個人的には、戦術とか攻撃的なサッカーかどうかとかよりも、コンディションの部分に目が行きました。
「片方のチームは試合をスペクタクル、見せ物ととらえ、片方は生活のためのものと理解していた。そして後者が勝った。サッカーはチャンスの数を競う競技ではない」と一気にまくし立てた。
コンディションが悪ければ、1人1人が動けないし、「走る」部分が不足してしまう…。
あのバルサであってもコンディションが悪ければ、いいサッカーは出来ないんだなぁというのが、率直な感想でした。
近年、チームごとの力の差が小さくなってきたと言われているサッカーですが、力の差が均衡しているからこそ、どのスポーツでも基本的な部分であるコンディション調整こそが、勝敗を分ける大きな要素になっているのではないでしょうか。
海外サッカーファンが多いと言われている日本で、「あのバルサ(とロナウジーニョ)でも、つまらないサッカーをする日がある」ということがわかったことは、良かったんじゃないでしょうか。
本日発売のサッカーダイジェストに、祖母井さんのインタビューが掲載されていますので、気になる方はぜひ。