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ジェフ得点王は8ゴールの新井一耀 一桁得点王はJ2降格後2020年と2022年

 山口戦で新井一耀が見事な逆転ゴールを決めました。
 最終戦でも新井一耀の得点力が光りましたね。

 60分に、ジェフのスローインの流れから、中盤の左で田口がクロス。
 これはゴール前で合わずに、渡部がボールを拾います。
 渡部が左へと繋ごうとしたところ、うまく呼吸が合わず。


 そこを前に出て奪ったのが、新井一耀でした。
 そして、新井一耀はそのまま持ち上がってゴール前へ。
 シュートを選択し右足でゴールを決め、2‐1でジェフが逆転した展開でした。

 相手のミスからでしたが、新井一耀の思い切りのよいプレーがゴールに結びついた形でしたね。
 シュートシーンも冷静だったのは、今年ここまでゴール積み上げてきたことによる自信からでしょうか。
 また、55分に同点ゴールを上げ、ジェフが勢いを増して押し込む展開になったことによって、新井一耀が高い位置をとれたことも要因でしょう。
 

 逆に山口はホーム最終戦で前半から飛ばしていたのか、後半からは失速しラインも下がってしまったことが、この失点に結びついたところもあったと思います。
 プレスとハイラインによる守備と、ポゼッションからのパスサッカーをベースに戦っている今季の山口ですが、こういったチームは押し込まれた時に守備で脆い傾向も出てしまいますね。
 テクニカルな選手が多いことも大きいのでしょうが、ジェフもその方向で来季行くのであれば、気を付けなければいけないところではあると思います。


 これで新井一耀は8ゴールを上げ、ジェフ単独トップのゴール数で今季を終えることになりました。
 なお、2位は同数の7ゴールで、見木とソロモンが並ぶことに。
 新井一耀の活躍は嬉しい一方で、勇人も話していた通り、CBが得点王というのは、少し残念なところもありますね。

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 今回こそ高い位置でボールを奪ってからのゴールでしたが、やはりトータルで見ると新井一耀のゴールはセットプレー絡みのゴールが多かった。
 それだけ、流れの中からのゴールが少なかったということになると思います。
 また、ジェフ最多ゴールが8という数字も、寂しい結果だと思います。

 J2に降格してからのジェフ上位得点者をまとめてみると。

 二桁得点者が現れなかったのは、今季と2020年のみ。
 どちらも、尹監督体制時ということになります。

 もちろん特定の選手が決める形を作れなくても、全員でゴールを決められれば良いのでしょうが、全体的なゴール数も少なかった。
 このあたりの数字にも、攻撃面の課題が如実に出てしまったのではないでしょうか。