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第17節 長崎対ジェフプレビュー チームの低迷とフアンマの出場停止などから3バックに変更した長崎

 第17節が今週末行われるJ2ですが、今治対大分、大宮対愛媛、富山対水戸は別日に行われます。
 J3からの昇格組とその対戦相手は、天皇杯1回戦が今週末に組まれる、変則的な日程になっています。

 上記の3試合は6月7日(土)、8日(日)に行われ、他J2チームは6月11日(水)と18日(水)に行われる2回戦から天皇杯に出場します。
 その分、7日、8日の週末はお休みとなっています。
 この日は国際Aマッチデーもあるため、空いているというところもあるのでしょう。


 なお、6月1日から6月10日は、移籍ウインドーが空く期間でもあります。
 クラブワールドカップ出場国が加盟する国のサッカー協会は、特別にこの期間が移籍ウインドーになるというルールがあり、今年は浦和が出場するため他Jチームも移籍交渉が可能となります。

www.jleague.jp

 ちなみに、去就が注目されている、ジェフからシント=トロイデンへレンタル移籍している小森飛絢は、買取オプションの噂が出ています。

qoly.jp

1月にジェフ千葉からレンタル移籍した24歳の小森については、買い取りオプションの行使が検討されているとのこと。

 今季のシントは辛くも1部残留を決めましたが、小森は5試合の途中出場のみで、毎回短時間のプレーしか出来ていません。
 それだけに、一部ではジェフ復帰を期待する声もあるそうです。

 ただ、海外挑戦は小森の夢でもあるはずですから、出来る限り海外で頑張ってほしいと思っています。
 しかし、海外挑戦と言っても試合に出られなければ意味はないですから、しっかりと来季に向けて話し合ってベストな環境を探してほしいですね。
 シントは2部降格の危機に瀕して今季終盤に監督も交代していますし、それによって状況が変われば小森が活躍できる可能性も残されているのかもしれません。


 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今週末のジェフはアウェイで長崎と対戦します。
 昨年の長崎はシーズン途中まで優勝争いに加わり、最終的に3位と好順位で終えています。
 しかし、その後のプレーオフで敗退すると、今季はここまで苦戦し9位となっています。

 キャンプでは「昨年より高い位置での守備」を目標に掲げていた長崎ですが、開幕からマテウスとエジガルの2トップに戻したこともあって、その点でうまくいかず。
 コンディションも上がり切らず、攻守に重さ感じる試合が多い印象です。
 3月末から3連敗を含む7試合勝ち星なしと大きく沈んでしまったわけですが、その前から低迷は始まっていたのかもしれません。


 エジガルが離脱したこともあり、GW連戦ではフアンマを起用して2トップに。
 フアンマは開幕後に横浜FC移籍の報道がありましたが、フアンマの態度にも問題があったようで、そこに起因していたのかもしれません。

newsdig.tbs.co.jp

下平隆宏監督
「もともと(フアンマは)気性が荒い起伏が激しい性格もあって、今まではチームの中心で、王様のような扱いを受けていたところからメンバーを外れた中では、少しチームプレーにふさわしくない態度があったのも事実です」

 今季の長崎は多くの選手を抱えてマネジメント面を危惧する声もありましたし、内部からも苦労しているのかもしれません。
 それでもフアンマはそこから立ち直ったのか、成績低迷でチームが頼らざるを得なかったのか、第11節いわき戦からは5試合連続でスタメン出場を果たしています。
 その間、1勝1敗3分と若干成績を戻したことになります。


 しかし、前々節山形戦で、そのフアンマが退場。
 昨年からJリーグでは退場選手に対する処分が厳しくなっており、今回は選手に対する暴行と判断され3試合の出場停止を言い渡されています。
 そのため、ジェフ戦でもフアンマは出場できません。

web.gekisaka.jp

 チームは低迷とフアンマの出場停止などもあってか、前節大分戦で3バックに変更。
 同じく苦戦している山形も3バックに変更していますし、同じような道を辿っていますね。

 大分戦ではマテウスを1トップに山崎と松本がシャドーに入ることで、マテウスが下がってボールを受けたがっても前に2人が残る。
 また、マルコスと増山の左右WBからクロスを上げる際も、中央に3枚いることで攻撃に厚みが増した印象でした。
 加えて、前線が1トップ2シャドーの形になったことで、マテウスの守備範囲が狭くなることもメリットだと考えられます。


 ただし、WBの人選において、SBもこなしてきた増山は問題ないものの、SHのマルコスは守備面で不安が残る。
 さらに、途中交代でWBに入った松澤、笠柳もアタッカーで、WBに攻撃面を期待しているのかもしれません。
 しかし、その分守備に回った時の対応には、不慣れな印象を感じたところがありました。

 それでも大分戦では、早々にセットプレーから失点するも2-1の勝利。
 マルコスの背後も元ジェフの新井一耀や山口蛍がカバーすることによって、やりくりしていた印象でした。
 試合後の増山のコメントからすると、前日にアクシデントがあって急遽3バックにしたそうですが、慣れてくればもっと良くなる可能性も感じた試合だったと思います。


 ジェフ戦でのシステムは読めませんが、ジェフとしてはどちらで来ても対応できるよう準備をしていかなければいけませんね。
 3バックであればポイントになりそうなのはやはりWBの裏で、ジェフはサイド攻撃が武器ですから当然そこを狙っていくことになるでしょう。
 長崎も大分戦はミラーゲームだったためやりやすいところもあったと思いますし、3バックならサイドの守備は修正してくるのではないでしょうか。

 一方でジェフは1トップ2シャドーの相手だと、シャドーを捕まえる部分で悩むところがある。
 Youtubeなどでも話した通り、シャドーが飛び出すとボランチが下がって対応し、1ボランチ状態になってバランスが悪くなる傾向がありますから、そこへの対応も必要だと思います。

www.youtube.com

 今季の長崎は苦戦しているとはいえ、戦力は十分にあるチーム。
 3バックで光明を見出したと前向きに戦ってくるかもしれませんし、新スタジアムの追い風も予想されますから、当然油断できない相手となるのではないでしょうか。