いわき戦では田口も長期離脱から復帰しましたが、佐々木も久々のスタメン出場を果たしました。
佐々木のスタメンは、昨年8月17日の甲府戦以来。
約10か月ぶりのスタメンとなりました。
佐々木は昨年、岩手からジェフに加入。
昨年第3節山形戦で3バックの左CBとしてジェフ加入後のスタメン出場を果たすと、その後も不定期ながらスタメン出場の機会を得ます。
8月17日の甲府戦を含めてそれまでスタメン出場が11試合、途中出場が3試合と、準レギュラー的な扱いだったと言えると思います。
しかし、その甲府戦で残念ながら負傷。
診断は右膝前十字靭帯損傷と右膝外側半月板損傷で、全治6~8カ月の大怪我を負ってしまいます。
今年4月8日の徳島戦でようやくベンチに復帰すると、4月12日の藤枝戦で試合途中から復帰戦を果たしています。
しかし、その後はまたベンチにも入れない状況が続いており、怪我か何かがあったのでしょうか。
それでも6月7日の天皇杯大宮戦で、再び途中出場を果たしています。
そして、今回のいわき戦では新井一耀の不在もあって、ついにスタメン復帰を果たしたことになります。
ここまで非常に長かったですね。
先日のいわき戦はジェフが攻め込む展開が多く、あまり佐々木が守備で目立つことはありませんでした。
ただ、久々のプレーにもかかわらず、落ち着いた対応が出来ていたと思います。
CBにおいて、大事なポイントですね。
また、佐々木のパワーのある左足でのキックは、やはり武器になりそうな雰囲気がありました。
ただ、一方で前半には左前方に展開しようとして、キックミスをしてボールを失っています。
ビルドアップに中長距離の展開を織り交ぜることは重要ではありますが、今年のジェフはまず後方の選手が正確にショートパスを繋いでリズムを作ることが基本となっていますから、それをしっかりとこなした上で大きな展開などを使っていきたいところですね。
久々のスタメンとなった佐々木は試合後、「体力的にきつくて、試合勘もまだまだ」とコメントしています。
1対1で競り負けるシーンもあったとも言っていますし、素直に話すタイプなのでしょうか。
しかし、結果的に無失点だったわけですし、復帰戦としては十分にやれていたと思います。
今年は3月に川崎のDFに負傷者が続出した関係で、レンタル移籍だった田邉が川崎に復帰してしまうという事態が起こりました。
ただ、それでもそこまでのダメージはないのではないかと思ったのは、鈴木大輔と新井一耀がしっかりしていたことと、佐々木の存在が大きかった。
そのポテンシャルはここまでの試合で十分に見せていると思いますし、いわき戦でも悪くなかったと思います。
佐々木も普通に試合に出ていますが、まだ22歳ということで伸び代のある選手。
椿、田中、小森も同い年ですし、西久保やブワニカも含めて、今年のジェフは若い選手が多いことが特徴の1つですね。
彼らがより一層成長して、チームに勢いを与えてくれることを期待したいところです。
ただ、佐々木に関しては、新外国人選手CBメンデスというライバルも加わるはずです。
メンデスはまだコンディションが整っていないのかベンチにも入っていませんが、本来は鈴木大輔、新井一耀の次に期待されるべき選手なのではないでしょうか。
遅れているメンデスの状態も心配ですね。
7月21日には夏の移籍ウインドーも開きますし、シーズン中の補強動向も気になってくるところです。
個人的には2列目でもっとボールを受けられるパサーなどが欲しいところではないかと思うし、予算も考えると若く活きのいい選手がJ1で余っていないかなとも考えてしまうのですが、田邉のパターンなどを考えるとやっぱりレンタル選手は怖いところもあります。
一方で今いる選手たちにとっては補強がなくともやれるところを見せなければいけないわけですし、シーズン後半は結果にこだわる姿勢を見せて欲しいところです。