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佐々木翔悟はG大阪へ田中和樹は残留確定、小森飛絢は海外か浦和へ?

 Jリーグもシーズンが終了して、移籍報道が少しずつ出てきています。
 ジェフに関するニュースも出ており、退団する選手が出てくることは寂しくもありますが、相手に請われての補強であればジェフの選手が評されたということでもあるし、それだけ良い選手がいたも言えるわけですから、決して悪いことばかりでもないのかなと思います。
 特にJ1からのオファーなのであれば、昇格できなかった以上、仕方がないところもあるでしょう。

 移籍報道に関してはいつ新しい情報が出るかわかりませんし、その都度取り上げるべきか悩むところもありますが、ここで一度まとめておきたいと思います。

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 昨日早朝に、G大阪がジェフの佐々木を獲得すると報じられました。
 「完全移籍で獲得することが分かった」という書かれ方ですので、ほぼ確定と見るべきでしょう。
 一昔前のJリーグ関連の報道だとこれでもまだわからないことがありましたが、近年のスポーツ紙の報道はほぼ当たりますし、裏付けがあるのだと思います。

 佐々木の今季の印象に関しては、先日もお話しした通り。

yukkuriikou.hatenablog.com

 左足でのロングキックはJ1でもなかなか見ないレベルで、パワーもあって精度も高い。
 特に現在G大阪を率いるポヤトス監督は、後方からのビルドアップを重視し、CBからサイドへ振る展開も多いので、佐々木の左足はそのまま武器になる可能性もあるでしょう。
 SBでもプレーできることも使い勝手の良さという点で、評価されたのかもしれません。

 ただ、守備面では課題も多く、細かなステップが苦手で、ドリブル対応などにも不安が残る。
 さらに純粋な垂直飛びでの高さはあるものの、相手に寄せる、落下点にうまく入るといった点では、まだ課題がある印象です。
 今シーズン終盤は連続して失点に絡み、残り2戦でCBからSBに移されたのも守備面の問題も考えてのことだったのではないかと思いますし、チームとして使い方に悩んでいた部分もあったと思います。


 とはいえ、守備面に関してはチームにも問題があって、小林監督もあまり守備を重視した指導を行っていない印象ですから、もう少し整備されたチームに移籍すれば穴も出にくくなるのかもしれません。
 佐々木はまだ24歳とこれからの選手ですし、G大阪は記事にもある通りCBの層が薄い上、ACL2出場もある。
 ポヤトス監督の影響かJ2経験者の補強も多く、佐々木もやりやすい面があるかもしれません。

 とはいえ、長崎で活躍した同じ左利きのCB江川はG大阪で苦戦していますし、他のCB補強があれば佐々木も苦労する可能性も十分あるでしょう。
 江川は2年間まとまった出番がないですし、佐々木が抜ければジェフも補強を考えるべき選手となるかもしれませんね。


 一方でジェフの田中は、早々に残留を決めてくれました。

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 個人的は戦術的に抜けて困るのは田中の方だったと思いますし、J1へステップアップしてもおかしくない選手だと思っていました。
 というも、現在のジェフはハイプレスがベースにあって、SHの片方が飛び出していき、3トップ気味の状況で追いかけることが多い。

 その戦術において、スピードのあるSH田中は、長い距離を走ってチェイスに行ける上、ボールを奪えるフィジカル的な強さもある。
 さらに、プレスを外されれば中盤まで下がる運動量もあって、1人で中盤の穴をカバーしてしまうことも多い。
 田中の守備範囲が広いからこそ、4-3-3でプレスにいき、4-4-2でセットして守るシステムが、成り立っているとすらいえると思います。


 攻撃面でもスプリント力を活かして、サイドを駆け上がってチャンスを作り、時にはゴール前まで飛び出していく。
 中盤からのパスワークでの打開も少なく、高さを活かした攻撃もないジェフにとって、田中のサイドでのスピードというのは大きな武器となっていると思います。
 攻守において、チームのスタイルを保つ上で重要な選手と言えるのではないでしょうか。

