1週間の中断を経て、再開される今週末のJ2。
今シーズンも残り4試合と、佳境に入っていきます。
中断明けで、ジェフは甲府を迎え撃ちます。
今季の甲府は篠田監督体制2年目でスタートしましたが、7月上旬に解任。
選手時代はジェフでもプレー経験のある大塚真司監督が、ヘッドコーチから昇格しました。
山口の志垣監督、群馬の武藤監督など、ジェフと所縁のある監督との対戦が続きますね。
大塚監督が就任してからの甲府は、攻守により運動量を重視していった印象です。
守備でも横のラインを大事にしながらも、前へのプレスにもいくようになり、攻撃でも後方でショートパスを細かく繋いでいって、有利な状況を作ってから前へ展開する意識が増していったように思います。
前線でのパスを受ける動き、前へ飛び出す動きも活性化して、成績も改善していったのではないでしょうか。
7月下旬のオリンピック中断を経て、8月は4勝1敗と好調で上位を伺う勢いもありました。
しかし、9月は一転して1分3敗と大ブレーキ。
横浜FCや仙台、山形などカードも厳しかったですが、若干疲れも出て前線の動きも重くなったのかもしれません。
それでも、前節岡山戦は3-1の快勝。
後方での細かなパスワークから岡山のプレスをかわして前進し、中距離の浮き球のボールで相手の裏や逆サイドを狙って、相手を揺さぶる攻撃が効果的に作用した試合だったと思います。
また、スタメン1トップにウタカなどではなく、三平が入って攻守にハードワークを見せたことも効いたのではないでしょうか。
しかし、基本的には3バックで戦っている甲府ですが、ジェフ戦では4バックに変更してくる可能性もあるかもしれません。
リベロを務める林田が一時離脱していたこともありますが、前々節はジェフと似た傾向もある山形を相手に、4バックに変更して戦っています。
その際はウタカと三平の2トップで戦っていましたので、ジェフ戦もその形になるのでしょうか。
対するジェフは、8月下旬から6勝1敗と好成績を上げており、現在も3連勝中。
ただ、2-1で勝利した前々節愛媛戦や1-0で勝利した前節群馬戦は、下位チーム相手に辛くも勝利といった内容でした。
守備で中盤のスペースが空くことも多く、後半からはスタミナ切れを起こし失速する展開が続いていたと思います。
先週は残り4試合とリーグが盛り上がってきた中でのお休みでしたので、水を差す格好にならないかとも心配したのですが、ジェフとしてはむしろここで休みが入ってよかったのかもしれません。
昨年もちょうど同じ時期に当たる8月中旬から成績を上げていったジェフですが、10月初旬の水戸戦で引き分け、続く東京Vでも敗れると、最終節でも長崎に負けて、その後のプレーオフで敗退となっています。
息切れも感じる展開でしたが、今年も似たような流れになっていただけに、ここでの休息で状態が回復しているのかが、一番の注目ではないかと思います。
Youtubeで話した通り、現在プレーオフ争いは大混戦。
ジェフも4位につけているとはいえ、5位岡山、6位仙台とは勝点55の同数で、7位には絶好調の山形が勝点1差で追っています。
3位長崎は勝点63で勝点差8となっていますので、ジェフも1つ上を狙える位置ではありますが、あまり欲はかかず確実にプレーオフを目指すことが大事なのではないかと思います。
甲府は現在13位で勝点42ということで、プレーオフ進出の可能性が途絶えています。
それによって気持ちが切れる可能性もあるかもしれませんが、逆に思い切って戦ってくるかもしれませんし、もともと戦力は十分にあるチームだと思いますから、油断せずに戦いたい試合となります。
この時期になるとプレーオフ進出などへの焦りが出てくる可能性もあるかもしれませんが、その点ジェフは昨年の慣れもあるでしょうし、良い意味で経験を活かしたいところですね。
残り試合も少ないですので、1戦1戦を大事に戦い、ダメなところは改善して、少しでも昇格への確率を高めていってほしいと思います。
今年こそは悲願を達成するために、ラストスパートを頑張って決めてほしいですね。