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来季のシート争いも佳境に

 F1・2011年シーズンのエントリーリストが発表になりました
 基本的に複数年の契約をしていても、結果が伴わなければバッサリと切られてしまうF1界。
 「契約はあってないようなもの」と良く言われていますが、今期は全体的に大きな変動はありませんでした。
 やはりシューマッハー世代が引退して(本人は復活してしまいましたが)、上位チームも若手選手が多い状況ですからあまり動きようがないのかなと。
 ということは、ステップアップを目指す小林可夢偉などにとっては厳しい状況でもあるわけですが、さてさて…。


 こんかいのエントリーリストでいまだ決まっていないのが、フォース・インディアトロ・ロッソの中堅チームに加え、HRTとヴァージンレーシング。
 4チーム8シートが空いているということになります。
 それに加えてルノーとウィリアムズが1台ずつ未決とのことでしたが、後日ウィリアムズはパストール・マルドナドとの契約を発表
 これで多額のベネズエラマネーを確保することになると言われています。
 また、ルノーは最終戦アロンソをさえた走りとスポンサーの関係でペトロフが残留濃厚と言われています。

 
 トロ・ロッソアブダビテストで好タイムを出したダニエル・リチャルドブエミに変わるのではないかと言われていましたが、サードドライバーに納まり金曜日の走行することが決まったため、これで現行体制で臨むことが決まったのかなと。
 シーズン後半、ブエミの評価が下がっていましたから、リチャルドを起用してプレッシャーを与えつつ、状況が悪くなれば交代も考えているのかもしれませんね。


 一番はっきりしていないのが、フォース・インディアでしょうか。
 ヒュルケンベルグの売り込みもあり、DTMチャンピオンのポール・ディ・レスタの噂も浮上し…。
 ディ・レスタはフォース・インディアにエンジンを供給しているメルセデスの秘蔵っ子であり、そのあたりのプッシュもあるのではないかと思われます。
 しかし、実力のあるスーティルも手放したくないだろうし、リウッツィも契約が残っていると言われているだけに、どうなるんでしょうね。



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