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天皇杯2回戦 ジェフ対熊本 プレビュー 低迷するチーム同士の対決で今後の打開策は見えるのか

 先週末、リーグ戦がお休みだったジェフですが、明日はフクアリで天皇杯が行われます。
 多くのJクラブは天皇杯2回戦からの出場となり、ジェフも同様に明日の試合から天皇杯に登場ということに。
 ジェフは天皇杯初戦で、熊本と対戦します。

 この試合の勝者は7月16日(水)に、J1名古屋と九州リーグのヴェロスクロノス都農との勝者と対戦することになります。
 ヴェロスクロノス都農と言えば、ジェフを契約満了となった杉山弾斗が2022年に加入したクラブです。
 なお、杉山は現在JFLの横河武蔵野FCでプレーしています。

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 ジェフと熊本は、4月末に熊本で既に対戦しています。
 ゴールデンウィーク連戦2試合目に行われた試合で、0-0で終わっています。

 引き分けといった結果ではありましたが、試合展開は一方的で熊本ペースが続いた試合でした。
 守備では熊本の流動的なパスワークに翻弄され、攻撃でも熊本の切り替えからのプレスに苦しんでしまいました。
 シュート数も熊本が23本だったのに対しジェフは9本止まりで、ゴール期待値も熊本の2.1に対しジェフは0.39と圧倒的な数値が出ています。

sporteria.jp

 ただし、そこから熊本は、大きな低迷に入ってしまいます。
 5月に入ってから、6月1日の試合まで1分5敗。
 前節いわき戦でも、1-5と大敗を喫しています。


 熊本にありがちな状況だと思いますが、パスワークから良い形は作るものの、ゴール前での強さなどが足りず、得点を奪い切れない。
 そのうちに、薄い守備網がカウンターなどを受けて、失点するパターンが続いている印象です。
 また、いわき戦では苦手とするセットプレーでの失点も生まれており、全体的にフィジカル的な弱さが出てしまっているように思います。

 それでも熊本は例年こういった低迷期に陥ってしまう時期もありますが、突然復活することも珍しくない。
 何があっても実施するサッカーは変わらないチームですから、コンディションが上がったり環境などが整いさえすれば、また熊本のスタイルがはまる試合も出てくるのではないかと思います。
 また、連戦中やカップ戦などでも、メンバーを入れ替えず固定化して戦うことも熊本の特徴ですから、今回の天皇杯ジェフ戦でもフルメンバーで挑んでくるのではないでしょうか。


 対するジェフとしては、前回の熊本戦で多くの課題が見えただけに、解決の糸口を見つけたいところではないでしょうか。
 ジェフの守備は中盤のパスワークに対してうまく対応できないことが多く、特に間で受けたりハーフスペースを攻め込まれると、苦戦する傾向がある。
 また、熊本戦、長崎戦などではシステムのミスマッチもあってか、3バックからのビルドアップを止められずに、劣勢に立たされた印象もありました。

 さらに、ビルドアップ時には相手のハイプレスにも弱いところがあり、前回の熊本戦ではサイドに追いやられてボールを失う場面も目立っていました。
 中盤での守備やプレスの掛け方、ハイプレスを受けた時のボールの回し方などは、熊本戦以外でも見られる課題だと思います。
 それだけに今回の熊本戦を良い材料として、次にいかせるような試合を見せてほしいところではないでしょうか。


 とはいえ、ジェフの場合はフルメンバーで戦うのか、わからないところがあります。
 ジェフも5月に入ってからは1勝2敗3分と低迷していますが、小林監督はチームの成績が落ちるとメンバーをいじって修正を図ろうとする傾向もある。
 さらに、天皇杯の後には徳島戦、磐田戦と上位との試合も組まれていますから、主力を休ませたいという思いも生まれるかもしれません。

 むしろメンバーを入れ替えることによって、フレッシュな選手の台頭を期待したい試合となるのでしょうか。
 ただ、ここ数年のジェフはカップ戦などでメンバーを入れ替えると、苦戦して終わることが多いだけに、若干の心配もあるのかもしれません。
 しかし、ジェフ以上に低迷している熊本が相手ですし、何よりもホームフクアリですから良い成果を上げて、リーグ戦での打開のきっかけを見つけてほしいところですね。