渦中のニックフライは、ダニカ・パトリックにメロメロですけどね!
どうも、本田技研のほうは琢磨を乗せたいという色気もあるみたいですな。
もうわけがわかりません。
HRF1があって、本田技研にはホンダ幹部がいて、モータースポーツ部もあって…。
BARホンダ時代からそう。
HRD(ホンダレーシングデベロップメント)とホンダから現地に飛んでいる部隊と2つもあって、ジャック・ビルヌーブが「どっちに話しを聞けばいいのかわからない!」なんてよく文句を言ってましたっけ。
スーパーアグリもHRF1と話しをするときは、CEOであるニック・フライではなく副社長のオットマー・サフナウアーとコンタクトをとっていたって聞くし、誰が長なのか決定権がどこにあるのかさっぱりわかりませんね。
今回の琢磨のニュースも、スーパーアグリ撤退が決まってからホンダ幹部がホンダバッシングを聞きつけて、こんなニュースになったんじゃないでしょうか。
あるいはマスコミを使って「琢磨は助けたい」という意思表示をしたいのか。
海外のマスコミにはそんなネタほとんど書かれてもいないし…。
厳しい話しですが琢磨はミスの続いた2005年で、F1ドライバーとしては一度終ってたのかも知れません。
2005年は琢磨にとって、かなりのプレッシャーがあったことは確かですけどね。
そのあと、スーパーアグリで安定感をつけドライバーとしてはかなり成長したわけだけれど、残念ながらスポーツの世界では一度ついた汚名は返上できないようですからね…。
基本的に現在のF1では、琢磨のようなファイター系のドライバーは好まれないのかもしれません。
なにしろ、パッシングシーンがほとんどありませんからね(笑)
沈着冷静で賢いドライバーの方が、結果の出しやすい状況にある。
あのファン・パブロ・モントーヤですらさっさとF1からはいなくなったように、琢磨も他カテゴリーの方が合っているんじゃないか?とも思います。
とはいえ、ちょうど落ち目のバリチェロ(というかブリヂストンの浜島さんに言わせれば、ホンダ入り前からバリチェロは衰えていたって話しだけど)がF1最多出場記録を更新し、琢磨もスーパーアグリで成長したわけで、ホンダ幹部からすれば乗せやすい条件は揃ったのかもしれませんけどね。
あとは福井社長次第かなぁ。