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第30節 愛媛対ジェフ 元ジェフ堀米勇輝も加入した最下位愛媛相手に勝利を

 前節山口に1-2で敗戦したジェフ。
 内容的にも厳しく、攻守に完敗といった印象でした。
 自動昇格に向けて成績を上げていたジェフに取っては、ショッキングな試合だったとも言えるのかもしれません。

 ただ、前々回のYoutubeの動画でも話したのですが、山口は降格圏内の中では試合内容も良く、残留の可能性もありえるチームではないかと話していました。
 それでも自動昇格を目指すにおいては、本来勝たなければいけない相手であることには間違いないはずですが、山口の試合内容もしっかりとしていたと思います。
 逆に残留圏内でも心配と話していた大分は17位まで落ちており、18位山口とは勝点5差まで近づいており、残留争いの行方も気になる状況となってきました。

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 明日対戦する愛媛も、降格圏内に苦しんでおり現在J2最下位。
 残留圏内17位大分とは勝点13差と、かなり開いた状況となってしまっています。

 シーズン序盤から成績が低迷していた今年の愛媛は、5月に石丸監督を解任。
 その後、暫定監督を経て、青野ヘッドコーチが昇格しています。
 しかし、それでも成績は大きく改善せず、現在9戦連続で勝ちなしとなっています。


 愛媛に関しては、やはり小川、森下と主力CB2人が鳥栖に引き抜かれたダメージが大きかったと思います。
 また、石丸監督は第一期愛媛時代や、京都や山形でも守備からチーム作りに入るものの、攻撃に転じて苦労する傾向があるかなと思います。
 チームの将来性などを考えれば理解できる展開ですが、今年も守備重視から攻撃重視にシフトして苦戦したところもあったのかもしれません。

 青野監督が就任してからも、基本路線は変わりませんでしたが、再び前へのプレスを高めていった印象もありました。
 また、夏には鳥栖から元ジェフ堀米、水戸から前田、徳島から杉森、山形から藤本と、実績ある中盤から前線の選手を補強。
 ちょうど夏場は得点力不足に悩んでいただけに、補強でそこを補おうという発想だったのかもしれません。


 また、DFに関しては湘南から吉田、名古屋から吉田、福岡から森山など、レンタルで若い選手を補強していただけに、これ以上の補強はいらないという発想だったのかもしれません。
 後方の選手たちながらテクニックのある選手が多く、今年愛媛が目指すパスサッカーに適している選手たちでもあると思います。
 ただ、サイズには乏しく、相手を跳ね返しきれない印象があって、守備面では大きく苦戦しているところがあります。

 特にここ4試合は大量失点が続いており、4試合合計で11失点。
 前節秋田戦も2ゴールは奪うものの、相手の高さ・強さに押されて3失点を浴びています。
 ここまでの総失点53もJ2最多となってしまっています。


 それでも攻撃面には強みがあり、しっかりとしたパスワークを構築しています。
 サイドでのパスワークだけではなく、ボランチを使った展開や、ポストプレー、間を狙う動きなどで、中央からも攻め込むことができるチーム。
 夏に加入した攻撃陣はラストプレーの質も期待できる選手たちですし、侮れない相手だと思います。

 ジェフ戦においては、積極的にハイプレスを仕掛けてくるのではないでしょうか。
 もともとプレス意識の高いチームですし、愛媛のホームゲームでもある。
 後方の守備の弱さを隠すためにも、プレスを継続できるかが、ポイントとなるのではないかと思います。


 対するジェフは、ここ数戦その相手のプレスに苦戦している傾向があります。
 それでも愛媛は体力的には課題もあるかもしれませんし、何とかプレスを耐えて守備での弱点を突きたいところ。
 愛媛は守備での1対1などに課題があるイメージもありますし、その隙をついてゴールを奪いたいところですね。

 さすがにこの時期に、2試合連続で残留圏内のチームから勝利出来ないようでは、自動昇格が遠のくのも当然。
 振り返れば、プレーオフ圏外の7位大宮との勝点差も4となっていますし、ずるずるといかないことが大事ですね。
 愛媛とはここ最近の相性も良いですし、しっかりと勝って嫌な流れを払拭したい試合になると思います。