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ミリガン前所属チーム上海申花の杜撰な運営

 クロアチアサッカーニュースさんにて、昨年までミリガンが在籍していた上海申花での一騒動が報じられています。
 上海申花は今期から前ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督であるミロスラフ・ブラジェヴィッチ氏が就任。
 クロアチアでの経験の長い監督であるため、クロアチア人選手獲得の話が出てきたそうです。
(「ディナモやハイドゥクを除けば、選手は年俸500万円貰えれば良い方」という情報も驚きです。)



 ムヤノヴィッチという選手が契約直前まで話が進み、実際に中国まで行ったそうなのですが、そこからが大変だったそうです。
 当初の予定にはない合宿所(日本で言えば選手寮でしょうか)に泊めさせられたり、ホテル代を払わされたり、当初の年俸よりかなり低い額を提示されたり(ムヤノヴィッチによるとフロントの人間がお金をせしめようとしていたとか)。
 結局、契約合意には至らなかったそうですが、獲得の合否もフロントが決めていたそうで(しかも相手DFに賄賂を渡していた?)、入団しなかったのは正しい判断だったのではないでしょうか。
 詳しくはクロアチアサッカーニュースさんをご覧ください。


 これがもし本当なのであれば、ミリガンがピッチ外のことで不満を言っていたのも納得ですね。
 中国は現在国内リーグの八百長問題に揺れていて、取調べを受けてるサッカー協会副主席などに有罪判決が出れば死刑になる可能性も報じられています
 この問題のため、3月中旬に予定されていたリーグ開幕も延期になる可能性が出ているようです。
 昨年優勝した北京国安八百長にかかわった可能性がでているようだけれど、ACL出場などはどのように判断されるのでしょう。



 このあたりの対応というか運営能力に関しては、Jリーグが海外から高く評価されている部分の1つだと思います。
(今期のジェフの獲得選手などを見ると、決して内部で何もなかったとは思わないけれども、今回の話と比べればまだ許せる範囲なのかもしれません。)
 当り前としてあるものだから見えにくい部分ではありますけれども、これからも大切にしていきたいところなのではないでしょうか。