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錦織、ジョコビッチを破るも決勝でフェデラー相手に敗戦

 日本代表のワールドグループ昇格を決めた9月のデビスカップ以降、上海マスターズでもベスト4に入るなど絶好調な錦織圭
 世界ランクでも30位以内を確定し、全豪オープンではシード獲得も見えてきました。 


 そして、先日行われたスイス室内では、1回戦で世界ランク7位のベルディヒに勝利し、準決勝まで勝ち上がると世界ランク1位のジョコビッチと対戦。
 この試合を2-6、7-6(4)、6-0で打ち負かし、決勝で今度は地元フェデラーと対戦しました。



 しかし、決勝でのフェデラーはさすが…というか、非常に好調なテニスが出来ていたんしょうでしたね。
 得意のスライス、バックでのダウン・ザ・ライン、精確なサービス、そして、ゲーム運びとまったく隙のないテニスで、錦織を寄せ付けませんでした。
 まぁ、あそこまで素晴らしいテニスをされては仕方がない…とはあまり言いたくはないですけど(錦織だってそういった選手達と戦える舞台にまでは、到達したわけですから)、それほどまでに素晴らしいプレーだったと思います。
 自分はジョコビッチ戦を見ていないので、どこまで現在の錦織がこういった相手たちとやれるのか、比べる天秤がないというのが正直なところでもあるのですけど、それにしてもフェデラーのプレー内容はとても充実したものだったと思います。


 ジョコビッチに勝てたのだから…といった悔しい思いもありますけれども、まずはフェデラーの初対戦、そしてATP500シリーズでの初の決勝進出といった経験が本人の身となっていけばと思います。
 ジョコビッチ戦での勝利で自信を付け、完璧だったフェデラー相手との試合で課題を見つけてくれれば良いですね。
 ぜひこの好調を維持して、怪我なく成長していってほしいと思います。