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企業とメディアとスポーツとF1

 白々しいんですよね、フジテレビも。
 知ってるんですよ、5月6日…スーパーアグリがF1撤退を表明したあの日。
 夕方のニュース報道では取り扱わなかったってことを。
 あのテレ朝ですら報じていたっていうのに。


 それで影では、スーパーアグリ抜きのオープニングを作成してたってわけでしょ?
 なんだか、あきれちゃいますね。







 思えば今年の報道はおかしかった。
 中嶋一貴という“新しいスター候補”が誕生したけれど、まだまだ彼はひよっこ
 開幕戦ではリザルトこそ良かったけど、内容は決して褒められるものじゃなかったのに、さんざん騒ぐフジテレビ…。


 F1ファンを舐めるなって(笑)
 マシンのおかげで良いリザルトが出たことくらい、本当のファン=一番大事にしなきゃいけない顧客は理解しているはずです。 


 その結果、中嶋が本当に頑張ったレースも、なんだか盛り上がらない寒〜い感じに映ってしまうわけです。
 そういった意味では中嶋本人も犠牲者なのかもしれないですね…。


 その一方で、開幕からもがき苦しんで頑張っていたスーパーアグリに関しては、腫れ物に触れるかのような扱い…。







 フジテレビは、どれだけスーパーアグリに世話になったと思ってるんでしょう?
 なんだかんだで一番スーパーアグリの恩恵を受けたのは、この会社ではないかと思うのですが。
 にもかかわらずこんなにも、最後はこんなに簡単に済ませちゃうわけだ…。
 まるで、用済みの人間は要らないよ、と言っているかのごとく。
 なんだか悪代官のようですね(笑)








 どうしても、やっぱり仕組まれたものかのように感じてしまう…。
 中嶋を担ぎ込んで日本人ファンを取り込みたいトヨタと、不良債権である佐藤琢磨スーパーアグリを早くどうにかしたいホンダと、新しい未来のある日本人スターを掘り出したい電通&フジテレビと…。




 でもねぇ、ファンはそんなにバカじゃないでしょ。
 「琢磨の代わりに中嶋をどうぞ」といわれても、「だが、断る」と言わざるをえない(笑)
 2人はまったくの別物なんだから。



 



 結局は金とかそういういう問題じゃない。
 その姿勢から、愛や情熱を感じるかどうか。
 本来のファンというのはそれにとても敏感なわけです。


 


 だって、あなた達と違ってスポーツを愛してるんだからさ(笑)






 んで、トルコGPですけど、やっぱりあまり面白くなかった。
 というか、もともと今のF1なんて、普通に見てもなかなか面白さは感じないんじゃないかと…。


 予選はルールが複雑な上、「誰が一発で1番速いのか」がまったくわからない。
 レースも現在のレギュレーションではバトルが見難いし、ちょっとでも強引に抜こうとすると関係者からは大ブーイング。
 




 それらを考えれば、トルコはマクラーレンの2台のおかげでまだ面白かったほうなのかもしれません。
 イスタンブールはF1開催コースの中では、かなりチャレンジングなレイアウトになっているサーキットですしね。
 ただ、ハミルトンも奇策をとらなければあのような展開にはならなかったはずだし、コバライネンもアクシデントで下位に沈んで格下チームとやりあっていただけですからね…。






 改めて、F1は予定調和のまま進んでいいのだろうか?と心配に思ってしまうのだけど、やっている主催者や自動車会社にとってはそっちの方が都合がいいんでしょうね。







 さて、風邪ひいてしまいましたー。
 ただいまの体温、38.7度〜。
 なので、ゴジダツジは勘弁。
 まぁ、それはいつものことですが、テンションが違うのもご勘弁。



 とりあえず、フジテレビがF1放映権とナビスコ放映権をいますぐに放棄することを祈ります。
 もっとも、じゃあフジテレビ以外のどこがいいかというとー…(笑)