まずは業務連絡。
明日はジェフ対松本戦が行われますが、私は親族の結婚式に参加するためフクアリには行けず。
予定が読めないので、もしかしたらブログの更新もいつもより遅くなるかもしれません。
さて、前節岡山戦では3-1で勝利したジェフ。
ただ、岡山の出来もあまり良くなく、水戸戦に近いような展開だったように思います。
しっかりと課題を克服して内容も向上させて、強いチーム相手にも勝つことが重要だと思いますので、これからの試合が大事ですね。
明日ジェフが対戦する松本は、現在2位福岡を勝点6差で追う5位につけています。
一時は下位に沈んでいた松本ですが、夏頃からプレスの強度が増していき、着実に順位を上げてきました。
これは昨年とも同じ傾向ですし、シーズン中頃から状態を上げていくという計画が、あらかじめされているのかもしれませんね。
前節は2連勝を遂げていた好調熊本と対戦し、序盤からお互いにプレスをかけあい、素早く攻め込む激しい展開となりました。
熊本は1トップに入ったグスタボをターゲットとし、松本も高崎が落として工藤と石原が拾う展開を狙っていく。
なお、松本は8月末に負傷したセルジーニョが、離脱中となっています。
序盤は一進一退でしたが、熊本はグスタボと嶋田のプレスが緩くなっていき、15分頃から松本ペースになっていきます。
23分には中盤で得たスローインを高崎がうまく前に繋いで、左サイドを抜けた石原がシュート。
しかし、GK畑の正面に終わります。
28分にも松本のチャンス。
前からのプレスで相手のミスを誘い、左サイドでスローインを獲得。
そこから安藤とパウリーニョで繋ぎ、石原の縦パスを高崎が落として安藤がシュートを放ちますが、ここもGKの正面。
その後も松本ペースで試合が進みますが、得点を奪えずにいると前半AT。
熊本が右サイド奥でスローインを得ると、グスタボがワンタッチで中央へ繋ぎます。
これを嶋田が足元で合わせますが、惜しくもゴールの左に逸れます。
後半に入ってからも、熊本を松本が押し込む展開。
48分には左サイドを持ち上がり、一度戻して岩間が斜めのクロス。
田中隼磨が飛び込んで頭で合わせますが、バーの上。
ようやくスコアが動いたのが54分。
松本の右サイドからのCKをパウリーニョが蹴ると、中央で高崎が合わせてヘディングシュート。
これが決まって松本が先制します。
そこからは、1点ビハインドとなった熊本が押し込む展開に。
79分には、熊本の三鬼が左サイドからクロス。
途中投入の巻がファーに流れて出来たスペースに、八久保が飛び込みシュートを放ちますが枠の外。
熊本は最後まで攻め込みますが、ゴールを奪えず。
松本は攻守の切り替えも早く、守備の穴を作らず、粘り強く守り続けて相手を完封勝利。
松本は水戸戦に続いて、1-0のスコアで勝利を収めています。
これで松本はここ9戦で7勝1敗1分と、素晴らしい成績を収めています。
2位の福岡や4位の名古屋もここにきて復調してきたため簡単ではないかもしれませんが、この成績が続けば自動昇格も見えてくるかもしれません。
選手たちのモチベーションも、高いのではないでしょうか。
ただ、この日のように押し込んでいても縦パスやクロスなどが合わず、得点を奪い切れない展開も目立つので、そこが課題と言えるのかもしれません。
また、9月24日の山口戦では84分まで2-0でリードしていたにもかかわらず、そこから立て続けに失点して2-3で敗戦しています。
熊本戦でも先制後は攻め込まれる時間が長かったですし、スタミナなどの部分に不安もあるのかもしれません。
また、熊本戦では相手選手を引っ張ったパウリーニョがイエローカードを受けており、累積警告でジェフ戦では出場停止となります。
ただ、パウリーニョは未だに松本へのレンタル中となっており、ジェフ戦には出場できない契約となっているはずです。
結果的にうまく累積警告を消化したとも、言えるのかもしれません。
ジェフは前節岡山戦でもシステムのミスマッチから優位になったところがある印象ですし、3バックの松本がどういった対応をして来るのかも注目ですね。
また、ここ数戦負け越しているジェフですが、勝利した水戸戦、岡山戦はいずれもホームゲームということで、やはりホームの方が強いという状況には変わらないと思います。
ホーム2連戦で松本を迎えることになりますし、それを追い風に戦いたいところです。
岡山戦には勝利したジェフですが、ここから松本、福岡、名古屋、横浜FCと上位チームとの試合が残っています。
真価を問われるのはここからとなるのではないでしょうか。
上位チームを相手にして、シーズン終盤に意地を見せてほしいですね。