2012年から使用するIRLのシャシーメーカーが検討されており、各メーカーがコンセプトを提示していたのですが、この度ダラーラのシャシーを使用することが発表になりました。
個人的にはローラがかっこいいかななんて思っていたんですけどね。
実績も十分にあるし、フロントのだぼっとした感じは気になりますけど、それはどこも同じですし(安全性の確保のためなのでしょうか)。
もちろんダラーラも有名なシャシーメーカー。
現在のインディーカーはもちろん、F3の主要マシンを設計し、GP2や今年からはGP3も担当。
第3期ホンダF1が参戦当初オールホンダで挑もうとした際にプロトタイプのマシンを作成していましたし、最近ではHRTにマシンを供給しています。
(ただしHRT側はマシンのパフォーマンス不足に大きく反発。特にシーズン序盤は、同じくダラーラがマシンを供給しているGP2の方が速いのではないか?と言われていたくらいです。)
今回の特徴はモノコックなど主要部分はダラーラが開発し、その他は他のメーカーに開発を譲り、マシン表記もエアロパーツ供給メーカーの名称になるとのことです。
名前も受け渡すことで多くの参入を希望したいと言うことなのでしょうけど、果たしてどれだけの会社が参加するのか…。
逆にチームとしては、良いパートナーを探すことが重要になるかもしれませんね。
まぁ自社開発を行うところも出てくるのでしょうけど。
今週末IRLはカナダはトロントでレースが開催されます。
佐藤琢磨としてはしっかりと完走を目指すこと。
武藤英紀はチームがドライバー1人体制と言うこともあってか、苦戦するレースも増えていますが、焦らずにチャンスを狙ってほしいと思います。