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夏に積極補強を敢行した甲府との対戦

 明日はコロナの影響で延期となった甲府戦が行われるジェフ。
 幸いにもフクアリ3連戦となり移動などの負担は少ない状況ですが、日曜、水曜、土曜の順に行われるということでタイトな日程になります。
 ただ、先日の町田戦が土曜開催だったら、台風の影響で延期となっていたでしょう。

 これ以上の過密日程は避けたいところだと思いますし、試合の延期は集客にも影響が出かねません。
 しかし、多方で気になるのは、フクアリの芝。
 毎年夏場はあまりよくないイメージですが、この3連戦でさらに悪化してしまわないか心配なところもあります。


 さて、7日23日(土)にジェフと対戦予定だったものの、コロナ陽性者が複数出て明日8月17日(水)に対戦することとなった甲府について。
 続く7月30日(土)群馬戦は無事開催されましたが、本来シャドーの長谷川がボランチを務めたり、エースFWウェリントン・リラや正GK河田が不在だったりと、選手を集めるのに苦労しているような状況でした。
 試合は1‐1の引き分けに終わっています。

 続く、琉球戦ではウェリントン・リラ、河田、野澤陸なども復帰しましたが、今度はブルーノ・パライバなどが不在に。
 また、小林魚男が琉球戦で骨折し、全治4カ月と診断されています。
 それでも琉球戦は5‐2で勝利し、先週の熊本戦も2‐2と引き分けています。


 一方で甲府は、夏の移籍ウインドウでDFフォゲッチ、FWイゴール、FWジェトゥリオ 、DFエドゥアルド、松本MF米原を獲得するなど、積極的な補強を敢行。
 それぞれの状態などはわかりませんが、全員選手登録は済んでいますし、フォゲッチはすでに前節熊本戦で途中出場を果たしています。
 イゴールは以前鹿島に所属経験もあり、Jリーグで活躍したアルシンドの息子としても話題になりました。

 甲府は現在9勝12分9敗で勝点39の13位となっていますが、ここから新外国人選手も投入して、プレーオフ進出を本気で目指そうということか。
 それとも吉田監督体勢1年目ということで、来季以降も見据えての補強ということでしょうか。
 どちらにせよ、新外国人選手の実力が気になるところです。


 対するジェフは、現在11勝8分11敗の勝点41の10位。
 甲府とは勝点2差でということで、1試合で順位が入れ替わる可能性のある中位ライバルとなりますね。
 ジェフもプレーオフ圏内の6位長崎とは勝点差6なので、十分可能性はある位置ですね。

 ただ、7月に入ってからは2勝1分4敗と黒星が先行。
 それまでは7試合負けなしと好調でしたが、その勢いも止まってしまった印象です。
 甲府はここ5試合負けていないので、直近の成績では甲府の方が結果を残していることになります。


 1‐2で敗れた前節町田戦はコロナ陽性者などの影響もあって、急増の3バックを組まなければいけなくなりました。
 ただ、主に課題として感じられたのは、シュート5本に抑えられた攻撃のクオリティと前からの守備。
 失点時も若い3バックのカバーにそれぞれ課題を感じた部分はありましたが、それだけではない敗戦だったと思います。

 ただ、ボールを持った時は、相手を押し込むことが出来ましたし、一時期よりは動けるようになってきたのでしょうか。
 それでも守備時のプレスには行けていないですし、カウンターもうまく作れていないのが変わらずの悩みですね。
 連戦ですし、スタメン変更などもあるのかもしれません。

 甲府は町田よりもショートパスを繋いで崩す意識の強いチームだと思いますから、また違った展開が予想されると思います。
 町田戦でも相手のパスワークから綺麗に崩されてしまいましたし、甲府のパスワークを封じることが出来るか。
 その上で攻撃の形を見せられるのか、注目ですね。