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巻、深セン紅テンのトライアウトに参加し練習試合に出場

 中国の深セン紅テン移籍が報じられている巻に関して、新たなニュースが報じられていますので、取り上げてたいと思います。
 こちらの中国メディアなどによると、巻はトルシエ監督率いる深セン紅テンに合流。
 川崎、東京V、名古屋などで活躍し、昨年まで栃木でプレーしていた米山篤志も練習に参加するそうで、トライアウトに参加しているようです。


 楽山を含めた日本人3人に加えて、すでに深センには前回も紹介したイ・ドンウォンや、スロベニアのDFなどもトライアウトに参加しているそうで、ニュージーランド代表FWのキレンを除いた、4枠を争うことになる…ということのようです。
 前回紹介したコロンビア人FWのJair Reynosoですが、中国語のWikipediaによると、2月末に一度は契約を発表したものの、トルシエ監督の戦術には合わないという判断がされ白紙となった模様です。



 こちらの記事によると、先週、練習試合が行われ巻なども出場したようです。
 試合には0-3で敗れ、トルシエ監督は「時間が足りない」という話をしているそうで、「多くの新加入選手が在籍しているため、いいプレーは難しかった」とのこと。
 イ・ドンウォンは脱落したのかな?
 巻に関しては”トルシエ監督が最も評価している選手”と書かれていますが、この試合では前半しかプレーできなかったそうです。
 ただ、トルシエ監督は「巻の良さはわかっている」とコメントしているようです。


 こちらによると巻は足を負傷しているという情報もあるので、万全な状況ではないのかもしれません。
 トルシエ監督は巻に対して「ストロング」と評価しており、米山に関しえは「IQが高い選手」であると話しています。
 こちらでは巻に対して「気持ちを持った選手である」とも話しているそうです。
 ただし、記事では06年W杯など実績のある選手ですが身体的な問題に関してが心配で、契約にはリスクがあるため熟考して考えなければならないとも書かれているそうです。


 その後、もう1度練習試合を行ったそうで、こちらの試合では2-0で勝利。
 巻が出場したかどうかは分かりませんが、チームのベースが出来てきたことが収穫だそうで、こちらの記事では「トルシエ監督は巻を高く評価している」という一文と共に、深センのウェアを着た巻の大きな写真も掲載されています。



 ”外国人選手の締め切りは3月23日”との記述もあり、多くの選手が参加しているトライアウトではありますが、早期に決着が付くのではないでしょうか。
 外国人枠残り4枠を5人(日本人選手3人とスロベニアの選手2人)で争うとも書かれており、残念ながら巻と楽山はポジションやタイプは違えど、選手枠を争うことになってしまっているようです。
 出来れば、2人とも…だけでなく、米山も含めた日本人3人でトルシエ監督と共に、中国リーグで活躍してほしいですね。



 しかし、大規模なトライアウトですなぁ。
 でも、日本代表時代のトルシエ監督の手法を思い出すと、むしろ納得かもしれません(笑)
 まずはラージチームを作ってから、選手を絞り込んでいくということなのでしょう。
 これだけの外国人選手が集められた、というのもトルシエ監督の能力の1つでもあるのでしょうけどね。



 追記。
 Twitterによると、巻の公式サイトにて、正式に深セン加入が決まったそうです。
 自分はiPhoneなので、携帯を借りて確認いたしました(笑)
 おめでとうございます!