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 「試練の連続。だが、試合はやってくる」


26日朝から始まった長時間移動。オシム・ジャパンは27日夜、3位決定戦の地パレンバンに到着した。しかし、指揮官の韓国戦勝利への意欲が減退することはなかった。
(中略)
当初は早朝6時到着便で現地入りする予定だった一行。アジア・サッカー連盟(AFC)の手配ミスで、確保していた便がキャンセル扱いとなり、予定変更を余儀なくされた。

 アジアカップの運営、なかなか酷いようですね。
 もともとこの過密日程の中、直行便がないようなところで3位決定戦をやるのもどうなのかという話になりますけど、それに加えて飛行機の手配ミスですからね…。
 結局、日本代表はまるまる2日間、移動に費やしたそうです。


 けど、今まで移動がなかったことを考えれば、恵まれている方なんじゃないかと思いますけどね。



AFCのミスで長時間移動を強いられた日本に、また災難。選手・スタッフ合わせて44人の日本代表一行に対し、AFCパレンバン市内に用意した宿泊ホテルの部屋数は25。選手は期間中ずっと1人部屋だったが、熟睡して疲労をとりたい最終戦前夜に限って2人部屋となってしまった。


オシム監督は最上級のスイートからジュニアスイートへ変更。このスイートに、スタッフ11人が詰め込まれた。最も広い部屋とはいえベッドは11台も入らないため、大半が床に“雑魚寝”。しかも床は固い大理石だというからたまらない。



AFCの対応の悪さはこれにとどまらず、依頼したミネラルウオーターの手配もミス。日本協会スタッフがスーパーで大量の水を買い込み、競技場へ運んだ。またこちらはAFCのミスではないが、航空機に荷物が乗り切らず、27日夜時点で全140個のうち50個がパレンバンに届かない事態も発生。試練の連続。だが、試合はやってくる。


 最後はちょっとオシム監督っぽい感じでまとめてますね(笑)
 それはともかくとして、こうなってくると東南アジアでの開催、どうだったの?という話になってきてしまいます。
 スタジアムは特定の試合以外ガラガラだし、運営は酷いし、移動は大変だし(最後の問題は東南アジアのせいというより4カ国共催のせいでしょうけど)。
 まぁ、アジアだからこんなもんなのかもしれないですけどね…(笑)





 全然関係ないけど…。


「条件でいえばこちらが不利なのは間違いない」というオシム監督。

 同じことを例えばアマル監督がいったら、「また余計なこというな」って言われるんだろうなと思ってしまいました(笑)
 準決勝では、条件で不利だったサウジに負けてしまったわけですからね。

 宇都宮徹壱氏「盾となる巻」

 巻はサウジ戦でも、決して悪いプレーはしていませんでしたよ。すごく良かったわけでもないですけど。
 効果的なプレー(実になったプレーとでも言いましょうか)は少なかったけど、汚れ仕事を積極的に行っていました。


 巻に「もっと裏を突け!」という人もいるですけど、基本的に巻はポストに入って(あるいはロングボールをまって)2列目の上がりを待つ選手ですからねぇ…。
 そして、ポストの入り方からどこにボールを出せばいいのかまでを教え込んだのが、オシム監督ですし。
 その仕事はどちらかと言えば、本来高原がすべきなんじゃないでしょうか。
 そんな中で今大会の巻は、裏への動きを良く頑張っている方だと思うのですが。



中盤のパッサーをあえて切り捨て、運動量と高さを前線に投入することで、何とか事態の打開を図ろうとする。しかし悲しいかな、交代を繰り返すたびに、チームのポテンシャルは下がる一方だ。中盤の人数が少なくなれば、中村俊の負担は増大するばかり。頼みの綱の高原も、この日は2人掛かりのハードマークを受け、盾となる巻を失ってからは、さらに埋没してしまった。
 宇都宮さんのコラムです。
 









 話は変わりますけど、一概に「選手を早く交代すればいい」というわけではないということが、サウジ戦で解ったのではないかと思います。
 寿人が悪かったわけではないですけど、宇都宮さんも言っている通り巻がいなくなってターゲットマンと囮になる役割の選手がいなくなり、狙いが解りにくくなってしまいました。








 これは今のジェフでも同じ。
 そう簡単じゃないと言うことです。


 宇都宮さんはこうなった原因をこのように分析されています。


これはさい配の問題というより、ただ単にスタメンとベンチとのレベルの乖離(かいり)がもたらした必然である。今大会の日本は、ハードな日程を乗り切るには、あまりにも選手層が薄かったと言わざるを得ない。
 ジェフは日本代表以上に選手の層が薄いわけですからね。






