今期、マクラーレンがとりいれたFダクト。
車体前方から空気を取り入れ、直線でリアウィングにそれをあてることでダウンフォースを減らし、最高速を稼ぐというパーツです。
非常に効果が高いといわれており、これまでにザウバー、フェラーリ、ウィリアムズ、メルセデスGPなどが似通ったパーツをテストしてきました。
メルセデスGPだけはリアウイング上部にパーツを作り、マシン下部から空気を取り込む新しい発想のものを採用していましたが。
(レースではロズベルグだけ使用したようで、レースで苦しんだシューマッハーは使用するべきだったと話しているようです。)
このFダクトを今後はレッドブルも導入する考えだそうです。
また、メルセデスGPも車体前方から空気を取り入れるFダクトをテストするようですね。
このあたりの開発争いがF1の醍醐味の1つですから、次戦スペインGPでどのような変化があるのか、楽しみです。
もしかしたら火山灰の影響で中国からマシンが戻らず、あまり変化はないかもしれませんが…。