当ブログはプロモーションを含みます

第4節 札幌対ジェフ プレビュー クラブ史上初の開幕3連勝を遂げたジェフが最下位札幌と対戦

 昨日、YoutubeにJ2全チームのここまでの印象と、注目選手に関して語った動画をアップしました。
 ここまでの全試合をチェックして、1チームずつ感想を話していったので、かなりの長編となってしまいました。
 いつものことながら、1週間のうちに動画を作り上げないと、次の試合が来てしまうところがつらいところですね。

 ということで、YouTubeの方もよろしくお願いします。

www.youtube.com

 さて、ジェフは開幕から3連勝を達成。
 ちばぎんカップや開幕戦から内容から考えると意外にも思える成果ですが、3試合で徐々に調子を上げていった印象です。
 コンディションが悪そうだった第1節いわき戦や第2節富山戦で、悪いなりに結果を残せたことが大きかったと思います。

 なお、開幕からの3連勝は、ジェフ史上初とのこと。
 ジェフはJ1で強かった時代も、オシム監督があまりシーズン序盤に標準を合わせていなかった印象もあり、開幕からの数戦は苦労する傾向にありました。
 スタートダッシュを狙いすぎて息切れすることを気にしていたのかもしれませんが、今年のジェフは決して開幕に標準を合わせた感じではなかったですし、内容を考えればむしろここからの上昇を期待したいところではないかと思います。


 今回の動画でも話しましたが、今年もジェフはサイド攻撃が基本。
 特に富山戦、山形戦で見せたように、中盤のハーフレーンでボールを受けて、そこからサイド裏へ走らせる攻撃が、1つのパターンになりつつある印象です。
 これが確固たる武器となっていくのか、警戒された時にどう対応できるかが、攻撃面での注目なのかもしれません。

 一方で、後方でのビルドアップ面では苦戦し、守備面でも昨年ほどの積極的なプレスは掛けられていない印象です。
 しかし、鈴木大輔や鳥海がゴール前で粘りの守備を見せていることが、結果に結びついているのではないかと思います。
 ただ、山形戦では2失点していますし、中盤では間を取られることも多かったですから、まだまだ守備面での課題はあるように思います。


 対する札幌は、現在3戦3敗の最下位。
 まだ1ゴールもあげられておらず、J1からの降格組としては深刻な状況といえるのかもしれません。
 総失点数7も、熊本に並び最多タイとなっています。

 札幌は昨年まで6年間指揮したペトロヴィッチ監督が退任し、今年から岩政監督が就任。
 しかし、岩政監督はペトロヴィッチ監督風のサッカーを継続した印象もあり、後方からの細かなパスワークを狙っているように見えます。
 ただ、後方でのビルドアップの動きはまだ真似できたとしても、そこからアタッキングサードへ持ち込む形までは難しく、良い形で仕掛ける展開が作れていない印象です。


 名将の後の苦戦というと、ペトロヴィッチ監督の師匠でもあるオシム監督の後のジェフも思い返しますが、詳細は少し異なると思います。
 オシム監督の時は好調のまま監督が代わったパターンで、それによって以降の後任がオシム監督と比べらた部分もありましたが、札幌の場合は成績が落ちて降格したところでの監督交代となった。
 そのため心機一転、新たなスタイルで戦う判断もできたはずですが、無理に継続も考えた結果、攻守に中途半端になってしまったように思います。

 0-2で敗れた第3節山口戦では選手に迷いも感じ、自信も失いつつあるようにも見えました。
 それでもベルギー1部のコルトレイクから復帰したボランチの高嶺の展開力や右WB近藤の突破力など、個人能力は基本的に高いチーム。
 全体的な選手層も厚く途中投入される選手たちも脅威だと思いますから、油断できるチームではないと思います。


 何よりも、今週末はホームであるプレミストドームでの試合。
 雪国の札幌はここまで3試合をアウェイで戦い、ジェフ戦が初のホームゲームとなりますから、これまでの試合よりもコンディションもモチベーションも上げて戦ってくるかもしれません。
 ただ、もしホームに戻っても状況が改善しなければ早期に大きな決断が下される可能性もあるかもしれませんし、札幌にとっては大事な試合となるのではないでしょうか。

 個人的には割り切ってシンプルな戦いをされた方が嫌な気もしますが、岩政監督がプライドを捨ててそういった決断を出来るのか。
 一方のジェフは開幕4連勝のチャンスだと思いますし、例年にない好調なスタートダッシュを切れるのか。
 開幕3連勝とはいえまだ攻守に課題も残っていると思いますし、勝点を積み重ねながらより安定感のあるチームを目指してほしいと思います。