後では過去最多の失点数となっています。

 こうやって見ると、やはり今季は得点も失点も多いことがわかると思います。
 得点だけでなく失点も増えていることで、得点が増えた分の利得が得られていない状況と言えると思います。
 特に今季は、あっさりと失点する場面が目立っている印象です。


 過去の総得点差、もまとめてみました。

 得失点差からも、ここ2,3年は苦しんでいることがわかります。
 ドワイト監督が途中交代となった2011年を除くと、2010年から2014年の得失点差は二桁以上でした。
 しかし、今季これまでも含めると、ここ3年は一桁、あるいはマイナスとなっています。


 実際の順位を見ても現在はまだ10位ということで、ここ3年はJ2でも中位となっていますし、やはり総得点数よりも、得失点差が順位に現れる傾向が強いのではないでしょうか。
 まだ今年は残り試合も残っている状況ですが、最後までどこまで守備を修正出来るかが、今季のテーマなのではないかと思います。
 今季も二桁得失点差まで成績を伸ばせば、自ずと成績も伸びることになりますから、ここからの挽回を目指して頑張ってほしいところですね。