 

 代表の方は俊輔、憲剛、遠藤のうち誰か1人をベンチに置くことで、層の薄さをカバーするんだと思っていたんですけどね…。
 別にそれは主力の温存とかではなく、中盤のバランスも兼ねてですけど。



 しかし、代表の方の選手層も難しいところですよね。
 あくまで例えばですけど、小野や大久保のようなある程度実績のある選手達をベンチに置いたとしても彼らのフラストレーションが溜まりだして、ベンチの方に問題が生じてしまう可能性もあるわけですしね。
 それならばいっそ即戦力ではなくても若い選手達をベンチに入れて勉強させた方が、将来のためにはなるでしょうし。

 山本左近、スパイカーからF1参戦

 意外な起用となり、驚きましたね。
 左近はスーパーアグリのテストドライバーとして契約されていましたけど、GP2にも参戦していることもあってほとんど走らせてもらっていませんでしたし、今回は素晴らしいチャンスなのではないでしょうか。
 相手は前全日本F3チャンピオンのエイドリアン・スティール。
 スティールはクリスチャン・アルバースにパフォーマンスで勝っていましたし、このドライバーに勝てれば名前を売ることも出来るでしょう。
 スパイカーの前進であるジョーダンで走っていた経験もあるわけですし、チャンスはあると思います。頑張ってほしいですね。



 しかし、気になるのは金銭面ですね。
 クリスチャン・アルバースが解雇されたのも金銭面の問題もあったようですが、パフォーマンスが良くなかったことが大きく響いたようですし、左近の前のマルクス・ビンケルホックもさほどスポンサーは付いていなかったけれど、将来性を見込まれて参戦したと言われています。
 そう考えるとそこまでスパイカーの金銭面が厳しいとは思えないのですが(親会社は大変だという話しを聞くけど)、それにしても少なからずスポンサーは持ち込まなければいけないと思います。



 けれど、左近には大きなスポンサーが付いていません。
 新しくスポンサーが付いた可能性もありますけど、昨年スーパーアグリで走ったときはスポンサーが付かなかったわけですし、最下位チームでしかも日本とは関係性の低いスパイカーとなると、そこまで日本のスポンサーは動かないような気がします。海外のスポンサーとなればますますです。
 「左近の親が病院経営」という話しが先行して親がお金を払ったんだろうという話しが進んでますけど、今のご時勢、病院経営なんて儲からないですよ。
 経営学的観点からすれば病院は企業ではないということになるわけで、儲からなくてもいいことが前提の事業です(私が知っている大きな病院なんて年間数億円単位で赤字を出していますしね。どことは言えませんけど)。
 もちろん、ある程度金銭的なサポートはしているかもしれませんけど、それでもこの半年だけのために数億円、数十億円単位の金額を支払わなければならないのですから、病院経営だけでは厳しいでしょう。
(なお、あくまで噂ですけど1500万ドル〜2200万ドルほどのお金が動いたと言われています。もし本当なら病院何個か潰さなければいけないほどの額でしょう。)




 私は、ホンダが動いた可能性があるのではないかと思います。
 中嶋一貴は来期ウィリアムズのレギュラードライバーに昇格する可能性が高まっていますし、トヨタは本気で日本人ドライバーを育成しようとしています。
 ホンダも日本ではある程度頑張っていますけどもう少し時間がかかると思いますし、佐藤琢磨も年齢が年齢です。
 もし今後もホンダがスーパーアグリで日本への宣伝を続けていくつもりなら、佐藤琢磨の後継者は絶対に必要となってきますし、左近はそのスーパーアグリでもドライブの経験があるわけです。


 ホンダは一度、オールホンダで参戦すると発表したもののその後参戦をキャンセルし(BARへのエンジン供給のみとに留まる)、FIA、ライバルチーム、ファン、メディアを壮大に怒らせたことがあります。
 スーパーアグリに関しても、どう考えても佐藤琢磨のためのチームであるのは間違いないのですが、それをあからさまにやって佐藤琢磨が引退(あるいは移籍)すると同時にスーパーアグリも解散(あるいはホンダからの支援打ち切り)というようなことになれば、また同じようにF1村から白い目で見られることになると思います。
 ホンダとしては、避けなければいけないでしょう。








 まぁ、どちらにしても左近にとっては絶好のチャンスです。
 GP2では下位チームに所属したこともあって厳しい状況でしたし、ぜひ結果を残して欲しいですね。 






 明日の更新は未定です。