F1スペインGPがバルセロナで開幕。
ここからいよいよヨーロッパラウンドが始まります。
前戦中国からは3週間空き、ヨーロッパ開催ということもあって、ほとんどのチームがマシンに変更を施してきました。
一番わかりやすい変化が見られるのがメルセデスGP。
こちらの画像を見ても一目でわかるように、コクピット後部のエアインテイクの位置が低くなり、後方に下がっています。
これによって後方への気流の変化とホイールベースの延長を計ったのではないかと言われています。
ホイールベースの延長は、ミハエル・シューマッハーのドライビング特性に合ったマシンにするために必要なことだといわれてきたこと。
そして、昨日のフリー走行1ではハミルトン、バトンに続き3位。
フリー走行2でもベッテル、ウェバーに続いて3位と良いタイムを出してきました。
予選ではこの2チームが本気を出してくるでしょうし、フェラーリ勢もタイムを延ばしてくるでしょうからこのままいくとは思いませんが、今後が楽しみな初日となりました。
まずはチームメイトのロズベルグとの対決に注目ですね。
ロス・ブラウンによると初日は別々のプログラムをこなしていたということで、ロズベルグはロングランテストをしていた可能性もあるのでしょうし。
今週末のバルセロナは雨になる可能性もあるという予報があるそうですが、シューマッハーがこのまま好調なのであれば、ドライでのパフォーマンスを見たいなぁとも思ってしまいます。
確かに今期の給油なしレギュレーションでは雨の方がレースは絶対に面白くなるし、ジャーナリストもそちらの方を期待しているようですが、自分の中にはいつまでも天気に頼ったレース展開でいいのか?という大きな疑問があります。
ドライでも盛り上がるレースが見られるように、白熱した展開を期待したいですね。
…ところで、バトンが良タイヤとも作動していないと言ったことに対して、こちらで浜島さんが「始まった?(笑)」と言っていますね(笑)
「去年もバルセロナで言われた」とのことですが、ホンダ時代にも良く同じコメントをしていた気がします。
その頃はマシンの問題じゃないの?と思っていたのですが、どうもそういう問題でもないようですね。
明日の更新はお休み。