来年1月7日から開催される(もうすぐじゃん!)アジアカップに向け、ザッケローニ監督は3-4-3をテストしているとの報道が。
フォーメーションだけでどうこうなるものではないですし、まだ練習段階ではありますが、どういった狙いでテストしているのかは気になるところですね。
ここまでの2試合では、4×4でしっかりとボックスを作って守ろうというイメージでしたし、3バックになってどう守るのか。
アジア諸国相手に攻撃重視という意味で、3-4-3もオプションとして考えているのか。
後ろの数は代えても基本3トップは変えないんだなぁ…という点でも、興味深いところではないかと思います。
アルゼンチン、韓国相手には良い試合をしたザッケローニ監督率いる日本代表ですが、真価が問われるのはここからでしょう。
個人的にはザッケローニ監督の評価を決めるのはまだ早いと思っています。
基本的にマスコミも含めかなり前向きに評価しているように感じますが、これでここから結果が出なくなってしまったら逆に反動が怖いですし、かといってもちろん厳しい評価を下す理由もないですし。
ここからアジア杯、W杯予選などに臨むにあたって、公式戦になれば相手は本気になって戦ってくるでしょうし、アジア諸国は日本をマークしてくる上に、守備も固めてくるかもしれない。
ようするにJリーグで言えば、W杯やアルゼンチン、韓国戦はJ1での戦い方でよかったけれど、ここからはJ2での勝ち方を学んでいかなければいけない…といった感じだと思うのですよ!(笑)
これまでとは違う苦しみを感じることになるでしょうし、これはオシム監督も岡田監督も苦しんだ部分だと思います。
しかも、オシム監督の時はアジア杯までの準備期間が2,3日と、本当に厳しかったですしね。
今回の場合、天皇杯などありますけど、日数の面ではまだいい方ではないかと…。
ともかく、ザッケローニ監督に関しても来年から本格スタートとなるわけですから、ここからじっくりと見て行く必要があるのではないかと思います。
アジア杯に関してはともかくW杯予選については結果も必要になるわけですから(そう考えるとやはりアジア杯は結果よりも準備という意味で極めて重要な大会になるのではないかと)、そこまでいけばチームも強化しつつも結果も出さなければいけないわけで、新生日本代表にとっては来年からが本当の勝負になるのではないでしょうか。