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厄介なアジア杯のタイミング

 まだ今年のW杯も終っていない状況ではありますが、早くも2011年にカタールに行われるアジア杯の組み合わせが決定となりました。
 前回4位に終わった日本代表は第2ポッドとなってしまいましたが、同組はサウジアラビア、ヨルダン、シリアと決して悪くない組み合わせではないかと思います。
 逆にC組、D組はグループリーグでもひと波乱あってもおかしくないのかなといった、顔ぶれとなっています。 
 組み合わせはこちらなどで。


A組:カタールクウェート、中国、ウズベキスタン
B組:日本、サウジアラビア、ヨルダン、シリア
C組:韓国、インド、オーストラリア、バーレーン
D組:イラク北朝鮮アラブ首長国連邦、イラン



 それよりも、今回のアジア杯、1月に行われてるんですよね。
 なかなか厄介なんじゃないかなぁと思います。


 すでにW杯後の次期日本代表に関して様々な憶測や噂が飛び交っています。
 実際に日本サッカー協会内部では、そろそろ動き出さなければいけない時期でしょう。



 その中には当然、現在Jリーグで指揮をとっている監督も候補にあがってくるのではないでしょうか。
 Jリーグのこと、現在の日本代表のこと、日本の文化やサッカーのことをしっかりと把握した上で実績もあるということを考えれば、何らおかしなことではないと思います。


 けれどもW杯直後への日本代表就任となると、Jリーグはシーズン中ということになる。
 言うまでもないけれど、私としては当然“オシム監督の強奪”のようなことは二度と起きてほしくない。
 だから、Jリーグの監督が就任するにしても、シーズンが終わってしっかりとした交渉を経た上で、代表に就任してほしいと思っています。


 けれども、アジア杯が1月となると、それも難しくなってくるんでしょうか。
 それまで代行監督(候補とすれば大木さんや大熊さん?)が務めるにしても、シーズン終了からアジアカップまでの時間がなさすぎますよね。



 そうなると現在日本サッカーに精通していてフリーの監督(といっても候補は限られてくるでしょうが)に頼むのか、全く新しい監督を選ぶのか。
 岡田監督続投はW杯本番で奇跡でも起きなければ世論が許さないでしょうし、本人も嫌がるんじゃないでしょうか(笑)。
 もちろんファンとしては、奇跡が起きてくれた方が嬉しいのですが。


 新しい監督を欧州から見つけてこいよ!と、ちょっと前までのジェフサポだったら声を大にしていえたところですが、最近はジェフも失敗ばかりですからあまり強くも言えません(笑)
 ジェフに限らず外国人監督を招聘して失敗している例は決して少なくないはずですし、それなりのリスクがあるはずです。
 活動期間の長いクラブチームなら失敗しても立て直す時間は十分あるかもしれませんけど、代表チームはそう簡単ではないでしょうし。
 最近だって「今から解任したってW杯までもう時間がない!」なんて声もありますし、ジーコ監督のときだってクラブチームと比べて試合数が少なかったからこそ(そして要所では結果を残してしまったからこそ)、最後までズルズルと言ってしまったんだと思います。
 それだけは避けたいところですからね。



 W杯本番ももちろん重要ですけど、W杯後の日本代表というのもしっかりと考えていかなければいけないはずです。
 そのためには監督選びと言うのは慎重にやってほしいところです。
 場合によってはアジア杯は代行監督で、と言うことも考えないといけないのかな?なんて思ったりもします。
 アジア杯予選免除は欲しいところではありますけど、基本的にはそこまで重要視する必要性もないんじゃないかと思いますし、単純に天皇杯直後に行われるわけで選手達の疲労などに関しても心配です。
 その後のコパ・アメリカに招待してもらえるなんて報道もありますし、そちらに重点を置くという考え方もアリなのではないでしょうか。



 個人的には今の日本代表のコンセプトというのは大きく間違っていなはずだと思っていますから、それを継続し、引き延ばせるような監督がベストではないかと思っています。
 そのためには、あの人か、あの人か…(笑)
 ともかく、将来の日本代表と日本サッカーのためにも次期日本代表監督選び、しっかりとやってほしいですね。