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第7節 金沢 2-0 ジェフ 再三チャンスを作るも決めきれず敗北

 昨日4月1日に、「ゆっくりいこう」は19周年を迎えました。
 それとエイプリルフールを合わせて、Yotuberデビューしてみました。
 ご視聴、よろしくお願いします!

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 エイプリルフールの単発企画で考えていたのですが、普段ブログはほぼ毎日更新をしているので、月単位で振り返るのは意外と新鮮でした。
 評判が良ければ続けてもいいのかなと考えてます。


 さて、金沢戦はこの日も前節岡山戦に続いて、再三チャンスを作るも決めきれず。
 金沢のラッキーなゴールとセットプレーからの失点で、0‐2で敗戦となりました。
 ここ2試合は悪くない内容だったとはいえ、これだけ勝ち星から遠ざかると堪えますね。

 これだけチャンスがあっても決めきれないのは、勝てていないことによる雰囲気もあるのかなと思います。
 選手に焦りも感じますし、特に見木はもう少し肩の力を抜いたほうがいいのかなとも。
 ちょうどYoutubeでも攻撃では2列目の選手と守備ではセットプレーの話をしたのですが、もっと2列目の選手が決定的な仕事に絡めないと、勝点を伸ばせないようにも思います。

■ジェフが再三チャンスを作るも1点ビハインドで折り返し

 前節岡山戦で手応えを掴んだジェフは、スタメンを継続。
 控えも同じメンバーになっています。

 2連勝中の金沢もスタメンは変わらず。
 サブからは小島が外れて、大谷が復帰。
 ベンチにバイアーノ、嶋田、庄司などが控えています。


 2分、ジェフの攻撃。
 右サイドで田中がバイーアをかわして、グラウンダーのクロス。
 小森がシュートを放ちますが、ゴールの左。

 4分にもジェフのチャンス。
 右サイドからのFK。
 田口が蹴ると鈴木がニアで狙いますが、枠を捉えきれず。


 8分にもジェフが決定機。
 右サイドでボールを奪って、小林が裏の田中へ。
 田中がフリーの見木にボールを送りますが、シュートは枠の外。

 立ち上がりから、ジェフがボールを持つ展開。
 金沢は無理には追わず、様子を伺うような形でした。
 ジェフが何度もチャンスを作りますが決めきれずにいると、15分頃から金沢も盛り返していきます。


 すると、20分に金沢が先制。
 左サイドをパスで繋いでいって、バイーアが大外からクロス。
 すると、このボールが伸びて、ゴールマウスに吸い込まれ0‐1。

 23分、ジェフの攻撃。
 日高が田口とワンツーから、相手と混戦状態になりボールを拾ってクロス。
 風間がシュートを放ちますが、相手選手がブロック。


 34分にもジェフのチャンス。
 右サイドで、風間と入れ替わった田口がクロス。
 見木がシュートを放ちますが、GK白井がセーブ。

 このプレーで得たCK。
 田口が蹴ると、ニアで小森がヘディングシュート。
 しかし、これも枠の外。

 40分にもジェフのチャンス。
 左サイドからのCK。
 田口が蹴って小森が合わせますが、ここもGK白井に止められ0‐1で折り返します。

■セットプレーから失点し0‐2で敗戦

 47分、金沢のチャンス。
 カウンターから、林がカットインしてシュート。
 しかし、小林にあたってゴールネットの外。

 51分、ジェフのチャンス。
 左サイドで日高のスルーパスを受けた見木が、切り返してシュート。
 しかし、GK白井の手にもあたり、ポスト直撃。


 53分、金沢が追加点。
 右サイドからのCK。
 松田の体にあたって軌道が変わり、加藤が合わせて0‐2。

 2点を追うジェフは57分、田中、風間を下げて、椿、高木を投入。
 2列目が左から椿、見木、高木の並びになりました。
 同時に、金沢も孫を下げて庄司を投入。


 60分にもジェフの決定機。
 中盤左で得たFK。
 田口が蹴ると、松田が合わせますが、GK白井がファインセーブ。

 0‐2になってからは金沢が粘り強く守備をし、運動量の落ちたジェフは攻め切れない状況に。
 72分、林、奥田を下げて、杉浦、嶋田を投入。
 75分、ジェフは小林、松田を下げて、呉屋、西久保を投入し、見木がボランチに。


 その直後、ジェフの攻撃。
 鈴木が持ち上がって椿へ落とすと、椿がクロス。
 鈴木が落として、小森がシュートを放ちますが枠の外。

 78分、金沢の決定機。
 カウンターから嶋田が左サイドでクロス。
 石原がフリーで合わせますが、GK新井の正面。


 83分、ジェフの攻撃。
 見木のパスから呉屋が囲まれながら小森へ。
 小森が左からシュートを放ちますが、ここもGK白井がセーブ。

 その直後、金沢は石原、加藤を下げて小野原、大谷を投入。
 95分にもジェフのチャンス。
 左サイドからのCKを日高が蹴り、ゴール前で見木が合わせますが、決めきれずに0‐2で敗戦となりました。

■遅攻の改善は見られるも勝ち星に繋がらず

 先週も取り上げた通り、今年のジェフはあえて後方で回して、相手を引き出すビルドアップを狙っている印象です。
 しかし、それを金沢は研究してか、無理に前には出てこない対策をしてきたのかなと思います。
 また、金沢は複数失点が続いていただけに、まずは守備でスペースを与えないことを重視した可能性もあるでしょう。

 ジェフがパスを回しても、前線の数枚しかプレスに行かず、簡単にはその裏を取れなかった。
 これは秋田戦でも、苦労したパターンですね。
 結果的に比較的ゆっくりとした展開で、試合が進みました。


 これによりジェフは、完全な遅攻状態からの攻撃を求められたことになります。
 しかし、その中でもジェフは、遅攻から中央へ縦パスを送ったり、右サイドの田中を使う展開で、チャンスを作っていきます。
 縦にパスを出して前の選手が落とし、中盤の選手が入れ替わって前を向く形なども見せ、良い形で攻め込めていたと思います。

 遅攻の質の関しては、ここ2試合で改善を感じますし、攻撃の質は向上しているように思います。
 それでも勝点が全て。
 良い試合をしているだけに、残念な結果になってしまいました。


 2失点も問題ではありますが、やはり前半からあれだけ攻めてゴールを奪えないことが大きな問題だと思います。
 冒頭でも話したように、勝てていないこともあって、選手には焦りも感じる。
 それによって、決定機を決めきれない課題もあるのではないでしょうか。

 また、やはり小柄な選手が多いので、ゴール前にパワーや重さが足りない。
 それによって、確実な崩ししか狙えず、苦労している場面もあるのかなと思います。
 ただし、小柄で動ける選手を多く起用しているからこそ、あそこまで崩せる形が作れているとも捉えられるだけに、非常に難しい状況となっていますね。

 最終的には結果が出せる方が正解ではありますが、今は新しいスタイルにチャレンジして、生みの苦しみも感じる部分もあります。
 ここで選手の補強に頼ったり、スタイルを変えてしまっては、また元に戻ってしまう。
 下を向かず、何とか耐えて、勝点3を目指してほしいと思います。