山口戦で新井一耀が見事な逆転ゴールを決めました。
最終戦でも新井一耀の得点力が光りましたね。
60分に、ジェフのスローインの流れから、中盤の左で田口がクロス。
これはゴール前で合わずに、渡部がボールを拾います。
渡部が左へと繋ごうとしたところ、うまく呼吸が合わず。
そこを前に出て奪ったのが、新井一耀でした。
そして、新井一耀はそのまま持ち上がってゴール前へ。
シュートを選択し右足でゴールを決め、2‐1でジェフが逆転した展開でした。
相手のミスからでしたが、新井一耀の思い切りのよいプレーがゴールに結びついた形でしたね。
シュートシーンも冷静だったのは、今年ここまでゴール積み上げてきたことによる自信からでしょうか。
また、55分に同点ゴールを上げ、ジェフが勢いを増して押し込む展開になったことによって、新井一耀が高い位置をとれたことも要因でしょう。
#10月23日#明治安田生命J2リーグ #レノファ山口FC
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) 2022年10月23日
勝利に近づく逆転のゴール⚽️
CBとは思えぬオーバーラップで#新井一耀 選手が左隅サイドネットに突き刺した✨
これで今季チーム得点王8️⃣
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逆に山口はホーム最終戦で前半から飛ばしていたのか、後半からは失速しラインも下がってしまったことが、この失点に結びついたところもあったと思います。
プレスとハイラインによる守備と、ポゼッションからのパスサッカーをベースに戦っている今季の山口ですが、こういったチームは押し込まれた時に守備で脆い傾向も出てしまいますね。
テクニカルな選手が多いことも大きいのでしょうが、ジェフもその方向で来季行くのであれば、気を付けなければいけないところではあると思います。
これで新井一耀は8ゴールを上げ、ジェフ単独トップのゴール数で今季を終えることになりました。
なお、2位は同数の7ゴールで、見木とソロモンが並ぶことに。
新井一耀の活躍は嬉しい一方で、勇人も話していた通り、CBが得点王というのは、少し残念なところもありますね。
今回こそ高い位置でボールを奪ってからのゴールでしたが、やはりトータルで見ると新井一耀のゴールはセットプレー絡みのゴールが多かった。
それだけ、流れの中からのゴールが少なかったということになると思います。
また、ジェフ最多ゴールが8という数字も、寂しい結果だと思います。
J2に降格してからのジェフ上位得点者をまとめてみると。
二桁得点者が現れなかったのは、今季と2020年のみ。
どちらも、尹監督体制時ということになります。
もちろん特定の選手が決める形を作れなくても、全員でゴールを決められれば良いのでしょうが、全体的なゴール数も少なかった。
このあたりの数字にも、攻撃面の課題が如実に出てしまったのではないでしょうか。