当ブログはプロモーションを含みます

2024シーズンを振り返る 今年もシーズン後半の立役者となった鈴木椋大

 2024年のジェフは、藤田が守護神としてスタート。
 しかし、7月から1分4敗と5試合勝ち星から遠ざかってしまうと、GK藤田に代わってGK鈴木が出場することとなりました。
 チームが低迷した状況で、GKを変えて変化を期待するというのは、よくあるパターンではありますね。

 すると、鈴木が出場した仙台戦からチームは3連勝を上げ、続く秋田戦での敗戦を挟んで、さらに5連勝と快進撃を繰り広げました。
 結果的に鈴木が出場した試合から、シーズン終盤の追い上げが始まったことになります。
 この頃からチーム全体のコンディションが回復していった印象もあって、鈴木の起用だけが大きな変化を生んだとは思わないですが、それでも鈴木のプレーはしっかりとチームを支えていたように思います。


 鈴木は藤田のように目が覚めるようなロングキックがあったり、目立つビックセーブが多かったりするわけではないですが、非常に安定したプレーを見せることが出来る選手。
 特に192cmの長身も活かして、落ち着いてハイボールに対応できるスキルは、藤田にはない部分だと思うだけに、空中戦でも安心して見ていられるところが大きな変化だったと思います。
 やはりGKが堅実なプレーをしてくれるとチーム全体も締まるし、DF陣も戦いやすい状況を作れるのではないかと思います。

 特に今シーズン終盤のジェフは第33節愛媛戦から第36節藤枝戦まで、1点差での際どい勝利が続いていただけに、GKがミスをしないというのは大事なポイントだったと思います。
 1-2で敗れてはしまいましたが、第37節の長崎との大一番でも、前半終了間際にマルコスのシュートを片手一本で止めるビックセーブを決めています。
 これによって1-1の同点で、後半に進むことが出来たシーンでした。

youtu.be

 今季の出場数は藤田が24試合で、鈴木が14試合だったため、鈴木はシーズン全体の約3分の1しか出場していません。
 しかし、昨年もシーズン後半に入って鈴木が新井からポジションを掴むと、終盤の逆襲に大きく貢献してプレーオフに進出しています。
 2年連続で鈴木が起用されてから成績が上がっていったということになり、偶然ではないところがあるのかもしれません。

 ただ、鈴木もビルドアップなどでは、ミスが出ることもありました。
 そこは自身の課題とも言えるのではないかと思いますし、技術面だけではなく判断力など部分もあるのではないかと感じますが、チームとしての連携面の問題も大きかったのではないかと思います。
 また、温厚な性格でスタメンであっても控えであっても、チームを支えられるタイプというのも鈴木の大きなポイントですね。


 来季は新潟からレンタル中の藤田が退団するのであれば、GKの補強がまた必要になってくるのではないかと思います。
 2024年こそはジェフにとって勝負の年と位置付けるのであれば、積極的な動きも必要となってくるでしょう。
 今季の上位チームのGKを見ていくと、権田、市川、後藤雅明、林、ブローダーセンなど優秀な選手が多いですし、今年に限らずJ2で成功したチームには良いGKが構えているイメージがあります。

 総合的に考えると、GKは補強ポイントの1つとなってもおかしくないところがあると思います。
 それでも鈴木が再びポジションを勝ち得るチャンスもあると思いますし、来季はよりレベルの高いポジション争いを期待したいところではないでしょうか。
 ただ、補強動向はまだ読めませんが、これまで1シーズンを通してゴールマウスを守ったことはないはずですから、それにチャレンジする年となる可能性もあると思います。