5連勝をかけ8戦勝ち星のない町田と対戦

 11月に入り今季J2も残り3試合ということで、いよいよ佳境に迫ってきましたが、先月に続いて業務連絡です。
 ジェフ対町田戦の行われる11月5日に、ちょうど精神障がい者バスケの全国大会が行われるため、私はフクアリに観戦に行けません。
 月曜朝までに更新できるかもわかりませんので、次の更新は未定ということでお願いします。


 さて、ここにきて、今季初の4連勝を遂げたジェフ。
 対戦相手の町田は、ここ8試合勝ち星から遠ざかっています。
 前節もホームで下位の讃岐を相手に、1-1の引き分けに終わっています。



 大雨でボールが止まる難しい展開となった町田対讃岐戦は、序盤からスコアが動きました。
 町田による右サイドでのスローインから平戸が裏に抜けだすと、中央へ速いボールを供給。
 こぼれたところを森村が受けてシュートを放ち、町田が先制。


 その後も雨の影響は大きく、お互いに水たまりを避けロングボールを蹴らざるを得ない展開に。
 ボールが止まるため、どうしても接触プレーも増え、激しい試合となっていきます。
 均衡した展開ではありましたが、讃岐の方が町田のラインの裏を取る回数が多く、優勢だったように思います。



 そして、38分。
 左サイド前方で讃岐の原が粘ってクロスを上げると、逆サイドの高木が完全にフリー。
 高木が足元で合わせて、1-1の同点とします。


 後半に入って若干雨の影響も弱くなっていったようですが、それでも勢いは讃岐の方があったように思います。
 町田は縦へ早い攻撃を狙っていきますが、讃岐の方が戻りが早く、逆にカウンターを受ける展開に。
 しかし、讃岐もゴールは決められず、1-1の引き分けに終わっています。



 現在15位と昨年の7位からは大きく順位を下げている町田ですが、戦力的に厳しい部分もあるのではないかと思います。
 主力CBとしてDFラインを引っ張ってきた、深津も9月末の徳島戦で負傷して以降、試合に出場していません。
 さらに元ジェフの谷澤もシーズン途中からボランチとしてプレーしていましたが、ここ数戦は負傷で戦線を離脱しています。


 それに加えて、ジェフ戦では藤井も出場停止。
 さらにFWとしてプレーしていたジェフからレンタル移籍中の吉田も、ジェフ戦では契約の関係で出場できないのではないかと思います。
 なお、元ジェフの戸島はここ数戦SHとして出場していますが、ジェフ戦ではポジションの変更もありえるのでしょうか。



 町田のスタイルは大きく変わらず、コンパクトなサッカーから縦への素早い攻撃が特徴のチームだと思います。
 ジェフはボールに人が集まるプレスを展開していきますが、町田はより組織的にポジショニングを重視しながら、3ラインで囲っていく形が狙いと言えるのではないでしょうか。
 上下だけでなく、左右にもコンパクトに戦う形が印象的だと思います。


 しかし、コンパクトに戦う分、その外を狙われると弱いところがあるように思います。
 讃岐戦もDFラインの裏を狙われることが多かっただけでなく、失点時には左サイドからクロスを上げられると、逆サイドの高木がフリーになってしまった。
 この時の高木は相手SBの外にいたにもかかわらずシュートコースは十分にある状況で、それだけ極端に全体がサイドに寄ってしまった結果、逆サイドが空いてしまったことになります。



 今年のジェフは大きな展開が得意でスペースのある相手に強い印象で、第1節で戦った時の町田戦でも相性の良さを見せていたと思います。
 ボールを奪ってからすぐにサイドの奥へ大きく展開し、アタッカーを走らせる。
 当時のジェフはこの時にサイドに出ていくのがインサイドの選手でしたが、現在はウイングがサイドの奥を狙うことが多くなっているのが、攻撃時の変化と言えると思います。


 アタッカーのポジションは変わったとはいえ、基本的な部分は大きく変わっていない印象ですし、町田は比較的やりやすい相手と言えるのではないでしょうか。
 町田としては展開される前に囲いに行って、相手の攻撃を遅らせることが出来るかがポイントだと思います。
 その点においてはやはりコンパクトなサッカー同士、本来はジェフも似通っているところがあったと思うのですが、最近のジェフは無理せずラインを下げるようになっただけに、状況は異なるのかもしれません。



 讃岐戦を見ても、町田は勝ち星から遠ざかっていることもあって、元気もないのかなと思います。
 パスミスなども多かったと思いますし、良い時の町田に比べると縦への鋭さももう1つといった印象でした。
 守備に関してもコンパクトな状態は保てるものの、完全に囲い切れず長いボールを展開されることが多いように感じますし、町田対策が明確になったことも苦戦している要因なのかもしれません。


 ただ、8戦勝ちなしの状況ですが、そのうち7試合が引き分け。
 8試合中、1試合しか負けていないことになります。
 ジェフはPOを狙うのであれば必ず勝ちたい試合ということになるでしょうから、気になるデータということになるでしょう。



 ここ4試合で連勝を遂げているジェフですが、福岡戦、大分戦は運も味方につけての勝利だったと言えるのではないでしょうか。
 やはりアウェイよりもホームの方が良い試合が出来る傾向には変わらない印象で、アウェイで粘って勝利できたことが4連勝に繋がったように思います。
 次の町田戦はホームですし、相手よりも勢いもあるのではないかと思います。


 ただ、4連勝を果たしても、順位は10位のまま。
 順位が低いと複数のライバルを上回らなければいけないため、勝点差は小さくても順位を上げにくいというところがあると思います。
 そう考えるとここからPO進出はやはり簡単なことではないと思いますが、最後まで1つ1つしっかりと戦うことが重要ではないかと思います。