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佐久間太一が八戸へレンタル移籍 齋藤来飛が青森へレンタル延長

 ジェフの佐久間太一が、J3の八戸へレンタル移籍することが発表となりました。
 佐久間は今年ジェフU-18からトップ昇格を果たした19歳で、1年目から公式戦に9試合出場しています。

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 短い出場時間ではありましたが、懐の深いポストプレーと運動量豊富な動き出しに加えて、守備でも貢献できるFWといったイメージでした。
 強さもあって動けるCFということで、モダンなタイプのCFなのではないでしょうか。
 ソロモンの岡山へのレンタル移籍が決まった際に、「巻の後継者として期待していた」と話しましたが、プレースタイルがより近いのは佐久間の方だったようにも思います。

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 佐久間の身長も184cmということで、巻とちょうど同じサイズということになりますね。

 ただ、体つきはまだまだこれからといった印象で、全体的なスケールももっと大きくしていかなければいけない。
 ソロモンは1年目から明確な高さという武器があっただけに、出場機会を得られたところがあったと思いますが、佐久間はどちらかと言えば総合的に戦えるタイプではないかと思いますので、現段階だと起用が難しいところもあるのではないでしょうか。
 2022年に出場できたのも、離脱者が多かったことが大きかったと思います。

 佐久間の状況を考えるとまとまった出場機会を得て、より戦える必要な選手を目指すことが大事なのではないかと思いますし、レンタル移籍も納得かなといった印象はあります。
 順番で行っても、ソロモンのレンタル移籍よりは理解できるところがあるでしょう。
 ただ、来年も選手の離脱者が増える可能性はあるでしょうし、ソロモンも佐久間もレオンソもいなくなるとなると、CFの頭数は大丈夫なのかなという不安もありますね。


 補強した呉屋もフルシーズン戦えるタフなタイプかと考えると疑問が残りますし、良いCFの補強が必須となっていきそうです。
 また、佐久間の同期、齋藤来飛のJFL青森へのレンタル延長も決まりました。

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 齋藤は昨年12月に、一度JFL枚方へレンタル移籍が発表になっていました。
 しかし、今年2月には契約が解消になり、3月に青森へと再レンタル。
 状況が心配されましたが、青森では15試合出場3ゴールとまずまずの結果を残しています。

 なお、青森には昨年末、ジェフを契約満了になっていたGK相澤も加入していましたが、八戸へ移籍することが同日に発表されました。
 出場機会はないままの移籍ですが、明るい性格なのでチームを盛り上げられるタイプと評価されたのかもしれませんね。
 青森は本田功輝も在籍していましたし、ジェフのお得意様となっている印象です。


 齋藤もFWではありますが、164cmと小柄なタイプですから、ソロモンや佐久間とは直接関係ないと見ていいのでしょう。
 個人的にはセカンドストライカーや2列目の選手としては、大卒新人となる小森に期待しているところがあります。
 2022年は特別指定選手で2試合の出場でしたが、機敏に動けて前へも仕掛けられるタイプで、パササッカーには適しているのではないでしょうか。

 佐久間も齋藤もレンタル移籍は納得できる面もありますが、ソロモンも含めて3人もジェフアカデミー出身のFWがレンタルになるのはどうなのかなと思わなくもありません。
 単純にジェフからのレンタルは片道切符になることが多いですし、正直不安な面もありますね。
 決まったからには頑張ってほしいですが、ジェフも納得できるFWの補強が欲しいところではないでしょうか。