梅雨も明け一気に真夏モードに入ってきましたね。
ジェフは明日、アウェイで大分と対戦します。
前節東京V戦でGK新井はレッドカードをうけて大分戦は出場停止。
熊谷もイエローカードを受けており、累積警告で欠場となります。
怪我人も多く出ていますし、ジェフにとっては試練の一戦となるかもしれません。
J1から降格してきた大分ですが、現在8勝7分7敗の11位。
PO圏外ですが、それでも徐々に調子を上げてきている印象です。
ここ6試合は、3勝1敗2分と結果を残しています。
5月中旬にルヴァン杯が終わったことも大きかったのかもしれません。
また、今年の大分はシーズン序盤に新型コロナウィルスの影響を大きく受けて、出遅れた印象もあります。
さらに怪我人も多く、現在も羽田、ペレイラ、刀根、高畑、香川、小林成豪、小林裕紀、ネット、町田などが離脱しているのではないかと思います。
また、ここ最近の大分は、4バックから3バックへ変更。
基本的な部分は大きく変わらず、ポストプレーを駆使しながら攻撃陣がワイドに開いて縦に仕掛ける展開は変わっていないと思います。
しかし、3‐6‐1になったことで渡邉新太や中川、野村などシャドーの攻撃力をより活かす形となり、縦への速い展開も増えた印象があります。
守備においても、前からのプレッシングは変わらず。
しかし、3バックになったことで、よりCBが粘り強く対応できるようになったのかなと思います。
ただ、その分、サイド攻撃に対する守備には、不安もあるのかなといったイメージもあります。
怪我人が続出していることもあってか、前節熊本戦では多くの若い選手が出場。
ダブルボランチは、2種登録の17歳保田と20歳弓場がスタメンでコンビを組むほどでした。
松本、小出、増山など少しずつ怪我人が復帰しているようですが、また怪我人が増えるなど苦労しているようですね。
それでも熊本戦では2‐1の勝利。
渡邉新太の仕掛けからのゴールなどはさすがでしたし、1人1人の能力は高い。
アウェイでもありますし、注意しなければいけない相手となりますね。
大分は1トップにあてて、シャドーなどが拾うサッカーをしてきますし、球際での勝負が重要となってくるのかもしれません。
ここ数戦好調なジェフですが、そのベースはやはり球際での強さ……いわゆるインテンシティの部分で勝っているところが大きいでしょう。
それを明日の試合でもキープできることが、まずは大事ですね。
ジェフも大分も負傷者が多く、やりくりに苦労している印象があります。
しかし、それによってフレッシュな選手が現れて、勢いを増す場合もある。
ブワニカなども怪我人がいなければ、ここまでの出番はなかったかもしれませんし、こういったところからチームが循環していく場合もあると思います。
ソロモンや西久保などもそうですが、今のうちにしっかりとチャンスをものにして成果を上げて欲しいですね。
怪我人が復帰したらメンバー外や控えに戻ってしまうのでは、大きな飛躍とは言えないわけで。
むしろ早いうちに出場機会を得てその後苦しむ選手は、早期に移籍してしまうことも多いですから、このままレギュラーの座を奪うつもりで頑張ってほしいと思います。
一方で、大分戦ではGK新井、熊谷も出場停止となってしまいます。
怪我人が戻ってこれなければさすがに戦力的に厳しい状況が予想されますが、総力戦でこの苦境を跳ね除けることが出来るか。
ここ7戦負けなしで順位も7位にまで上がってきているとはいえ、前節東京V戦は嫌な流れで試合が終わってしまいましたし、ここを踏ん張れるかどうかで前節の価値も変わってくるし、好調の流れを止めないという意味でも大事な一戦となるかもしれませんね。