明日から4月ということで、新年度になりますね。
ジェフはここまでのところ、1勝2分3敗で19位。
かなり厳しいスタートとなってしまいました。
明後日対戦する金沢は、現在2勝4敗で16位。
4連敗の後に2連勝を上げ、上り調子となってきまきた。
ジェフもなんとか食いついていきたいところです。
金沢は今年も柳下監督体制で継続し、長期政権が続いています。
オフには 松本大弥、松本大輔、松田などが移籍し、廣井も引退。
しかし、オフにはバイアーノ、奥田、石原、加藤、バイーアなどを獲得するなど、しっかりと補強もしています
今年も金沢は基本的なスタイルを継続。
マンマークディフェンスからのカウンターがメインで、ボールを奪ったら多くの選手が一気に縦へ走り込んでいく攻撃が特徴的です。
プレスも積極的ですから、ジェフもカウンターには十分気を付けなければいけません。
開幕戦からの4試合はバイアーノと林の2トップでスタートし、大味なサッカーになってしまったところがあったのではないかと思います。
しかし、5‐2で勝利した前々節山口戦から、バイアーノではなく奥田をスタメン起用した4‐2‐3‐1になって、中盤も厚くなり攻撃時のコンビネーションプレーも見られるようになっていきました。
長崎も2トップから1トップに変更して成績が上がっていますし、ジェフも前節から風間を使って流れが良くなったように見えましたから、今の流れは1トップなのでしょうか。
金沢はここ2試合で8ゴールを決めていることもあり、チームに勢いを感じます。
コンディションも徐々に上げてきているのでしょうか。
昨年までも好不調の波が激しい印象がありましたし、ジェフとしては相手を勢いづけないことが重要なのかもしれません。
一方で前々節山口戦も5‐2、前節仙台戦も3‐2と、複数失点が続いています。
それまでの4試合でも失点が多く、総失点12はJ2最多タイとなっていますので、そこに付け入れることができれば。
金沢は昨年も失点が多かったですが、スピードのある攻撃を仕掛けると、守備がバタバタしてしまうところがあるのかなと思います。
対するジェフは、なかなかゴール数が伸びていない状況。
秋田戦は無得点、大分戦、岡山戦も1ゴール止まりになっていますし、得点面の改善が大きな壁となっている状況です。
アグレッシブなスタイルを追求するのであれば、より多くのゴールを狙いたいところです。
それでも前々節大分戦で3‐1‐4‐2から4‐4‐2に変更したことで、パスワークがかなりスムーズになった印象があります。
また、前節岡山戦で右サイドを駆け上がる田中がサイドを取り、トップ下で受けられる風間がバイタルエリアでもポイントを作ることで、攻撃の幅も広がったように思います。
少しずつメンバーが変わる可能性はあるのかもしれませんが、1つの型は見えつつあるのではないでしょうか。
ただ、最終的に大事なのは、それらを勝利に結びつけることができるか。
安定して勝点を稼げるようになっていかなければいけないし、自信をつけるためにも勝利が欲しいですね。
相手は2連勝している金沢とはいえ、守備には課題もある印象ですし、しっかりゴールを奪って上昇気流に乗りたいところではないでしょうか。