来年度からJ2とJFL間で、入れ替え制度が始まると日刊が報じています。
Jリーグは以前からJ2は22チームまでで、22チームになった時点でJFLとの入れ替えを行うことをアナウンスしていたはずで、予定通りということにはなりますね。
日刊の記事によると、JFLの上位2チームがJリーグ準加盟の条件に満たしていた場合は、J2最下位が自動降格でJFL首位が自動昇格で、J2の21位とJFLの2位が入れ替え戦を実施。
JFLの首位だけが条件を満たしていた場合、そのまま自動降格でJ2の最下位が自動降格のみ。
JFLの2位だけが条件を満たしていた場合、J2最下位と入れ替え戦を行う。
もしJFLの上位2チームが準加盟を見たいしていなかった場合、入れ替えはなしとなるそうです。
気になるのは、やはりJ2からJFLに落ちたクラブの経営面となりますね。
分配金はもちろんですが、入場者収入やスポンサー料も減る可能性が高いでしょうし、かといって大幅な規模縮小も実際問題難しいかもしれない。
とはいえ、一方でJリーグ入りを目指すクラブの経路を経ちたくはないだろうし思うし、J3構想も社会人チームはどうするのか、それだけの数のクラブが集まるのか…といった疑問もあります。
そもそもJ3を作ってJ2との昇降格をしたところで、J2から降格したクラブなどの経営問題の改善策とはならないでしょうしね。
まぁ、どちらにしても、難しいところまで来ているんだろうなぁとは思います。
全体のパイは大きく変わらない状況で、Jリーグ入りを目指すクラブの夢も簡単には潰したくない。
自由競争が基本ではあるんでしょうけど、それでクラブが潰れていってしまっては、元も子もないのでしょうしね…。
そのあたりに東南アジアへの放映権売却と、宮本のタイ移籍が絡んでくるんですかね。
東南アジアだと欧州サッカーが人気なイメージで、どれだけ付け入る余裕があるのかという疑問はありますけど、今のJリーグを考えるとやるしかない状況なのかもしれませんね。