スプリントレースも行われたオーストリアGP。
予選、スプリントレースではフェルスタッペンがトップでしたが、決勝では接戦の末、ルクレースが優勝という展開になりました。
ルクレールの優勝は8戦ぶり、今年3度目ということで、久々な印象がありますね。
ただ、フェルスタッペンも2位で終えているだけに、大きなポイントさはつかなかったことになります。
サインツはパワーユニットが炎上してリタイア。
ペレスも序盤の接触もあって、レースをフィニッシュできずに終わっています。
3位にはラッセル、4位にはハミルトンとメルセデス陣営が付けました。
やはりレッドブル、フェラーリとの差はありましたが、ここからシーズン後半に向けて粘りの開発を見せて、少しでも差を縮める。
そして、来年に勝負を仕掛けることが出来れば、それで十分な立ち位置なのかもしれません。
角田は16位と残念な結果に終わっています。
ただ、ガスリーもペナルティなどがあったとはいえ15位でしたし、チームとして苦労している印象です。
フェラーリ本体やハースなどが結果を残しましたし、ここはフェラーリ陣営の方が相性が良かったのかもしれません。
ただ、やはりマシンの開発が進んでいないため、徐々に苦しい状況になりつつあるようにも思います。
過去3戦、ポイントが取れそうな展開で取れなかったことが、後に響くかもしれませんね。
昨年も良い流れの中でミスなども目立ってチャンスをふいにした時期がありましたが、やはり結果を出せる時に出しておくことが凄く大事だと思います。
フリー走行や予選でのガスリーとの差は縮まってきていますし、確実に成長している部分もある。
しかし、一方で結果を残せるかどうかが最終的な評価につながる面もあるF1ですので、ともかく今はポイントが欲しいところですね。
カナダGPで赤旗中断中に浮かない顔をしていたのが少し気になるところで、どこか悩みを抱えている部分もあるのでしょうか。