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淀川社長は古河に復帰


ホームではラストゲームとなった淀川社長は「私はずっとここで骨を埋めるつもりで、全力投球してきた」としんみり。退任後は親会社の古河電工に戻ることになるという。
スポニチ
 だから、淀川社長の日本サッカー協会入りなんてありえないって、言い続けてきたじゃないですか。
 




 今のJFAは川淵氏の昔からの側近中の側近と、現場畑から出てきた人物と、Jリーグで本当に活躍した人物でしか固められていないんですから。
 淀川社長は古河出身とはいえ、所詮は選手としての経歴もほとんどなく、サッカー人としての経歴はたかがジェフで4年間社長をやっただけですから、それだけで協会に入れるわけがないでしょう。


 薄い経歴に箔をつける最終手段としてJリーグ本部にねじ込む可能性はなくはないにしたって、今のJリーグ本部はクラブの活躍がなければ入れないような状況。
 Jリーグの幹部はこれまで川淵三郎氏にしろ(Jリーグ創設)、鈴木昌氏にしろ(鹿島黄金期)、鬼武健二氏にしろ(ヤンマー監督、C大阪Jリーグ加盟)、犬飼基昭氏(浦和の躍進に貢献)にしろ、淀川社長とは比べ物にならないほどの経歴があるわけですから。
 しかも、それぞれクラブ以外の企業での実績も持ち合わせている人材です(川淵氏は違うけど)。





 現在の協会スタッフを見てみましょう。


会長(キャプテン) 川淵三郎 日本代表選手、日本代表監督、 Jリーグ初代チェアマン
副会長 小倉純二 FIFA理事、2002年FIFAワールドカップトーナメントディレクター、Jリーグ理事
副会長 釜本邦茂 日本代表選手、ヤンマー(現セレッソ大阪)選手兼監督、ガンバ大阪監督、参議院議員
副会長 鬼武健二 ヤンマー監督、ヤンマーマリナックス取締役社長、セレッソ大阪代表取締役社長、Jリーグ第3代チェアマン
副会長 大仁邦彌 日本代表選手、三菱重工監督、強化委員長、技術委員長、女子委員会委員長、常務理事
専務理事 田嶋幸三 日本代表選手、U-15〜U-19日本代表監督、技術委員長、筑波大学客員助教授、体育学修士
常務理事 澤村哲郎 新潟工業高校監督、新潟県サッカー協会会長、アルビレックス新潟顧問
常務理事 犬飼基昭 Jリーグ専務理事、浦和レッズ社長、三菱自動車工業常務執行役員、欧州三菱自動車工業社長
常務理事 青木治人 聖マリアンナ医科大学学長・整形外科教授、FIFA医学評価研究プロジェクト委員
常務理事 出口明 北海道サッカー協会専務理事、コンサドーレ札幌取締役
常務理事 藤縄信夫 関西サッカー協会理事長、大阪府サッカー協会専務理事
Wikipedia
 1人1人経歴を探してこようとしていたら、Wikipediaさんが綺麗にまとめてあったのでこれをご紹介。
 半数以上は説明無用の方々。
 もう半数のうち各地域の協会から常務理事さんが出ていますが、これは持ち回りみたいなものでしょう。
(川淵氏は新潟がお好きな感じがするので、それで


 ついでに、Jリーグの理事会メンバーも、素晴らしい経歴をお持ちです。



 このメンバーの中に。


淀川隆博


所属クラブ
芦屋高校
早稲田大学
1973年-1981年 古河電工
引退後経歴
2004年4月-2008年4月 ジェフユナイテッド市原/ジェフユナイテッド市原・千葉:社長
Wikipedia

 これだけ入れられてもね…。


 もし噂通り淀川社長と川淵氏との仲が良く(でも川淵氏の新聞記事に文句つけたり説明会で文句言ったりしてるんだけど)イエスマンとして近くに置くにしたって、JFAに入るためにJリーグ本部で頑張って経歴に箔をつけた頃には、もう川淵氏本人がヨボヨボでしょ…。
 あの人最近コメントにつまることが多いし、ああ見えて健康状態はよくないように見えるし。






 ちなみに淀川社長のJリーグ入り、協会入りを最初に言い始めたのがこのスポニチ(ってか、他は言っていないか)。
 たぶんその後に周りが騒ぎすぎたから、最後は責任を取って自分で火消しにしまわったんじゃないでしょうか。





 まぁ、どちらにせよ古河政権も長い日本サッカー史を考えれば後もう少しなんでしょう。
 けど、その後も派閥争いをやっている可能性は、否定できないんじゃないかと思ったりして…。
 だって、所詮は日本の団体ですからね(笑)