ジェフ対藤枝戦は3‐2で勝利。
3試合ぶりの勝ち星を飾りました。
ジェフは前節山形戦に続いて、ハイプレスから猛攻を仕掛けていきました。
前回対戦時にはそのハイプレスの裏を取られて1‐3で大敗を喫しているので、もう少しマイルドに戦っていくのかとも思ったのですが、勇気を持って前に出ていったことになります。
2トップだけでなく左右SHもまえにでていき、全体もコンパクトに戦えていました。
山形戦ではチャンスを決めきれませんでしたが、この試合では前半だけで3得点。
相手の守備の問題も大きかったとは思いますが、まず得点が奪えたことが大きかったですね。
ただ、後半は相手の猛攻もあって2失点。
リードした後の戦い方と守備に課題を感じた試合となりました。
この気温であれだけのハイプレスを仕掛けていったわけですから、後半に運動量が落ちてしまったことは仕方がない。
しかし、そこで失点せずうまくしのぐ術を学びたいところですし、守備の部分も含めてまだまだやるべきことはありそうですね。
■前半だけで3点を取って折り返し
ジェフは出場停止明けの田口、高橋が復帰し、小林がベンチに。松田、熊谷が外れました。
藤枝は今夏、渡邉、久保が個人昇格。
新加入の中川風と田中宏武、小笠原、永田がスタメンに。
ジェフU-18出身の榎本に加え、アンデルソン、久富、鈴木翔太が外れました。
3分、ジェフの攻撃。
カウンターからドゥドゥが相手をかわして持ち上がり、風間が鋭いスルーパス。
田中和樹が裏を取って切り返し、シュートまでいきますが、相手DFがブロック。
キックオフから、ジェフが押せ押せの展開。
ハイプレスからボールを奪い、ハーフカウンターで攻め込んでいきます。
特に風間のパスから田中が仕掛ける攻撃が、目立っていました。
12分には藤枝の攻撃。
中川が高い位置でボールを奪ったところから、横山が切り返してシュート。
しかし、高橋がブロックしてGK鈴木がセーブ。
13分にはジェフのチャンス。
見木が高い位置でボールを奪って、風間が左からクロス。
ドゥドゥがファーで狙いますが、GK北村の正面。
17分には藤枝のチャンス。
左から右にパスを繋いでいき、永田が高橋に仕掛けてクロス。
岩渕が狙いますが、佐々木がブロック。
しかし、その直後、ジェフが先制。
風間と小森でプレスに行き、小森が高い位置で相手からボールをカット。
そのままシュートを放ち、ゴール右隅に決めます。
21分にもジェフのチャンス。
高橋から早いタイミングでのクロス。
これを小森が受けて反転し、左足でシュートに行きますが、GK北村がセーブ。
その後も35分、ジェフが追加点。
ドゥドゥが左サイドで粘ったところから、右サイドへ展開。
風間が抜け出して、シュートを放ち2‐0。
44分にも、ジェフが追加点。
右サイドからのCK。
田口が蹴ると、ファーでドゥドゥが3点目。
前半ATにもジェフの攻撃。
右サイドで風間、小森などがパスを回して、中央の田口へ。
ドゥドゥのポストを挟んで、田口がシュートを放ちますが、ゴールの左にそれて3点リードで折り返します。
■2点を奪い猛攻を仕掛ける藤枝を凌ぎ3‐2
藤枝は後半開始と同時に永田、新井泰貴、山田に代えて、アンデルソン、久富、鈴木翔太を投入。田中宏武が左WBに回り右WBに久富、横山がボランチに下がってアンデルソンが前線に。
55分、藤枝のチャンス。
中盤でボールを奪われたところから、水野が持ち上がってスルーパス。
岩渕が抜け出してシュートに行きますが、GK鈴木がセーブ。
その直後にはジェフのチャンス。
風間のパスを受けた見木が、カットインして中央へパス。
田中和樹がシュートを放ちますが、ゴールの左を逸れます。
