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さて、均衡した展開となった徳島戦。
この日もゴールを奪ったのは、小森となりました。
1-0での勝利に大きく貢献したことになり、もはやエースとしての貫禄を感じますね。
65分、ハーフウェイライン前で得たFK。
横にずらしてパスを受けた佐々木が、思い切ってロングシュート。
これがバーに当たったところを、小森が詰めて得点をあげています。
#6月16日 #明治安田J2リーグ#第20節#徳島ヴォルティス
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) 2024年6月16日
ゴールシーンをPLAYBACK🎥
66分#小森飛絢 選手のゴール✨#佐々木翔悟 選手が放ったスーパーミドル⚽️
GKが弾きポストに当たったはね返りをしっかりとつめて左足で決めた‼️
DAZN視聴はこちらhttps://t.co/JtKiOqBPWt#jefunited pic.twitter.com/KMU0JwqkSM
まず佐々木のロングシュートが、凄まじかったですね。
一瞬の隙を突いて放ったシュートですが、パワーもあって精度も十分。
これを触った徳島GKマテウスもさすがでしたが、もし触れていなかったら直接決まっていた可能性もあるかもしれません。
現在のジェフは2CBとアンカーの三人を中心としてビルドアップを開始し、そこからCBが大きく左右に展開することが多い。
子のビルドアップにおいて非常に重要な役割を果たしているのが、ロングキックの精度が極めて高い佐々木となっていると思います。
細かく繋ぐパスワークなどにおいては鈴木大輔の方が優れているとは思うのですが、ロングキックに関しては佐々木が群を抜いていると思います。
精度が高いだけでなく、スピードのあるキックを蹴れるため、相手がスライドする前に左右を突くことが出来る。
視野も広いので、ダイナミックな展開が期待できますね。
このゴールシーンでも闇雲なロングシュートではなく、十分に周囲が見えていたからこそ狙えた展開だったと思います。
このシーンの少し前を振り返ると、ジェフが後方からビルドアップを狙って、小森が中盤まで下がったところを潰されてファールを得ています。
さらにジェフはこの時間で、高木を下げて岡庭を投入する選手交代をしています。
これによって若干長く試合が途切れたことになりました。
その影響もあり徳島の守備陣の足が一瞬止まって、全体の守備絵のアクションが遅れてしまった。
それもあって、佐々木の前が空いたことになります。
徳島としては、後方は埋まっているから良いだろうという油断もあったかもしれません。
さらに足が止まった影響は、ロングシュートへの反応にも響いてしまった。
佐々木のシュートが放たれた瞬間、小森だけはこぼれ球に反応していますが、相手DFはシュートを見送ってしまった。
その差も出て、生まれたゴールだったと思います。
小森は第15節甲府戦、第16節愛媛戦、第18節岡山戦でもゴールを奪っているため、これで6試合で4ゴールも決めていることになります。
甲府戦では途中出場から数少ないチャンスを、しっかりとものに。
岡山戦でもゴール前での混戦状態から、4人に囲まれながらも相手を交わしてゴールを決めるなど、手の付けられないような動きを見せています。
#6月1日 #明治安田J2リーグ#第18節#ファジアーノ岡山
— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) 2024年6月1日
ゴールシーンをPLAYBACK🎥
67分#小森飛絢 選手のGOAL#日高大 選手のクロスを#田中和樹 選手が中へ折り返すと
待ち構えた #小森飛絢 選手が小刻みなボールタッチで相手をかわしシュート✨
DAZN視聴はこちらhttps://t.co/JtKiOqCnM1 pic.twitter.com/sLzvSvr2af
3連勝中と好調なジェフではありますが、それを支えているのも佐々木や小森など、若い選手のプレー精度の高さにあるのではないかと思います。
完勝と感じた試合は多くないですし、決定力など最終的な精度の差がチームを牽引している印象です。
1年目の小森はシーズン終盤に疲れも出たのか動きが若干落ちた印象もありましたが、2年目となった今季フルシーズンでこの動きが出来たのであれば完璧ですね。
今年ジェフがJ1に昇格できなければ、当然個人昇格などは覚悟すべきレベルのパフォーマンスだと思います。
これで小森は10ゴールとなり、長崎のエジガル・ジュニオの12ゴールに次いでJ2得点ランキング2位となっています。
まだシーズンも半ばではありますが、J2得点王となる可能性も見えてきましたね。
コンディションだけには気を付けて、シーズン後半もこのまま活躍してほしいと思います。