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今だからこそ求められる“目差すべきモノ”

 こんな言い方は本当はしたくないし、すんごい悔しい話しだけど、試合前からある程度この結果は見えていたと思います。
 もちろん勝てる可能性はゼロじゃないし、やり方次第ではわからなかった…かもしれないけれど。


 王者鹿島に胸を借り、今のジェフがどこまでやれるかを試す試合…。
 そんな意味合いだったと思います。







 そして、その結果は…
 「残念だけど、これ、サッカーなのよね!」
 ってことかと。








 やはりサッカーというのはそう簡単に良くなるものじゃない。
 サッカーに限らず、ですけどね。


 私もテニスをやっていましたが、口酸っぱく「練習で出来ないことは試合では出来ない」と言われていました。


 それと一緒で、ジェフもここまで試合の内容は良くなかった。
 それでも相手の決定力のなさだとか出来の悪さだとか、立石やボスナーの個の部分で破綻せずに済んでいましたけど、強いチームとやったことでついにそれがはっきりとしたということです。








 
 まぁ言うなれば、それだけのこと。
 手も足も出なかったけれど、それも驚くべきことではないのかもしれません。



 今年は監督も選手も変わって新チームになったわけだし、こういった経験も受け入れながら前に進むしかないのでしょう。










 ただ、問題は目の前ではっきりとチームがやられてしまって、どう対応するのか。
 もちろんサポーターは、基本的に温かく見守るか叱咤するかのどちらかしか選べないと思います。



 しかし、現場は状況が違うはずです。
 このままのやり方で強化を進めて行くのか、アジャストする形で少しずつ変化させるのか、大幅な変化が必要なのか。
 変えるなら変えるで、どこをどのように変えるのか…。
 選手1人1人も、変わらなければいけない部分はたくさんあるはずです。







 細かな部分については、キリがないので今回は止めておきましょう。
 戦術的にどうのとか、選手起用をどうのとか、気になる部分はたくさんありますけどね。
(もっともその細かな部分を「ああだこうだ」話すのが、サッカー観戦の1つの醍醐味だとも思うけれど。とりあえず今回は自重。)
 

 細かな部分はキリがないからこそ、大まかな方向性についてシーズン当初に話しておいたわけです。
 目差すべきところ(100点に近いところ)がわからなければ、採点もできませんからね(笑)
 まぁでもその方向性をどうするかに関しても、以前多くの方と討論できたと思うので今は止めておきますが。











 その方向性…チームがどういったサッカーを目差すのかをチーム内できちんと定めておくことが非常に重要だと思います。
(もちろん、それを周りに公表する必要性はないでしょうが。)
 ようするにチームが上手く行かず「どう対処するればいいのか?」という話しになった時に、「何を一番に考えるか」を決める上で重要なのがそれだと思うのです。


 「守備サッカー」なのか(ならばもっと中盤の守備を固めなければ)、「攻撃的なサッカー」なのか(これだとまだ全然…)、「若手育成」なのか(もう少し我慢すべきか)、「とにかく結果重視」か(戦術的には間違っていないのかもしれない)、もっとパスを繋ぐのか、カウンターサッカーなのか…。
 クゼ監督は鹿島戦後「守備を改善したい」といっていますけど、それ以外のもっと細かな選択も含めて、“チームの目差すべきモノ”から今の問題点に取り組まなければいけないのではないかと思います。
 繰り返しになりますけど、内容が悪いのは大量失点を記したこの試合だけではないはずですから。











 まぁ、ようするに実社会の「問題解決」と一緒です。
 目標やテーマを決めなければ、「問題解決」には至りません。
 それが初めに決まっていなければ、どこが問題かもわからないし、どう対処してどう修正するかも決められないはずですから。
 目先だけの対応や、方向性を無視した修正では、根本的な「問題解決」には至らないはずですからね。 


 PDCAサイクルと言えば、早いのかな。
(詳しくはリンク先のはてなキーワードで。)




 






 まぁ、ともかく大敗はしたけれども、これもサッカー。
 問題はこれからです。
 どこを最優先に修正して、どのように変えていくのか。




 戦術的な狙い(それがチームの目指すべきモノにも関係してくる)も含め、そのあたりがなんとなくぼやけてしまっているように自分には見えるのです。
 私の気のせいでなければ、開幕の頃以上に。