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 ジェフユナイテッド市原・千葉 2-2 柏レイソル

 臨海まで行ってきました。しかし風が強く寒かった。せめて昼間に開催してほしかった。そのせいなのか、観客動員数は6612人と寂しい数。ゴール裏も心なしか盛り上がりに欠けていたような…。


 試合の方はジェフが前半は押していたんですが、後半は風下ということもあって押され気味でした。風の影響以上にレイソルが矢澤、山下を投入し3バックにしてきたことが大きかったかもしれない。このレイソルの交代は千葉銀カップでもやってましたが。矢澤はスタミナ面に問題があるから、スタメンは無理なのかな。
 ジェフの方も前半押していたにも関わらずもう1点が取りきれなかったのが痛かった。攻撃の形はある程度できるのだけど、ラストパス、シュートの精度に課題が見えたように思います。
 それとサイドをえぐる攻撃が出来ていなかったのも、今後の課題になるでしょうね。この日は怪我の水野に変わって羽生がサイドに入っていたのですが、起点は作れても相手DFラインの裏に飛び出せない、サイドを崩しきれないなどまだサイドでのプレーを完全に自分のものに出来ていないように見えました。実はこの前、佐川急便との練習試合も見てきて羽生は左サイドでプレーしてたんですが、やはり守備に気をとられ攻撃面ではまだまだのように思いました。トップ下での羽生のプレーを見ていると、うまくものに出来ればサイドでもやれると思うので今後に期待して見ていきたいと思います。


 しかし現状では羽生のサイドでの出来はまだまだなので、この試合でももし水野がいればもう少しサイドでチャンスが作れたのではないかと思ってしまいました。水野は水本とともにU-20代表候補に選ばれているので、今日のようにチームを離れる可能性があります。この二人の穴をどう埋めていくかが、長いシーズンを乗り切る上で重要でしょう。