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ミルコ退団発表 外国人登録期限まで残り1週間

 以前、こちらのリリースを見て「外国人選手の登録は8月29日まで」と言ってしまった記憶があるのですが、正しくは8月8日までだったようです。
 国内の移籍は29日まで、海外から日本に移籍するまでは8日までということみたいですね。


 


 …で、ジェフの補強まだー?
 フルゴビッチ退団発表と共に、新外国人を発表するのかと思ったのですが、違ったみたいですね。
 ちょうど7月31日に発表されたということで、なんらかの契約関係で発表が延びていただけってことなのかもしれませんね。
 

 現在2位の浦和や上位の川崎ですら補強するとかしないとか(まぁ優勝を狙えるからこそ補強したいのかもしれないけど)いろいろ話しがあるのに、最下位のうちは大丈夫なんでしょうか…。
 限られた資金の中ですから大変でしょうけど、ここは1つ頑張ってほしいところです。
 来期以降を考えれば補強なしって考えもあるのだろうけど、とりあえずは残留を目差して全力を尽くすべくではないかと私は思います。
 確かに置かれた状況は厳しいですから「降格した場合どうするのか?」も少しずつ考えていかなければいけないのかもしれませんが、ジェフを支えている人たちのためにもまずは残留を第一優先にすべきではないでしょうか。



 しかし、どこを補強するのかが難しいところ。
 戦術の方向性はなんとなく見えてきましたけど(でも個人的には神戸戦でまた少し「もや」がかかってしまった感じですが)、まだまだ修正する部分は多い。
 その修正したい部分、足りない部分を外国人選手で補いたいところだけど、どこから手をつけるべきなのか…。


 そのあたりを軽く考えていきたいと思います。
 前にも何度か同じ話しをしたような気がしますけど、今回は「やりたい形がうっすら見えてきた」ってのが大きなポイントですね。



1、守備ができ、パスを散らせるボランチの選手
やはりイングランド風のサッカーをするのであれば、攻守に期待できるボランチ…というかセンターハーフの選手が欠かせないということが見えてきたと思います。
出来れば大輔の位置辺りにそういった『チームをまとめ上げられる選手』を入れられれば、他の中盤の選手も(特に下村あたりかな)もっと前に行けるようになるのではないでしょうか。
それは「アンカーの位置からいいパスをもらえるから前を向ける」という意味と、「守備面で安心感を持つことで怖がらずに行ける」という二重の意味で。
もちろん大輔が悪いというつもりではないのだけれど、あそこは攻守において重要な役割を持つポジションですから、残留を考えればやはりスペシャルな本職の選手が必要なんじゃないかと思います。
やっぱり理想はマケレレかなぁ。
ビルドアップも期待できて守備範囲の広い選手がいいと思うんだけど、現実問題として獲得は難しいかなぁ。
どこもそういった選手は放したくないですもんね。
いや、逆にファビーニョのような選手もありか…?


2、ゴール前に飛び出しクロスにもあわせられるトップ下の選手
「1トップで戦うとサイドを崩せても中央に人数がいない」という問題がありました。
その修正のための選手。
一時期報じられたミシェルはこのタイプなのかもしれませんが、身長がないのが少し心配です。
けれど、この補強だと工藤の使い道が難しい。
1つ下げて使うと守備に不安が残るし、右で使うと谷澤が活きない…と私は思う。
となると工藤は左で我慢してもらうしかないように思うけど、左だと守備機会が増えることが考えられ神奈川方面に行った某選手の事を思い出しちゃうんだよなぁ…(笑)
それに工藤を外で使うとパスを回せなくなる大きな問題も起こる。
もし中央に工藤なしでパスを回そうとするのであれば、戸田や中島などパスを回せそうな選手にもっと頑張ってもらわないといけないんじゃないかと。
新外国人にそこまで頼るのは酷だろうし…。


3、左サイドで仕掛けられる選手
新外国人には「エキストラキッカーが必要なんじゃないか?」といってきたのですが、ミラー監督のやりたいサッカーが分ってきたのでちょっとニュアンスを変えます。
オシム監督は人数をかけて崩してエキストラキッカー(ハースやクルプニ、ガビ、俊輔や遠藤)にクロスやラストパスを出させさようとする展開を好みましたが、ミラー監督はドリブルで仕掛けてチャンスを作る感じなので、ラストパサーとかクロッサーというよりドリブルでチャンスを作れる選手が必要なようです。
右には谷澤がいるので、できれば左の選手でしょうか?
でも、フルゴビッチはほとんど使われなかったですけどね…(笑)
ただこの案だと『1トップだと中が少ない、2トップだと中盤の構成力が足りない』という課題は解消しにくい(となるとクロスだけでなく中にも入ってこれる選手?でもそんな選手の獲得は難しい)。
でも、これでうまく行けばチャンスは増えるかもしれません。
下手な鉄砲…じゃないけど、クロスをとにかく増やすことを主眼に置くならありえるのかもしれません。
ただし、今の左サイドは“孤立無援”になる可能性が高いので、出来るだけ1人でいける選手じゃないと厳しいかもしれませんね。


4、点の取れるフォワード
あまり乗る気ではないけれど、神戸戦の戦い方を観るとこういった選手も可能性としてはあるのでしょうか。
巻にロングボールをけって、その選手が拾って(センターハーフ位置が低いのでMFは拾いにくい)、ゴールまで持ち込むと。
ただし、本当に自力でいける選手じゃなきゃダメでしょう。
新居のようにパスを受けるタイプの“点の取れるフォワード”だと、パスの出所がないから厳しい。
クロスに合わせる選手も同じように難しいでしょう。
そうなると、本当に自分で何でも出来るエゴイスティックな選手ということになんじゃないでしょうか。
基本的には8人で守って巻とその選手で勝負。
けど、そんなことをすれば今まで積み上てきた(はずの)サイド攻撃もなくなる。
今までのジェフの外国人選手に依存しない全員サッカーの方向性も、なくなってしまうでしょう。
まぁ、それよりも残留が大事だという見方もあるかもしれない。
けれど、やっぱりそれは最後の選択肢にして欲しいなぁと私は思います。
その前にそんな何でもできて点を取れるフォワードを、獲れるのかっていう重要な問題もあるけど(笑)



 候補はこのあたりじゃないでしょうか。
 個人的には「1」が一番理想的じゃないかと思いますが、その分交渉も難しいかもしれません。
 今後4-4-2の戦術(カウンター重視)で戦うにせよ、4-1-4-1の戦術(右サイド攻撃)で戦うにせよ、アンカーが重要になるのは確実。
 他の候補に関しては戦術次第では、立場が難しくなると思います。
 

 もし他の候補を獲得するのであれば、監督と今後の戦い方をよく話し合ってから決めるべきでしょうね。
 でも、神戸戦を見る限りでは、アウェーではカウンター主体、ホームでは右サイド攻撃主体といった感じで、今後も使い分ける可能性もなくはないように思うのですよね…。