マグマグループとの交渉が決裂しチームの今後が危ぶまれているスーパーアグリですが、とりあえずスペインGPには参戦できる可能性が出てきているんだとか。
バーニー・エクレストンが後押ししているようなので、バーニーがホンダにプレッシャーをかけることでホンダにもう少し金銭的サポートをさせて、一時的に困難な状況を脱することになるんでしょうか。
それでも危機的な状況は変わらないでしょうけどね。
しかし、バーニーの方がスーパーアグリの価値をわかっていそうな感じですね。
さすが、お金の匂いがするところは、きちんと抑えているというわけですか(笑)
ドイツ人投資家の存在に関しての噂もあるようですが、具体的な話はないようで。
そういえば、「○○の投資家」という話しはたくさん出てくるのに「日本人の投資家」という噂はまったく出ていないのも悲しいですね…。
あの全く価値のなさそうなアジアテックですら、ソニー創設者の子息が絡んでいたというのに(笑)
ところでそのスーパーアグリの価値ですが…。
100億円もするんですか。
チームの資金の問題は解決したわけではなく、マグマ・グループは新たな資金提供者を探し始めているというが、100億円と言われる買収価格は、金額が金額だけにそうそう簡単にことは進展しないだろう。
F1キンダーガーデン
…と思ってググったのだけれど、ミナルディも90億円くらいだったようで。
ジャガーが60億円というニュースも出ているけど、当時のジャガーは本業の方が厳しくてとにかく参戦を取り止めたかったという背景があるので、こちらは参考にはならないですね。
こうやって見るとジョーダン安い(笑)
渦中のミッシェル・モル氏とインド実業家ヴィジャイ・マルヤ氏との共同コンソーシアム(国際借款団)がスパイカーF1を買収した金額は、1億1千万ドル(約127億6千万円)であると報じられた。
これはインドのテレゴ局『CNBC-TV18』が1日(土)伝えたもの。
噂では、ジョーダンからミッドランドF1になった時の買収した当時の価格は5千万ドル(約58億円)、またミッドランドF1からスパイカーF1になった時は1億ドル(約116億円)と伝えられていた。
(Nifty)
しかもスパイカーは現在のフォース・インディアに直ぐ身売りしたわけだけど、Niftyによるとそのときの金額はミッドランドから買収した時より21億円も高かったそうな。
これらを考えると、スーパーアグリの100億円も決して高くないのかな。
すでにスーパーアグリは数十億円の負債を抱えているといわれているし、そのほとんどが負債への穴埋めに使われるんでしょう。
でもそれを考えてしまうと、投資家だってお金を出しにくいよね…。