 それでも田中が残留して佐々木が移籍する可能性が高まっているのは、需要と供給の面が大きいのかもしれません。
 日本でも後方からのビルドアップが当たり前となっている昨今では、左利きの長身CBはどのチームも欲しいところだと思いますが、一方で2列目のアタッカーは現在の日本に多く存在すると思いますし、替えが効きやすいポジションでもある。
 今回発表された本人のコメントからして田中にもオファーはあったのでしょうが、佐々木の方が断り切れない良い声がかかったのではないかなと思います。


 小森も抜けるかもしれませんし、田中はよりチームの主軸として来季期待される存在となるのかもしれません。
 一方で、あまり田中に頼りきりにならないチームを目指したいところですね。
 その小森に関しては。

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hochi.news
www.nikkansports.com

 まず海外挑戦を目指すことが千葉日報で取り上げられ、その後浦和が獲得に乗り出すと報じられています。

 もともと小森は海外移籍を掲げていた選手ですし、日刊にも「小森は海外移籍を希望」とはっきりと書かれています。
 この状況からすると、小森サイドは海外へ売り込みをしているものの、良い移籍先がなければ浦和となる可能性があるということでしょうか。
 海外への交渉が難航している可能性もあるのかもしれませんが、浦和移籍の報道も確定といった内容ではないですから、まだ海外移籍を諦めていないということなのでしょう。


 考えて見れば、小森自身は昨年オフの段階で移籍を検討していましたが、クラブと代理人が慰留してもう1年ジェフで戦うことになった経緯があります。
 それも海外移籍となると、もっと箔をつけないと良い条件は難しいということだったのかもしれません。
 小森は昨年プロ入り1年目で13ゴールと活躍していましたが、J2での結果だった上、ユース代表での実績もほぼないですし、大卒新人ということで、海外で言えばそこまで若い存在でもないということになると思います。

 ジェフサポ心理からすれば、ぜひ海外移籍をということになるでしょうが、浦和移籍もあり得る雰囲気ですね。
 確かに今季の浦和はCFが固まっていない印象もありましたし、小森にとってもチャンスと言えるのかもしれない。
 どちらかと言えば途中出場から活躍するタイプではなく、長時間出場してゴールを狙い続けるタイプではないかと思いますし、無理に海外移籍をしても失敗しかねないところがあるのかなと思います。


 しかし、海外移籍をサポが望むも浦和に移籍するとなると、どうしても古いジェフサポは阿部勇樹の時のトラウマがうずいてしまいますね。
 あの時のオフは阿部の一挙手一投足が注目されて、やれ浦和と契約しただの、やれ交渉のために名古屋入りしただの、写真付きで毎日のようにスポーツ紙に取り上げられていました。
 それがますますサポの心をえぐる結果となって辛い思いをした記憶がありますし、今回もちょうどクラブW杯に向けてというところが当時を思い出させてしまいます。

 もちろん、当時と現在はまったく状況が違って、基本的にJ1チームからのオファーがあったら仕方ないと思いますし、阿部勇樹はすでにJリーグ全体でも屈指の選手として完成された選手でした。
 それに比べると、ポジションは異なるものの小森はまだ成長段階といった印象もありますし、簡単には比較できないと思います。
 一方で、小森がJ1でどこまでやれるのかもそれはそれで気になる気持ちもあるわけですが、まずは本人が望む海外への移籍が決まるといいなと思います。


 それと共に移籍金も凄く大事なことだと思いますし、他選手も含めてうまく契約関係をやりくりしてほしいところ。
 移籍金によって退団選手の穴埋めが出来るところもあるわけですし、選手当人や育成したクラブへの評価という意味でも、稼げるところは稼いでいかないといけません。
 小森が抜けた場合は、浦和から横浜FCにレンタル移籍している高橋利樹なども候補になるのではないかと思うのですが、さすがに厳しいでしょうか。

 もしそれが実現したら、結果的にソロモンと三角トレードのような形になってしまいますが。
 オフの動向はクラブを総合的に見なければいけないところがあると思いますが、一方で心情の部分もある。
 複雑な気持ちもありますが、今は選手の決断を待ちたいところですね。