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第10節 ジェフ対大分 3-1-4-2に変更した堅守の大分から得点を奪えるか

 先日、前回Youtubeでアップした動画の切り抜きを、ショート動画にして公開しました。
 大事なところをまとめた内容で、ここだけ見れば要点を把握できるようにしてあります。

www.youtube.com

 また、同じ動画をTikTokにもアップしてみました。
 今後、Youtubeでアップした本編を切り抜いて、YoutubeショートやTiktokに挙げていければと思いますので、よろしくお願いします。

@yukkuriikouch J2首位ジェフ千葉!水戸戦で見えた改善点とは?【ゆっくりいこうch】 #ジェフ千葉 #shorts ♬ オリジナル楽曲 - arata

 さて、ジェフは、前節藤枝戦にも3-2で勝利し好調を維持。
 8勝1敗でJ2首位を継続しています。
 正直に言って未だにこの成績を信じきれないところもありますが、良い流れで進んでいることは間違いないと思います。

 今週末対戦する相手は大分。
 2021年までJ1で戦っていた大分ですが、近年は予算規模の縮小もあって低迷。
 昨年はJ2で16位に終わるなど、降格一歩手前の位置まで来ていました。


 今季も降格の不安もあったためか、続投となった片野坂監督の下、守備をメインにスタートした印象です。
 もともと藤原など守備で能力のある選手も多いですし、残留を第一に考えるのであれば、まずは失点を減らすことが重要という発想なのかもしれません。
 5バックで後方に引く試合も多く、全体の守備意識も高めて、開幕を迎えた印象でした。

 しかし、5バックで守備的に戦うと、5-4-1となって押し込まれてしまうことも多く、守備機会も増えて結果的に苦しくなってしまうことも多い。
 また、攻撃に移った時にも勢いを出し切れないところがあって、カウンターも迫力不足となってしまう問題がありました。
 実際、第1節札幌戦こそ相手の不調もあって2-0で勝利しますが、第2節いわき戦、第3節仙台戦、第4節水戸戦と3試合連続ノーゴールで終わっています。


 その反省を加味して、現在の大分は3-4-2-1から3-1-4-2に変更。
 有馬、伊佐と運動量豊富に動けてパワーのある2トップに変更し、前から行ける時にはプレスをかけて、前線の強さも活かした攻撃を仕掛けるようになっていきました。
 その効果もあってか、第7節愛媛戦では1-0で今季2勝目もあげています。

 3-1-4-2を採用して3バックを維持しつつ、前への出力も期待するという狙いは、今治にも近いところがあるのではないでしょうか。
 ただ、攻め込まれると5-3-2になってしまうので、どうしてもサイド前方は守備にいけないことも多い。
 そのため、SB付近で相手のビルドアップが落ち着く時間を作られて、そこから攻撃を作られてしまう場面もあります。


 また、2トップのプレスをかわされると、中盤は3枚と薄くなってしまいます。
 そこを突かれてしまう傾向もあって、サイドチェンジへの中盤での対応などにも、課題があるのではないでしょうか。
 まだこのシステムでの守り方には、熟成が必要な印象もあります。

 それでも、もともと今季は守備重視でスタートしていたこともあって、ここまでの総失点数は7。
 これはジェフの総失点数9よりも良い数字で、J2でも2番目タイの好成績となっています。
 総失点数7のチームは5チームもいる状況ですが、試合数を下回る失点数となっていますし、これが今季の大分の特徴となっていることになります。


 しかし、それでも現在の大分は2勝6分1敗で、勝点12の11位となっています。
 総失点は7と少ないですが、総得点も8と稼げておらずJ2で4番目タイに少ない数値となっており、それが引き分けの多さにつながっているのではないでしょうか。
 2トップにして前への勢いは増した印象ですが、それでも得点数は伸び悩んでいるというのが、現状における大分の課題と言えるのかもしれません。

www.jleague.jp

 対するジェフは、第7節で磐田に敗れたものの、そこから水戸、藤枝に連勝と好調を維持しています。
 個人的には無理なプレスをかけずに、バランス重視で戦ったことが結果に結びついたのではないかと思います。
 攻め込まれ過ぎている問題もありますが、それでも粘り強く勝利出来ていることになりますね。

 ただ、今季のジェフはどちらかというと、攻撃的なチーム相手よりも、守備的なチーム相手の方が苦労しているように思います。
 ボールを保持してもビルドアップがうまくいっていないですし、プレスで前へ出ると裏のスペースなどを管理しきれていないところがある。
 結果的に、ある程度耐えてカウンターといった展開の方が、得意な状況といえるのではないでしょうか。


 大分は守備的なチームですし、大分を相手にいかにしてゴールを奪うか。
 特に5バックの攻略は甲府戦でも苦しんだところがありますし、大分戦でも課題が続けば今後も尾を引く可能性があると思います。
 サイド攻撃だけではなく、ロングカウンターやセットプレーがカギを握ってくるかもしれません。

 また、どちらがボールを持って、試合を進めるのかといった展開も気になるところです。
 大分もボールを持てるチームではありますが、今季は守ってカウンターを狙う時間が長くなっていますから、ジェフのポゼッション率が高くなるかもしれない。
 そうなると、再び遅攻の質が問われることになるのでしょうか。


 J2優勝や自動昇格を果たすためには、どんなタイプの相手でも、安定した勝利を狙えるチームである必要があると思います。
 そんな中で、堅守の大分相手にいかにジェフが戦うのかは、大きな注目となるのではないでしょうか。
 守備的な相手に勝利するパターンが見られるのか、逆にジェフが課題を露呈し対策を見つけられてしまうのか。

 これが終わるとゴールデンウイーク連戦が始まりますし、その前に守備的なチームを相手にした時の戦い方をしっかりと示してほしいところではないかと思います。
 状況によっては、再びハイプレスをかけていく可能性もあるのでしょうか。
 課題も残されてはいますが、良いチーム状況であることには変わりないと思いますし、大分戦も楽しみに待ちたいところだと思います。