中盤から裏を取られるもカウンターで2-1の勝利

 事前にお話していました通り、本日は精神障がい者バスケの全国大会に行ってまいりました。
 過去最多となる8チームが参加し、素晴らしい盛り上がりを見せてくれました。


 一日スタッフとして参加してかなりバテバテな状況ですが、頑張ってジェフ戦の感想を書きたいと思います。
 いつもよりは若干簡素な内容になるかもしれませんがご了承ください。
■ジェフが前半だけで2点先制
 ジェフは清武がベンチに回り、為田がスタメン。
 控えからは大久保が外れ、岡野が入りました。


 MF谷澤、CB深津といった主軸選手が離脱中の町田は、CB藤井も出場停止。
 ジェフからレンタル中の吉田も、契約の関係で出場できない厳しい状況に。
 元ジェフの戸島と中島の2トップになり、戸高と平戸がSHに入りました。



 1分、相手がバイタルエリアでシュートを放ったところから、リバウンドをジェフが拾ってカウンター。
 船山のパスを受けたラリベイが、右サイドを持ち上がり中央へパス。
 船山がゴールを狙いますが、あわせきれず。
 

 7分には町田のチャンス。
 GKからのロングキックから、戸島などがバイタルエリアで繋いで森村が裏へ供給。
 中島が完全に抜け出しますが、シュートまでもたつき乾がブロック。



 立ち上がりは、町田の方が良い形を作っていたように感じました。
 後方からの縦パスを戸島がキープすることで、バイタルエリアで繋げてそこから裏へ展開する攻撃が効果的だったと思います。
 ジェフもカウンターで攻め込んではいましたが、バイタルエリアの守備では後手に回っていた印象でした。


 しかし、10分カウンター気味にジェフが先制。
 後方で奪ったところから勇人がワンタッチで右サイドへ供給すると、也真人が抜け出し中央へ。
 センタリングはラリベイに合いませんでしたが、こぼれたところを為田がゴール。


 町田としては、前節と同じようにクロスを上げられた時に逆サイドが空いてしまいましたね。
 コンパクトに守るという意識はわかるのですが、クロスを上げられた時にどう逆サイドを守るのかが大きな課題なのかもしれません。
 ジェフとしては勇人のパスも素晴らしく、好調の為田も見事なシュートを決められたと思います。



 その後もジェフはカウンターで攻撃を狙い、町田はバイタルエリアで繋ぎつつ裏を狙う展開。
 19分には、町田の攻撃。
 中盤で町田がボールを奪い森村が中央に供給して、戸島がヘディングシュートを放ちますが枠の外。


 20分には、ラッキーな形でジェフが追加点。
 町田のCBキム・ソンギがGK高原にバックパスしたところを、船山がチェイスしたことによってパスミス
 船山がボールを奪って、無人のゴールに流し込み2-0。



 23分にもジェフのチャンス。
 ロングボールのこぼれ球を也真人が拾って勇人とパス交換をして、裏へのスルーパス
 オフサイドかとも思いましたが、ラリベイが抜け出してシュートを放つもGK高原がセーブ。


 39分、ジェフにアクシデント。
 乾が負傷交代し、岡野を投入しCBに岡野が入り、キムが左SBに移りました。
 ジェフは前半途中から勇人の1ボランチ、町田と矢田の右サイドに変更しプレスをかけていきました。
■町田が攻め込むも1失点に抑え2-1で勝利
 前半終盤はジェフが優勢に進めていましたが、3点目は奪えず。
 49分には町田が中盤でパスを繋いだところから、右サイドの大谷に大きく展開され鋭いボールが中央へ。
 しかし、飛び込んだ戸島には合わず。


 50分には、ジェフのチャンス。
 右サイドで町田がボールを奪い返したところから、船山がセンタリング。
 矢田が頭で合わせますが、GK高原が正面でキャッチ。



 後半は勢いを増してきた町田ペースといった印象で、ジェフは中盤で相手をフリーにすることが増えていきました。
 59分にも町田の攻撃。
 中盤からのパスに中島が抜け出しますが、近藤が戻ってシュートブロック。 


 そして、61分に町田が1点を返します。
 後方からのボールを戸島が頭で落としたところから、大谷が裏へ供給し平戸が裏に抜け出しクロス。
 こぼれたところを、ファーで戸島が決めて2-1に。



