まずブログに関してですが、J2中断中ということもあり、来週月曜日(21日)は暦通りお休みといたします。
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さて、昨日、ジェフが山形のイサカ・ゼインを、完全移籍で獲得したと発表しました。
田中が怪我で長期離脱となってしまったため、この夏の移籍ウインドーで右SHの補強もあり得るのかなとは思っていました。
しかし、イサカと言えば近年のジェフにとってライバル選手の1人といったイメージが強いですし、先日の山形対ジェフでも途中出場を果たしていた選手ですから、驚きの移籍でしたね。
桐蔭横浜大から2020年に川崎へ加入したイサカですが、J1ではまとまった出場機会を得られず。
2022年にJ2横浜FCへとレンタル移籍すると、右WBで活躍しチームのJ1昇格に貢献します。
しかし、横浜FCへの完全移籍とはならず、翌年からはJ2山形へと移籍を果たし、現在に至るという経歴になります。
イサカはパワーとスピードのあるドリブラーで、右サイドから強引に仕掛けてチャンスを作れる選手。
鋭い足元での仕掛けが目立つ選手ですが、鋭いクロスなども大きな武器と言えますね。
田中と同じ右サイドのアタッカーではありますが、スペースに飛び出し長い距離を走ってクロスを上げる田中とは似て非なるタイプだと思いますし、田中が大きく貢献していた守備面においても異なる選手だと思います。
過去2年間、山形では主力として活躍し、2023年は40試合に出場し6ゴール5アシスト。
2024年も37試合に出場し、5アシスト7ゴールを決めています。
J2での実績も十分にある選手と言いたいところですが、今季は苦戦してきた印象です。
今季のイサカはチームとしての狙いもあって、右SHではなく左SHで開幕戦を迎え、左からゴール前への飛び込みを期待されましたが、うまくはまらず。
すぐに右SHに戻りますが、右サイドでも活躍しきれず、レギュラーを外れます。
結果的に今季これまでの成績は、23試合に出場していますが、スタメンは8試合のみで、1ゴール1アシストという成績にとどまっています。
イサカは好不調の波が激しい印象もありますが、何よりもプレーが派手でやることがはっきりしているタイプなだけに、相手にとって対策がしやすいところがあるのではないでしょうか。
足元で受けて仕掛けるプレーが多いため、相手によって予測がしやすい。
それもあって、先月末に横内監督が就任すると、裏へ飛び出せて小技も効くジェフアカデミー出身の氣田が主力として起用され、イサカはますます厳しい立場に陥っていたのではないかと思います。
このような経緯もあって、今回のジェフ移籍を決めたのかもしれません。
J2での大きな移籍には間違いないですが、イサカとしては再起を期待する立場なのではないでしょうか。
イサカも今年で28歳ですからベテラン一歩手前ということで、より出場機会を得られるチームを期待したということではないかとも思います。
ジェフも右足でクロスを上げられるSHが欲しいところではないかと思いますし、ジェフの意図も理解できる補強だと思います。
前節山形戦で良いプレーを見せていた右SH杉山は左利きの選手ですから、右サイドからのアシストは難しい印象もある。
実際、大活躍を見せた熊本でもアシストよりもゴールが多かったですが、ジェフはSHからのチャンスメイクがメインスタイルとなっているだけに、SHのアシストが欲しいところでしょう。
ただ、ここ数戦、調子を取り戻してきたようにも見える、左SHの椿もイサカとは質が異なるものの、足元で仕掛けるアタッカー。
左右両方に生粋のドリブラーを置いて、うまく全体のバランスが取れるのかといった疑問もあるような気がします。
SHには岩井や吉田、カルリーニョスなど他にも候補がいるわけですが、最終的には他ポジション同様に良い組み合わせを作れるかが大事ですね。
椿、イサカ、杉山など、自ら仕掛ける攻撃的なSHが多いですが、だからこそ、攻撃回数などよりもアシストなどの具体的な数字が求められるのではないでしょうか。
いくら派手に仕掛けていっても、結果に結びつかなければ意味がないですし、積極的に仕掛ける一方でボールロストも多い選手たちだと思います。
サイドアタックがジェフの攻撃の肝となっているからこそ、イサカも含めたSHには数字も問われれるところがあるのではないかと思います。