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ルール改正と5連敗中の鹿児島とのアウェイゲーム

 琉球に2-0で勝ったジェフは、日曜日に鹿児島と対戦します。
 遠方でのアウェイ2連戦ということで、コンディション管理も重要となってくるのかもしれません。
 また、琉球、鹿児島と続けて対戦するということで、J2昇格組との連戦ということにもなります。


 契約状況にもよりますが、米倉がこの試合の登録に間に合う可能性もあるのでしょう。
 土日に試合を行うチームは金曜に選手登録が発表となるため本日中にも判明しますが、現在J1は金曜開催もあるので、その試合のチームは木曜発表となっています。
 今週はちょうどG大阪と神戸が金曜開催ということで、昨日パトリックのG大阪復帰やバルセロナから移籍したフェルマーレンの神戸登録と合わせて、米倉の登録抹消も発表になっていますので、このままいけば米倉は本日ジェフで登録となるのではないでしょうか。

 ただ、ジェフは前節の試合に勝っていますし、遠方のアウェイゲームでもありますから、登録はしても帯同しない可能性もあるのかもしれません。
 なお、米倉はG大阪U-23にも登録されていたようで、そちらの登録も抹消になっています。
 米倉は昨年G大阪U-23の試合に出場していますが、ジェフ時代にもリザーブズで出場しているため、両チームでBチームの経験がある上、J1、J2、J3JFLで出場していることになりますね。


 米倉の状況も気になるところですが、ある意味でそれ以上に注目のポイントがあります。
 それがJリーグでは8月から施行されるルール改正です。
 8月からということで、ジェフの場合は鹿児島戦から適用されることとなります。

 ルール改正の詳細は、JFAの公式サイトをご覧ください。
 また、JFAは動画でもルール改正の説明を行っています。


【修正版】JFA-TV 2019/20 サッカー競技規則の改正について

 ここで下手に説明をして、誤解を生んでは良くないと思いますので、詳細は取り上げません。
 しかし、FK時の壁に攻撃側の選手が入れなくなったり、ハンドに関する詳細が変わっていたり、監督・コーチにも警告が出ることになったりと、様々な改正が行われています。
 例えばレアンドロ・ドミンゲスのジェフ戦でのゴールは、壁の横に並んだ味方選手の間を通して決めていますが、ああいったプレーもできなくなります。

 サッカーを真剣に見るためには、最低限の知識やルールは必要だと思いますし、ルール改正などにも気を配るべきでしょう。
 例えばオフサイドの際に「旗を上げるのが遅い!」なんてヤジをフクアリで聞いたりTwitterで見ることもありますが、基本的にはオフサイドの選手がボールに触った時点などで旗を上げることになっています。
 以前はもっと前に旗を上げるルールで、その知識のままだから「旗が遅い!」というヤジになるのかもしれませんが、今それを言っては恥をかいてしまうかもしれません。

 といってもルールの詳細に関しては、私もすべてを把握しきれていないので、もっと頑張って勉強しなければいけないところだと思います。
 今回のルール改正も、スタートして初めて理解することが多いかもしれません。
 それでも一通り改正内容に目を通しておくことが、まずは大事なのではないでしょうか。


 さて、改めて次の対戦相手は鹿児島です。
 一昨日対戦した琉球も3連敗中で低迷していましたが、鹿児島は5連敗中とさらに低迷しています。
 ジェフとしては、アウェイ連戦とはいえ勝ちたい相手ですね。

 鹿児島も特に目につくのが失点の多さで、7月13日の大宮戦は0-6で、前節の徳島戦も2-5と大敗を喫しています。
 連敗中ということもあってか、徳島のパスワークを警戒してか、徳島戦ではかなり引いて守る守備にかわっていた印象です。
 ただ、その分攻撃を受けてしまった印象があり、局面の寄せやボール奪取の部分での課題もあり、結局5失点してしまいました。


 前回対戦時にも感じましたが、攻撃面においては特徴を作れており、特にバイタルエリアで選手を前に向かせる展開を作るのが得意な印象です。
 ただ、これだけ失点が多いと、さすがにチームとして流れを掴み切れないところがあるのではないでしょうか。
 琉球や鹿児島はJ2に昇格してハーフシーズンが過ぎたところで、消耗してきている部分もあるのかもしれません。

 昨年まで琉球を指揮していたキム・ジョンソン監督が指揮を執っているチームということもあり、前節と似通った流れになる可能性も考えられます。
 ただ、琉球のほうがスピードのある2列目の選手が多く、鹿児島のほうが落ち着いて回せるテクニカルな選手が多いのかなと思います。
 どちらもパスワークに関しては強みがあるチームですから、そこをうまく耐えることが重要となるのでしょうか。


 ジェフは前節琉球に2-0で勝利。
 決して理想的な展開ではなかったと思いますが、しっかりと勝てた試合だったと思います。
 岐阜、福岡、琉球と低迷するチームとの対戦が多かったこともあるでしょうが、これで7月のリーグ戦は2勝1敗2分となりました。

 8月のカードを確認すると、以下のような状況となります。

8/4  鹿児島 21位 アウェイ
8/10  愛媛  17位 ホーム
8/18  大宮  4位  アウェイ
8/24  甲府  8位  ホーム

 注目は対戦相手の順位で、8月前半は下位チームと対戦し、8月後半は上位を伺うチームとの対戦が待っています。
 もちろん現在の順位だけでなくその時の調子なども重要ですが、8月前半の下位チーム相手に結果を残すだけでなく内容も深めていって、後半の上位チームに挑みたいところではないでしょうか。


 J2も折り返し地点を過ぎたところで、下位では勝ち星から遠ざかるチームが増えていますし、実力差がはっきりと出つつあるのかもしれません。
 ジェフも前節の勝利で14位まで浮上。
 対する鹿児島は降格圏内の21位ですが、ジェフとの勝点差は10まで開いています。

 ただ、14位ということは、過去最低で終わった昨年終了時点での順位と同じ。
 若干浮上したとはいえ、まだまだ好成績とは言えません。
 内容も成績も、ここからどこまで盛り返せるのかに注目ですね。