後半に入って、少しずつジェフの運動量が落ちていきました。
61分、ジェフはドゥドゥ、風間を下げて、高木、福満を投入。
藤枝も岩渕を下げて、矢村を投入。
68分、藤枝が1点を返します。
左サイド奥でアンデルソンが仕掛けたところを、高橋が倒してFK。
田中宏武がグラウンダーのマイナスの上げると、フリーになった矢村が足元で合わせて3‐1。
その直後、ジェフは田中和樹を下げて米倉を投入。
藤枝は水野を下げて西矢を投入。
後半に入ってから、前線に入ったアンデルソンを中心に前への圧力を高めていきます。
74分、ジェフのチャンス。
カウンターで田口の縦パスを受けた福満が、逆サイドへ展開。
フリーになった米倉がシュートを放ちますが、GK北村がセーブ。
78分にもジェフのチャンス。
右サイドからのCK。
田口が蹴ると、佐々木が体をねじってヘディングシュートを放ちますが、GK北村がはじき出します。
80分、藤枝が1点を返します。
中盤左サイドから、田中宏武がスルーパス。
アンデルソンがオフサイドライン裏を取って抜け出し、シュートを放って3‐2。
83分、ジェフは小森、田口を下げて、呉屋、小林を投入。
86分には藤枝の決定機。
横山の縦パスから、中川がラストパスを送り、矢村がゴールネットを揺らしますが、オフサイドの判定。
94分、藤枝の攻撃。
田中宏武からの縦パスを受けたアンデルソンが、ラストパスを供給し矢村がシュート。
しかし、佐々木がブロック
後半終盤は藤枝が猛攻。
しかし、ジェフが何とか凌いで、3‐2で逃げ切りました。
■後半の反省を身に付けることができるか
前半はジェフの完璧な試合展開でした。ハイプレスからのハーフカウンターから仕掛けて、ボールを失っても再び奪い直す。
ワンサイドゲームで3点を奪いました。
攻撃においても、右サイドを風間のパスから田中が縦に抜ける攻撃で、リズムを掴んでいきました。
しかし、この日は左サイドでもドゥドゥが仕掛けて、日高サポートに行く展開も作れていて、右サイドに偏ることのない攻撃が作れていましたね。
ドゥドゥ周辺の連携も向上してきたのかなと思います。
展開としては4‐0で勝利した山口戦にも似通った印象を受け、藤枝も3バック外に広大なスペースが出来ていた。
現在のジェフは左右SHにアタッカーを置いているので、こういったチームには強いのではないかと思います。
攻撃に関しては、サイドの守備が硬い相手をどう攻略するかが、ポイントとなっていくのかもしれません。
一方で、後半は1点も奪えず、2失点してしまった。
運動量が落ちるのは仕方ないとして、プレスにいけない状況でどう守るのか。
3‐3で引き分けた前々節徳島戦でも感じましたが、やはり軽い守備からの失点が大きな課題ですね。
1失点目はセットプレーからの流れですが、完全に相手をフリーにしてしまった。
また、高橋のところを仕掛けられて、FKを与えてしまったところも課題ですね。
今後も高橋の守備は狙われる可能性があると思います。
2失点目も、ジェフの右サイドからやられてしまっています。
また、前掛かりになった裏を取られたとも言える場面で、残り10分の時間帯にそこまで前に出るべきだったのか。
試合を終わらせる技術も、身に付けなければいけないと思います。
前半は勢いを持って戦えたと思いますし、得点を奪えたことも良かった。
ただ、後半に関してはもっと賢く、うまく戦うべきだったと思います。
反省点も見えたのは良かったと言いたいところですが、それを経て成長できなければ意味がないと思います。
それを残り試合で身に付けて、成果を上げられることができるのか。
シーズン終盤に向けて、よりシビアな戦いが待っていると思います。