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ゆっくりいこうが選ぶ2022年心に残ったマイベストイレブン

 2022年から当ブログのリンクを、Windtosh's Cantinaさんに、まとめていただいています。
 多くのブロガーなどをまとめているサイトで、例えばジェフ関連のリンクを見たければここで一挙に見ることが出来ます
 そのWindtosh's Cantinaさんの2022年マイベストイレブン企画に参加させていただきましたので、少し遅くなりましたが今回はそちらを取り上げていきたいと思います。

windtosh.com


 ただ、この企画に参加する前に、当ブログではJ2ベストイレブンをアップしていました。

yukkuriikou.hatenablog.com

 かといって、J2以外だとW杯くらいしか真面目に見ていないので迷ったのですが、今回は「マイベスト」ということで本当に自分の好みだけで選んでみました。
 J2ベストイレブンとは、ガラっと顔ぶれを変えています。

GK:スベンド・ブローダーセン

手足がびよーんと伸びる。見ていて楽しいGK。

 ベストイレブン候補でも迷ったブローダーセンですが、シーズン後半はミスも多かったのでそちらでは選外に。
 ただ、手足が伸びるタイプのGKは久々で、ダイナミックなプレーは見ていて面白いGKだと思います。

DF:亀川諒史横浜FC)、中村拓海(横浜FC)、舞行龍ジェームズ(新潟)、橋本健人(山口)

亀川諒史横浜FC):コロナ禍においてタフでポリバレントな選手が求められる中、左右WB、CBと複数のポジションで貢献。
中村拓海(横浜FC):3バックの右CBから積極的に攻撃参加し、攻撃に厚みを作った。
舞行龍ジェームズ(新潟):高さもあり足元の技術もあるCB。J2優勝に導く。
橋本健人(山口):左SBからゲームを作れる大卒ルーキー。

 亀川は複数ポジションが出来るという意味での「ポリバレント」だけでなく、攻守に貢献できるという意味でも「ポリバレント」な選手。
 コロナ禍では、各チームに1人は欲しいタイプではないでしょうか。
 中村は3バックから積極的に攻撃参加するプレーが目立ち、3バックで攻撃的に戦うのであればこういった選手が欲しくなります。

 舞行龍は毎年J2で活躍して、ついにJ1昇格を果たしました。
 今年は新潟で同期だった鈴木大輔に、頑張ってほしいですね。
 橋本は今のSBに求められるビルドアップに参加できる選手で、大卒新人ながら安定したプレーを見せていたと思います。 

MF:高宇洋(新潟)、稲葉修土(秋田)、山田康太(山形)

高宇洋(新潟):運動量豊富に動き回りパスも出せる。山口時代から好きでした。
稲葉修土(秋田):守備力が高く、ボランチながらもサイド裏までカバーするほど。
山田康太(山形):トップ下で縦横無尽に動き出しつつ、決定的なプレーが出来る王子様。

 高はG大阪から山口移籍直後から活躍しており、このレベルでもJ1からは弾かれてしまうんだと思う程でした。
 稲葉に関しても説明不要で、攻守に秋田を引っ張りました。
 全体的に運動量豊富な選手が多いのは、完全に私の好みですね(笑)

 トップ下は山田か山口の田中渉か迷いましたが、現在の完成度で言えば山田でしょう。
 相手の間で動いて受けることと、そこから決定的な仕事をすることの両面が、今のパスサッカーには求められる印象で、それをこなせる選手でした。
 今季のジェフにそういった選手が現れるでしょうか。

FW:佐藤凌我(東京V)、ミッチェル・デューク(岡山)、櫻川ソロモン(ジェフ)

佐藤凌我(東京V):攻守にハードワークが出来て、狭いエリアから抜け出し決定機を決める。モダンなストライカー。
ミッチェル・デューク(岡山):走れて高さもある良い選手……と褒めたら、Twitterで本人にいいねもらえました。
櫻川ソロモン(千葉):接触すればすぐ謝り、諍いがあったら止めに入る心優しいCF。圧倒的な高さに加えハードワークを見せてくれました。

 佐藤はジェフもやられた選手。
 ハードワークができて、狭いエリアで受けられて、決定力も高い。
 シーズン終盤に出番が少なくなったのは意外でした。

 W杯でも活躍したデュークは、8ゴールながら高さと運動量でチームに貢献。
 似たタイプのソロモンを選んだのはあえてで、佐藤のような決定力のあるFWに注目が集まるのはもちろんですが、運動量豊富で守備が出来てターゲットになれるCFももっと評価されるべきだと思います。
 W杯でもそういった日本の選手たちが活躍しましたし、その他の代表チームでも前線からの守備力はポイントとなっていた印象です。


 最後に「気になったクラブ」にも答えています。

気になったクラブ:ロアッソ熊本

特殊システムからの攻撃的なスタイルもさることながら、大木監督好みの大卒新人を集めて育て上げるクラブ運営が興味深かったです。

 ジェフも昔は選手を補強するのではなく、優秀な指導者を招聘して若手選手を育て上げ結果を残した時期があります。
 それだけに、似通った手法を取った熊本の飛躍には好感が持てました。

 若手が育っていけば勢いが出るし、選手に愛着も沸く上、見ていてワクワクするものがある。
 今のジェフにそれは難しいのかもしれませんが、完全に「育てるクラブ」にシフトしないにしても、もっと若手が成長するクラブになってほしいところですね。
 見木、ソロモン、西久保などが出てきたとは言っても、まだまだ物足りないところでしょう。

 熊本と迷ったのが山形で、ポジショナルプレーを徹底したチームといった印象でした。
 戦術的には山形の方が気になるところで、今年のジェフにとってが参考になるチームだと思います。
 チームの運営、選手の成長、現場の戦術など、さまざまな要素がはまった時に良いクラブが出来上がるのだと思いますし、いろんなクラブを参考にしながら強いチームを築き上げていってほしいと思います。
 今年こそは、そのスタートとなってほしいですね。