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第26節 ジェフ対徳島戦 プレビュー 田中和樹が不在のジェフはハイプレスを遂行できるか

 先週のジェフは、1-0で大宮との接戦をものにしました。
 ジェフは大宮、徳島、仙台、甲府と、大事な試合が続きます。
 その上位連戦を勝利でスタートできたことは、非常に喜ばしいことですね。

 この勝利でジェフは2位をキープ。
 しかし、明日対戦する徳島も前節仙台との上位対決を2-0で制し、3位に浮上しています。
 ジェフとの勝点差は1ということで、徳島がジェフに勝てばジェフは自動降格圏から落ちることにもなります。


 今季の徳島は堅守を構築しており、現在の総失点13はJ2最少失点数を誇ります。
 ジェフも5番目に少ない失点数となっていますが、それでもここまでの失点数は23と、徳島とは10も違うことになります。
 徳島は積極的なプレスにもいきつつ、中盤のバランスの良い守備を構築し、安定感のある守備対応ができるチームだと思います。

 また、GK田中の冷静なシュートストップも、徳島の武器となっています。
 田中は昨年途中から正守護神の座に就いた26歳で、GKスアレスの負傷もあってポジションを勝ち得た経緯があります。
 今季ジェフに加入したスアレスは大宮戦でもファインセーブを見せていましたし、明日の試合でも両GKのプレーが結果を左右する可能性があるのかもしれません。


 堅守を武器とする徳島ですが、シーズン序盤は得点力不足もあって、勝点が伸びませんでした。
 しかし、4月下旬からは前への推進力があり決定的なプレーができるバルセロスが馴染んで調子も上げ、チームも成績を上げています。
 現在のバルセロスは8ゴールを上げており、J2得点ランキング2位タイに並んでいます。

 ただ、一方で前線でのテンポの良いパスワークは失われ、バルセロス頼りになりがちになっていった部分もあった印象でした。
 このあたりは、Youtubeでもお話ししています。

youtu.be

 そういった課題もあり、5月途中からは失点も増えて引き分けも増え、やや成績を落としていました。
 しかし、ここ最近は再び粘り強い守備に集中し、現在は3試合無失点。
 中断明けからは、2連勝となっています。


 前回6月15日に徳島とジェフが対戦した試合は、3-3の引き分けで終わっています。
 ジェフが3トップ気味にハイプレスにいったこともあって、結果的に打ち合いの試合となりました。
 徳島の3失点は今季ここまでこの試合しかなく、ジェフの3得点も5月以降では唯一となっています。

 遅効時の徳島は後方から細かくパスを繋いでいき、中盤から前線においてはワンタッチパスも交えて、スピードアップしていくイメージ。
 ビルドアップもしっかり作れるチームではあると思うのですが、3バックの立ち位置は大きく変わらず、ボランチやGKなどもあまりそこへサポートに行かないように見えます。
 そのため、もろに相手のプレスを受けやすく、前回のジェフ戦や前節仙台戦でも、相手のプレスに苦しんでいた印象がありました。


 その点を考えると、ジェフは今回の試合でも積極的にハイプレスをかけていくかもしれません。
 ただ、現在のジェフはプレッシングのキーマンでもあった、田中が怪我で離脱中。
 その状況でもハイプレスを実現できるかが、注目の1つとなるのではないでしょうか。 

 3バックに対してのジェフは、SHが前に出てプレスにいく動きが、基本となってきました。
 しかし、田中が不在となって、新加入のイサカが右SHに入ったジェフは、左SH椿が前に出ることが多くなっています。
 前線に関しても前節は森、カルリーニョスとプレスがそこまで得意ではない2人でしたし、前方の守備面が問われる試合となる可能性もあるのかもしれません。


 一方、攻撃面では、徳島戦でもサイドが中心となるのではないでしょうか。
 Youtubeでも取り上げたように、ジェフは3-3で終わった徳島戦、2-2となったいわき戦と、3バック相手だと得点数が多くなる傾向もある。
 個人での突破力のあるジェフのSHに、どう徳島が対策を取るのかも注目だと思います。

 ただし、ジェフは3バック相手だと、失点数も増えていることにもなります。
 ジェフは中盤の守備が課題で、ミスマッチが増えることによって、中盤のスペースを突かれることも増えていきます。
 ボランチの組み合わせも含めて、中盤の穴をいかに埋めるのかに関しても、長らくの課題となっている印象です。


 ジェフは大宮にも勝利したことによって、ここ3試合で2勝1分。
 長かった低迷から、ようやく浮上の兆しが見えつつあるのかもしれません。
 全体的なコンディションも、上がっているように見えます。

 しかし、徳島も現在2連勝中。
 決して徳島も絶好調といった印象はないですが、粘り強い守備が復活し、そこからのカウンターも脅威となっています。
 自動昇格を争うライバルチームですから、大宮戦に続き勝点が欲しい大事な試合と言うことになりますね。