先週末、テニスの国別対抗戦デビスカップ1回戦が兵庫県で行われました。
日本代表は昨年デビスカップのプレーオフで勝利し、27年ぶりにワールドグループ昇格を決めていました。
兵庫ではワールドグループ1回戦でクロアチア代表と対戦。
しかし、2-3で惜しくも敗北となってしまいました。
初日のシングルス第1試合では添田豪が世界ランク55位の格上イワン・ドディグ相手に、6-7 (3-7)、3-6、6-4、6-3、7-5と、2本とられたところからの逆転勝利。
しかし、シングルス第2試合で錦織圭が2メートルを超える長身イヴォ・カルロビッチ(世界ランク43位)のサーブに苦しみ、4-6、4-6、3-6でストレート負け。
2日目のダブルスでは伊藤竜馬と杉田祐一のペアが、イワン・ドディグとイヴォ・カルロビッチのエースペアと対戦。
わざわざクロアチアはメンバーを変えてダブルスを獲りに来たそうで、4-6、4-6、6-3、3-6で日本の敗戦となってしまいました。
3日目は錦織圭がシングルス第3試合でイワン・ドディグと戦い、7-5、7-6 (7-4)、 6-3とストレート勝ちするものの、シングルス第4試合で添田豪がイヴォ・カルロビッチに6-7 (4-7)、1-6、4-6で敗れ、トータル2-3で日本代表の敗戦となってしまいました。
全体的に見れば、クロアチア相手に2つとれたというのは善戦と言っていいのかもしれませんね。
このチームのエース錦織が、初日のカルロビッチ戦に勝てていれば…というところが、悔しいところだったのかなぁと。
厳しいところなのかもしれませんけれども、現在の錦織なら勝ってほしかった相手だったような気もします。
この結果によりで日本代表は9月に行われるワールドグループ入れ替え戦に回ることが決定。
これに勝てれば、来年もワールドグループに残れることになります。
負ければアジア・オセアニアゾーンIに降格ということですね。
対戦相手は4月に決まるとのこと。
団体戦は盛り上がりますし、ぜひ来年も高いレベルで戦うために、プレーオフでも頑張ってほしいところです。
デビスカップの詳細はこちらなどで。