 1点を失ったジェフは、矢田に代えて熊谷を投入。
 68分にはジェフの攻撃。
 為田が1人をかわしてシュートまで行きますが枠の外。


 70分には町田の攻撃。
 右サイドのCKの流れから、森山が抜け出してセンタリング。
 鋭いボールでニアに合わせますが、何とかジェフの守備陣がブロックします。



 72分、ジェフは也真人に代えて清武を投入。
 78分、町田は森村に代えて重松を投入し、平戸をボランチへ。
 85分には平戸に変わって、吉濱が投入されます。


 86分にはジェフのチャンス。
 ラリベイが相手を背負いながら前方左サイドに展開し、清武が持ち上がってシュート。
 GK高原がセーブして、船山、為田とシュートを狙いますが決めきれず。



 どちらもスペースが出来始めた終盤。
 87分には町田の中盤からスルーパスが出て、中島が飛び出しますがGK優也が飛び出してセーブ。
 このこぼれを戸島が受けてロングシュートを放ちますが、大きく枠を逸れます。


 後半ATにも町田のチャンス。
 中盤からのパスに戸高から抜け出してシュート。
 しかし、ゴールの左にそれ、何とかジェフが2-1で逃げ切りました
■4-1-2-3の課題が出て4-2-3-1に戻した展開
 開幕戦で対戦した時にも感じましたが、やはり今年のジェフは町田のようなチームとの相性が良いのではないかと思います。
 町田はコンパクトなサッカーを維持し、3ラインで戦うJ2では珍しいチームだと思います。


 それに対して今季のジェフは、縦に速い攻撃を展開する。
 ロングボールも織り交ぜて、裏を積極的に狙うサッカーだと思いますので、相手に裏のスペースがあると有利に戦える。
 さらに前半の町田は前からのプレスがもう1つなところがあり、パスの出所への守備も甘かった印象です。



 また、町田がコンパクトなサッカーを維持するということは、ジェフもプレスをかけやすい状況になる。
 相手DFはビルドアップ時も高い位置でDFがプレーしていたので、ジェフの前線からすると守備時に捕まえやすい位置にいるということになることになります。
 特異に前半のジェフは前からのプレスがかけやすい状況にあったことで、優位に戦えていた印象です。


 逆にジェフはビルドアップ時にCBがかなり低い位置まで下がってプレーしており、それによって相手のプレスをかわそうとしていた印象です。
 町田もそういった変化を付ければいいとは思うのですが、相馬監督はかなりこだわってコンパクトな3ラインの維持を実施している印象ですから、それを貫いたのでしょう。
 一方のジェフは以前よりはマイルドに戦うようになった印象ですので、結果的にその差が出たとも言えるのかもしれません。



 町田の守備陣はラインを上げるもののスピードはもう1つな印象もあり、足元の技術ももう1つでジェフのプレスに対してバタバタしたところがあったのではないでしょうか。
 前への意識は感じましたし、戸島などを含めたパスワークなどに関しては、ジェフよりスムーズに作れていたのではないかと思います。
 しかし、8戦勝ちなしということもあってか、最後のところでうまく合わないことが多かった印象です。


 相手がコンパクトな町田ということもあって、前へのプレスが実施できるという判断で、前半途中からは4-1-2-3を再び試したのではないでしょうか。
 しかし、前からはめられている時の4-1-2-3は良いものの、そこをかわされた時に1ボランチ脇をどう守るのかに関しての約束事は相変わらずはっきりしない。
 それによって後半から中盤で相手をフリーにすることが増え、1点を取られたところで4-2-3-1に戻さざるを得なかったのだろうと思います。



 その後も中盤の守備とDFラインの対応はもう1つで、守備に関しては不安要素もあったと思います。
 それでも何とか逃げ切って、5連勝となりました。
 かなり厳しい試合で、町田の決定力やミスにも助けられた試合だったのではないでしょうか。


 とはいえ、これで終盤までPO出場権を得られる可能性は残ったわけで、楽しみが増えたのは良いことですね。
 正直内容からすれば5連勝は出来過ぎだと思うのですが、勢いがあるのも事実だと思いますし、特にカウンターに鋭さがみられるのは良い傾向ですね。
 なんにせよ残り2試合ですから、最後まで頑張ってほしいところですね。