11月に入って、J2も残り4試合。
1試合1試合の結果が、重く感じる時期となってきました。
ジェフは前節秋田戦で、0-0の引き分けに終わってしまっています。
前節はプレーオフ圏内の徳島や大宮も勝ち切れなかったため、順位は3位で変わっていませんが、自動昇格圏内との差はまた少し開いてしまいました。
この試合の結果が、最後に響かなければいいのですが。
明後日、ジェフと対戦するのは札幌。
J1降格組の札幌ですが、開幕から4連敗と出端を挫かれ、その後も勝ったり負けたりといった結果が続き、昇格争いにはほぼ絡めないシーズンとなってしまいました。
今回のジェフ戦で引き分け以下となれば、J1昇格の可能性が完全になくなります。
J2で苦戦する札幌は8月に岩政監督を解任し、長らく札幌アカデミーを指導してきた柴田監督が就任。
ただ、その後も大きく成績は改善せず、苦労している印象を受けます。
総じて、安定感を感じないチーム状況となっているように見えます。
柴田監督になってからの札幌は、紆余曲折あったように思いますが、現在ではプレスを積極的にかけていき、守備を改善していこうという意欲を感じます。
攻撃でもサイドで、ワイドとハーフスペースを使ってパスワークで持ち上がる、シンプルなスタイルで戦っています。
まずは、攻守に土台を作り直すということになったのかもしれません。
ただ、そこからゴール前まで侵入するといった部分では、まだ課題があるのかなと思います。
さらに、守備面ではゴール前で人数がいても、ぽっかりと相手選手を開けてしまう傾向があって失点が多い状況でした。
総失点数56は最下位愛媛に次ぐ2番目に多い数字となっていますが、もともと札幌は守備よりも攻撃というスタンスで戦ってきたチームなだけに、失点癖というのはなかなか治らないのかもしれません。
それでも前々節は富山に2-0で勝利、前節は0-1で水戸に負けてはいますが、徐々に失点は減っていることになります。
負傷者が多かった札幌ですが、前節はCB宮もスタメンに復帰。
選手の顔ぶれもようやく固まりつつあり、少しずつベースが固まっているように思います。
注目はやはり中盤の高嶺ではないでしょうか。
相手の危険なエリアを見つけるのがうまく、長短のパスを使い分け、ミドルシュートも強力で、DFやボランチでのプレーながら、今季チームトップの8ゴールを上げています。
ジェフも高嶺のところを、しっかりと抑える必要があると思います。
ジェフからすると、比較的戦いやすいタイプの相手なのかもしれません。
秋田のような堅守のチームよりも、前に出てきてくれるチームの方が、攻守に勢いが出しやすいし、ゴールも目指しやすい。
さらに、札幌は3バックでサイドを狙われる傾向のあるチームですが、ジェフはサイド攻撃がメインで3バック相手の方がやりやすい印象も受けます。
とはいえ、前節秋田戦でも、積極的にサイドからの攻撃は仕掛けていきました。
それでもゴール前で跳ね返されることが多かったですし、サイドを取ったところからどうゴールを目指すのか。
札幌も1人1人能力は高いチームですから、シンプルな攻撃だけでは苦戦する可能性もあるかもしれません。
また、ジェフは田口、イサカと、主力選手が出場停止となります。
品田や杉山などの出場が予想されますが、代わりに入った選手がどれだけ活躍できるのか。
シーズン終盤に向けて他チームも出場停止や怪我人などが目立っていますし、チームの総合力が問われる段階となってきましたね。
ここから、ジェフは札幌、藤枝とホームゲームが続きます。
さらに、両チームは比較的守備に課題のあるチームだと思いますから、しっかりとホームの追い風に乗ってゴールを奪い、連勝を目指していかなければいけませんね。
動画でも話した通り、他の上位チームはライバルチームとの残り試合が多く、特に今週末は直接対決が多数組まれていますので、その間にジェフが上を目指したいところではないでしょうか。